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【七夕】飛べ、天の川! ラブラブ♪ランデブー!
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【純白の恋心、甘酸っぱい想い】
葛城 璃人
と
高尾 日菜
は仲良く七夕デートと洒落込んでいた。
2人の浴衣姿は一際目立っている。
何故なら……?
彼(女)らが身に纏っている浴衣は、
ネットゲーム【キャットアイランド】
内に存在する店舗
Lechat
で実際に売られている浴衣をリアルサイズに再現したものだからだ。
仕立てたのは葛城。
彼(どう見ても“彼女”だが、いっぱしの男子である)は、将来、自分の服飾店を持つことが夢だ。
葛城はその夢の第一歩として、キャットアイランドでの服のデザインを手掛けている。
ちなみにそのデザインをCGに落としているのが高尾である。
2人3脚で着実に膨らませてきた夢のカタチが、今日、遂に現実世界でお披露目となったのだ。
「日菜さんと考えて作った衣装の、リアルでの記念すべき1作目となりましたですっ。ネットゲームのキャットアイランド内のお店で売ってますから、気にいったのならお店に来てくださると嬉しいのです♪」
葛城、ここぞとばかりに宣伝を欠かさない。
高尾も「りぃちゃんと一緒に考えた、Lechat新作の浴衣です!」と声を揃える。
「宣伝もこれくらいにして……、いきましょう、日菜さん!」
「うん! 展望台行こうよ、りぃちゃん!」
2人は仲睦まじく手を繋ぎながらロープウェイに乗り込んだ。
竹飾りの前までやってくると、すぐに短冊へ願いを書き始める葛城と高尾。
「書けたのですっ」
「私も書けたよ」
2人は一緒に短冊を吊るした。
『夢が叶った時に大切な人と一緒にいれますように 璃人』
『璃人くんの願い事が叶いますように (そしてその隣に小さく)願い事が叶った璃人くんの隣に、私がいますように 日菜』
高尾の頬がじんわり熱を帯びる。
(ちょっと恥ずかしい気もするけれど、心からの願いだもの)
「日菜さん? りぃたち、空飛んでますっ!」
葛城のはしゃぐ声で高尾も自身の異変に気が付いた。
だが、別段取り乱すようなことはない。
「うん、きっと神魂の影響だね」
「いつものことなのですっ」
2人は空を飛べたことを幸いとばかりに、そのまま星空を漂い続ける。
「なんだかロマンチックです……」
「天の川、とっても綺麗……」
眼前に瞬く広大な星の海に、2人はただただ感動するばかり。
(年に一回だけ会うことを許された織姫と彦星が、私たちを見守ってくれてたらいいな……)
高尾がそっと葛城の横顔を見る。
すると、ちょうど葛城も高尾の顔を横目で見ているところだった。
交差する互いの視線。
微笑む2人。
高尾は思い切って、気になってたことを葛城に聞いてみた。
「りぃちゃんは、どんなお願い事したの?」
この問いに、恥ずかしそうに葛城は答えた。
「(流石に本当の事を言ったら恥ずかしいですしっ)……Lechatを、現実世界でオープンさせたいのです。りぃは、自分の服飾店を開くのが夢なのです」
「それって、とっても素敵……!」
高尾は天の川に負けないくらいに目を輝かせて笑った。
(だって、りぃちゃんの洋服って、売ってたら思わず買っちゃうような、乙女の夢を詰め込んだ洋服だもの!)
高尾の反応に、照れ臭そうに微笑む葛城。
「りぃはお洋服を作るのは大好きですし、日菜さんと作り上げたお店をもっと身近に……といいますかっ。ネットの中だけじゃあもったいないですし、現実で形にしたいなって……。えへへ、なんだかこういうこと語るのって照れくさいですね……。今は、実際に店舗を持つことは出来ませんけれど……」
そこまで言うと、笑顔は苦笑へ変わってしまう。
一介の高校生が店舗資金を用意するのも容易ではない。
葛城はちゃんと現実を見ていた。
だからこそ、その浮かない顔を見た高尾の胸は苦しくなっていた。
(私に、何かお手伝いできないかなぁ。――そうだ!)
高尾の脳裏に「これだ」というインスピレーションが浮かび上がった。
「ねぇ、りぃちゃん! お店を出すのはまだ無理かもしれないけど、WEB上での通販なら今でもできるんじゃないかな!?」
「え、WEB通販?」
葛城は目をパチクリさせて首を傾げた。
だが高尾の熱意は止まらない。
「りぃちゃんがデザインして仕立てた洋服を、私が作ったサイトに画像をアップするの! 今までやって来たLechatと同じだよ!!」
高尾は今まで通り、技術面のサポートに回ることにした。
ただ、今回は現実世界での話だ。
(りぃちゃんの技術なら充分売り物にできると思うし。……販売サイト作ったりとかなら、私でもサポート出来るかなって思うから……)
この説明に、葛城は目を見開きながら高尾の手を取った。
「日菜さん……!! それなら、それなら出来そうなのです……! わわわっ、りぃだけじゃ思いつきませんでしたっ! 通販サイトを作ろうにも、りぃには出来っこないし、すごいのです……っ!」
高尾の熱意が葛城に伝わり、彼の持つ夢の熱量に燃え広がる。
その熱は高揚感となり、葛城の心を震わせる。
「やりましょう! 日菜さんっ、お手伝いして……ううん! 一緒に、やってくれますかっ?」
一緒に、という部分を強調する葛城。
これに高尾はこくこくと何度も頷いてみせた。
「もちろん! 私でよければ、喜んで……!」
実は高尾、少し不安があった。
(璃人くんは、私のままでいいって言ってくれたけど。隣にいてもいい理由を探しちゃうのは、私の悪い癖だなぁ……)
こうして2人でいられるのは、自身が何かにつけて理由を付けているからだと彼女は思い込んでいた。
だから、一緒に――つまり葛城が高尾をパートナーとして選んだ事に、とても重大な意味があるのだ。
そのことが、高尾にとって何よりも喜ぶべきことなのだから。
葛城は高尾の手を取り、笑顔で空の果てまで連れて行く。
「行きましょ、日菜さん!」
「うん! これからも一緒に行こうね!」
高尾も満面の笑みを返した。
(お願い事、叶った……のかな。私、今すごく幸せ、だなぁ)
葛城 璃人
:夢実現に大きく前進、恋も大きく前進
高尾 日菜
:彼に選ばれた喜びを胸に、一緒に夢を形作っていく
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
112人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月25日
参加申し込みの期限
2014年02月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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