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【七夕】飛べ、天の川! ラブラブ♪ランデブー!
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【あべこべ、さかさま、ぐるぐる】
魂行が見つかったことで集まっていたメンバーと散り散りになってしまった大所帯グループの友人たち。
やむなくそのまま、個々のグループに分かれて祭りを楽しむことになった。
そのグループの1つ、
天満 七星
と
夢宮 瑠奈
には
共通点
があった。
「同じ夢を見るなんて不思議だねぇ」
「本当に。これも神魂の影響なのでしょうか?」
2人は同じ日に同じ夢を見て、その夢の中で会話をしていたというのだ。
「あの日から、夢宮様とこうやって親しくさせていただいたのですね。まるで最初から親友だったかのように」
「新しいものが好きな私と、旧いものを好む七星ちゃん。正反対なのに、すぐ意気投合しちゃうからびっくり」
浴衣姿の美少女2人が微笑み合えば、周囲の男どもは一瞬で目を奪われてしまう。
実際、夢宮は某アイドルグループに加入したばかりの新人アイドルでもある。
知名度は……、これから頑張る、ということで。
「考え方も真逆だよねぇ……」
夢宮は言葉を濁すと、急に表情を曇らせた。
「あたしね、悩みがあるの」
天満の顔を彼女はチラリと覗く。
「ののちゃん(
野々 ののこ
)に近付くことの是非について」
「神魂絡みのお悩みですね」
天満は当然のように、その悩みを聞くべく耳を傾けた。
その姿勢からして真逆だ、と夢宮は思い知ってしまうのだが。
「あたしたち――もれいびがいくら頑張って、この世の中の歪みを解決しても、その努力は絶対に届かない。頑張った過程なんて関係なくて、結果の『フツウ』のみが、ののちゃんの前に現れるだけ」
これまで、幾度となくテオによって『フツウ』を死守してきたもれいびたち(ひとも紛れてはいたが)。
だがしかし、その頑張った過程は尊重されず、守りきった『フツウ』だけが落神の前に享受される。
故に、1人のもれいびがどんなに神様のことを慕おうが、その努力や思いを伝えたら『フツウ』が壊れてしまうわけで。
夢宮の胸中の想いは、今、行き場を失ってぐるぐると渦巻いているのだった。
「だから、
あたしの想いは、だいすきなあの子には絶対に届かない……
」
懺悔するかのような彼女の言葉は、天満の記憶の1つを呼び覚ます。
「……私は、この世界の異変を知ってから、ずっと適応努力を続けています。だけれど、なかなか変わるものでもなくて。極端なことをして変えようとしたりしましたわ」
苦笑いをする天満はなおも続ける。
「神魂の影響で、
理想の男性が現れてデートをした
ことがあります。その時、恋をすればキスをすれば、魔法は効力を失うものと思いました」
「それでどうなったの?」
夢宮が尋ねれば、今度は天満の表情が陰りだす。
「結果は、私の心に傷を付けただけでしたが……」
あの日流した涙は、本物だったから。
「私にとってのフツウは、神魂に気づく前の平和なセカイ。そう気が付いたのです」
「七星ちゃん、じゃ、今はフツウじゃないってことだよ? いいの?」
「夢宮様。旧き事との決別。新しき事の受け入れ。必ずどんな世界でも起きうる必然、運命なのです。……私だって本当は分かっているんです」
「七星ちゃん……」
彼女たちの問答は、ここでぷつりと途絶える。
気が付けば、目の前には噂の竹。
2人は自然と短冊に手を伸ばして願いを書き始めた。
『全てから零れ落ちたあたしだけど、皆を愛する心をなくしませんように 瑠奈』
『神魂にまつわる超自然現象と仲良くなれますように 天満七星』
夢宮が短冊を飾れば、迷いなく体が天へ吸い込まれていく。
(ああ、そっか。分かってた)
天に真っ直ぐ伸びていく夢宮は確信する。
「これは私の一貫した想いで、敵なんか本当はどこにもいなくて。それはののちゃんの【願い】を守る理由で、本当は悩む必要もなかったんだ……!」
「夢宮様……!」
天満が後を追って飛んできた。
「答えが、出たようですね」
「ううん、まだだよ、七星ちゃん」
夢宮は首を振る。
そして、ゆっくりと天満に問うた。
「もし……、自分の手で、未来を壊せるなら、どうする?」
その疑問はひどく悪魔めいて、因果律を打ち壊す神への冒涜ともいえる所業で――。
世界を作り変える力があったら、どうする?
天満は一拍置いて考えざるを得ない。
「あたしはね」
夢宮は真剣な顔付きで言った。
「今を受け入れて、未来も信じたい。だから壊したりなんかしない。あたしは、もう立ち止まらない。振り返らない。だってあたしは、皆を幸せににする、未来のアイドルだから」
「それが夢宮様の答えなのですね」
天満は軽く笑みを湛えつつ、自分の考えを述べた。
「未来を壊すことによって世界を取り戻せるのなら。私はきっと壊すでしょう」
その口調は冗談ではなく、確固たる決意に溢れるものであった。
「……それでも、本当はこの星の海に溺れていたいと思います。私は、ここを守れるものなら、守りたい」
考え方は正反対。方法も真逆。
本来であれば反りが合わないと思われる2人。
だが、彼女たちはお互い気持ちを1つに重ねる。
「私も夢宮様も『ナニカ』を探していることに代わりは無さそうです」
「そうだね、根っこは同じだと思う」
クスッと少女たちは笑みを零す。
「今を生きる『瑠奈さん』は、ここを守りたいのですわね。その気持ちは、私も同じですわ」
「あたしは全部信じるよ、『ななちゃん』」
2人は声を揃えた。
「「フツウを、死守しよう!!」」
天満 七星
と
夢宮 瑠奈
:自己を知り、逆さまのあなたと、繋がり合う
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
112人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月25日
参加申し込みの期限
2014年02月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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