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2大巨大美女南海の大決戦、またはジャイアント弁当の逆襲
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●VSジャイアント北風弁当(4)●
【プール】
ジャイアント北風の追撃により、空っぽのプールに追い詰められてしまった
北風 貴子
、
伊賀 解理
、
八神 修
、
御剣 刀
らの生徒たち。
しかし執拗に風紀委員長を狙う巨大痛弁の攻撃を、駆け付けた
十条寺 達磨
が、ろっこんで防いでいた。
「貴子は俺が護る!」
シパパパパパパッ!
旋風で圧縮された空気が無数の鎌鼬となり、巨人の制服のソデ(=海苔製)を切り刻む! ぺろんと表皮の下からのぞくご飯粒、しかし巨大委員長はひるむことなく、なおその右腕を伸ばす。
(なら、鎌鼬を1点に集めて──)
スパンッッ!
コントロールされた鎌鼬が手首に集中、巨人の右手を切り落とした! 太巻きのように白いご飯粒の並ぶその断面を見て、
「やったぞ、どうだ!」
と快哉を上げる十条寺。ところが、【恋はタイフーン】のことを知らない
北風 貴子
は、
「ちょっと貴方、いつまで私の手を握っているの!」
それがろっこんの発動条件とも知らずに、十条寺の手を振りほどいてしまった!
「えっ、ちょっ貴子? 文句なら後で聞くから、今は俺と手を」
慌てる十条寺、しかし敵は手強いと見て取ったのか、今度はズルギュワーーンとその左胸のドリルをスピン回転させるGKB!
「うそぉん! アレはいくらなんでも、今の俺のろっこんじゃ防げねえっ」
「またアレが来るぞ、逃げろ!」
ろっこん【加速】を使って、その場を離脱しようとする
御剣 刀
、しかし彼が抱えて逃げられるのは、せいぜい1人。この場には4人もいるのだ。
(くっ、誰を連れて逃げる? 北風先輩を優先するべきか?)
しかも、彼のろっこんでも重さは無視できないため、他人の重量を運ぶ分、加速が遅くなるのはすでに経験済みだ。
(どうす──)
その判断の遅れが、致命的となった。
おっぱいミサイルLEFT、発射。
超速回転するドリルがスパイラルに大気を切り裂き、再び生徒たちを襲う! 隕石のように頭上から降ってくる、そのミサイルを見つめて思わず目をつぶる御剣、
(駄目だ……これは全員死ぬ!)
「ここは私に任せて!」
えっ?と目を開けた御剣が見たのは驚愕の光景、彼らの前に走り出た1人の女子生徒が、宙に両手を突き出し、ドリルの直撃を押し返しているではないか!
「き、霧切先輩?」
そう、2年学級委員の
霧切 翠子
だ! ろっこん【バジリカ】をドーム状に展開し、ドリルおにぎりの着弾をギリギリで防いだのである。
「私のろっこんは攻撃には向かない、でも──
みんなを守りたいと思う気持ちなら、誰にも負けない!」
回転する巨大なおにぎりは、明らかに非日常現象であるから、翠子のろっこんで侵入を拒むことができる。彼女を中心とした半径5mの空間は、異物が立ち入ることを許されない結界──
ピシイッ! しかしその結界に、亀裂が走った。
ドリル先端部と結界の接点から、ビシビシと空間がヒビ割れ、雷光のように閃くそのスパークが、ドーム内で驚く翠子の顔を照らし出す。
「パワーで負けてる!? 回転が速すぎるわ! 誰よこんなの作った人!」
悲鳴を上げ、なおも全力でドリルの回転を堪える翠子、
「「うわああああああああ!?」」
その彼女を中心にプールの底がすり鉢状に凹み、悲鳴を上げる
伊賀 解理
らの生徒たち。翠子の両腕にも重く疲労がのしかかり、
(だめ……意識が朦朧としてきた……)
翠子のろっこんは強力な分、副作用で使用者の体力を容赦なく奪う。口にくわえたカッターナイフを二の腕に突き立て、必死にその意識を保とうとする翠子、
ズガガガガガガッ!
だがその抵抗もむなしく、空間を砕いて結界内部に侵入してくるドリルの先端部!
「駄目えっ、みんな逃げて! これ以上は……保たない!」
視界の端で逃げていく生徒たちを確認しながら、しかし翠子だけは逃げるわけにはいかない。今精神の集中を切らせば皆が巻き込まれ、けれど逃げずともどの道、彼女の体力はあと僅かで尽きる。
(あっ、私……死ぬのかな)
結界をガラスのように突き破り、
スローモーションで目の前に迫るドリルの先端部、
翠子が死を覚悟した、その瞬間だった。
「──ろっこん、【分解】」
瞬時に崩壊してバラバラになるその巨大なミサイル、
「……えっ?」
地に降りそそぐ、その大量のご飯粒を見つめながら、呆然とする翠子。そのご飯の山の向こうに立っていたのはそう、
八神 修
である。ゆっくりと落ち着いた声で、
「有難う、霧切先輩──【バジリカ】で先輩がドリルの回転を減じてくれたおかげで、
俺もろっこんを使うことが出来た。【分解】は直接対象に触れないと、発動できないからな……」
その八神の右手から、ぽたぽたと落ちている鮮血を見て、翠子が悲鳴を上げる。
「ちょっと、怪我してるじゃないの!?」
「ああ……擦過傷だからな。見た目ほど酷くはない。大丈夫だ」
そう言いながらも、八神の顔は蒼白である。いくらスピードが落ちていたとは言え、ドリルの回転に直接手を触れて、能力を発動させたのである。痛みで悲鳴を上げなかったのが不思議なくらいだ……凄まじい集中力と言えるだろう。
「だが……あの巨大物質を弁当に戻すのは、もう無理かもしれないな」
脂汗の滲む瞳で、目の前の巨人を見上げる八神。この負傷を抱えて、あの本体を分解できるほどの集中力を発揮するのは、流石にもう難しいだろう。
八神修──右手と引き換えに、ジャイアント北風の主武装の1つを破壊。
これで相手のミサイルは2発とも撃ち尽くされた。しかし巨大委員長本体の方は、なお健在である……だが、その時だった。
「ぐっ……まだ、新手がいると言うのか」
グラウンドから現れた巨大な影を見て、さしもの八神もうめく。フェンスを踏み倒し、新たに参戦する7体目の巨人──、ジャイアント雨崎弁当の登場である。
【旧市街・西野町とうふ店】
さて、ここで場面を変えて、昨日のこと。ここは参道商店街にある、お豆腐屋さんだ。
店の手伝いをしながらも、
西野町 かなえ
は上の空だった。
「こーたろーくん、明日のお昼、
購買のパンやって言っとったなぁ……」
こーたろーくんとは、
雨崎 荒太郎
のこと。先月の創立記念日に開催されたお祭りでも、
露店をいっしょに手伝ってもらった
仲だ。あの時のちょっとしたハプニングを思い出し、今さらながらに顔を赤らめるかなえ。
「せや! うちがお弁当作って、持ってってあげたら喜んでくれるかな。
それとも困るやろか……。ううん、悩む前に行動やっておかんも言ってた!
思い切って作って行ってみるでー!」
それから夜遅くまで自室で一生懸命内容を考えて、
「そや、せっかく作るんやったら最近はやっとるおまじないやってみよう!
……こ、恋が叶うってどうなるんやろか(どきどき)」
と彼そっくりのキャラ弁を作ることに決めたのだった。
「こーたろーくんのフワフワの癖っ毛には、ひじきがピッタリやね。
顔はハムと海苔、桜でんぶにゆで卵の白身を使って描いて……
肌はおから、醤油で色付けしたおからでベスト部分も作って……
そんで通学カバンは、高野豆腐の煮物や!
細長く切った人参の煮物で、紐の部分をこさえれば……うん、いけるんちゃう?
よーし! 明日の朝は豆腐作りの手伝い休んで、頑張ってお弁当つくるで!」
【南校舎1F・1年3組の教室】
明けて、事件当日の朝。
「今日のお昼は購買のパン……でもバイト代もそろそろピンチだしなー。
うん、食べ盛りとはいえ、1食ぐらい我慢しようそうしよう」
そんなふうにションボリしていた
雨崎 荒太郎
の前に、彼女が現れたのである。
「あんな、こーたろーくん(もじ……) これ、お弁当作ってきたんやけど……」
「おお……お弁当!!?」
驚く雨崎の胸に、その包みを押し付けて
西野町 かなえ
は、
「よかったらお昼休みいっしょにたべよ?」
でも、そこまで言うのが精一杯で。
「こんなやさしくされたの初めてーっ。ありがと///
Σ って、とうふちゃん待ってー?」
そんな雨崎の返事も聞かずに、自分の教室まで走って帰ってしまったのである。
(だっ……だって、はずかしいやん!!
突然あんなことして、変に思われへんかったやろか……)
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担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
恋愛
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月20日
参加申し込みの期限
2013年12月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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