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オウガフェス in SUMMER
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夏朝は大きな問題に直面していた。
女の子としては口に出しづらいが、女子にも生理現象はある。つまり、トイレに行きたくなってしまったのだ。
じゃあ行けばいいじゃん、と言いたいところだが、そうは問屋がおろさない。ルール上、トイレに隠れてはいけない。建物に鍵をかけるのもだめである。
――ドアを閉めたら隠れる扱いになるかもだし……こ、これどうしたら用を足せるの!?
とは言え、膀胱を爆破させるのも忍びないし、こんなところで排泄するのも女子としては如何なものかと。
夏朝は仕方なくトイレのドアを閉めず、入口の半分を布で隠して、個室に入った。
――3分以内に出れば大丈夫だよね……。
そのルールがどこから出てきたのかは不明だが、人は後ろめたいことをしていると、ここまでは大丈夫! と自分のルールに頼りがちになるものである。
――他の人に見られませんように……。
とその時、願い虚しくトイレの入口にガッと誰かの手がかかり、彼女は「ひっ!」と声を上げてしまった。
あらわれたのはといき。青というより白に近い顔色で、よろよろと中に入ってきた。
「……や、やられたにゃ。完全に白い悪魔にやられた……にゃ……」
そう言いながら、バタンと床に突っ伏した。外には倒れた英二の姿も見える。
「な、なに……? 何かの事件……?」
夏朝は困惑した。
とそこに、とことことやってきたのは彩葉。
倒れた英二を見つけると、「わっ! こんなところに! ラッキー!」とご機嫌でタッチ。
「……って大丈夫?」
小首を傾げながらも、女子トイレの入口辺りに倒れているといきも見付け、こっちにもタッチ。まずい……と夏朝は思ったが、パンツを下ろしたこの状態ではなんとも出来ない。
「あ……」
夏朝と目が合った彩葉は気まずそうに顔を赤らめた。
「つ、捕まえるのは後にするから、ど、ドア閉めなよ」
「あ、ありがとう……」
顔から火を吹きそうになりながら、夏朝はドアを閉め、そしてガツンとドアに頭を叩き付けた。
――し、死にたい……。
【佐藤英二 確保 記録32分55秒】
【青物といき 確保 記録33分12秒】
【恵御納夏朝 確保 記録35分40秒】
「なんか全然鬼の人に会わないねー、ジョニー」
「わんわん!」
メイソンは公園のお散歩コースを小走りに走っていた。
今のところ、鬼に追いかけられることもなく、平穏そのものだった。
「このまま最後まで逃げ切れるかなぁ……」
と思っていた矢先、ひゅんと何かが目の前を飛んでいった。
次の瞬間、きゃあ! と声があがった。
見ればそこにいるのは咲。その胸にはべっとりとオレンジ色の蛍光塗料が血の染みのように広がっていた。
はっとして反対側を見ると、そこに立っていたのは、奇しくも同じ名前の冴来。マーカー銃を構え、咲にペイント弾をばらまいている。
「普通に鬼ごっこなんていまいちパッとしない。悪戯をして逃げる方が楽しいわ。そう、あの時みたいに、ね」
「ちょ、ちょっと何よこれ! やめなさい!」
「あら、蛍光オレンジがよくお似合いよ、鬼さん。ほら、今のうちよ、巴」
彼女の視線の先には、バットを担いだ巴。
「悪いね、助かったよ」
どうやら追われていた彼女を、冴来が助けてあげたようだ。
「どういたしまして。でもその代わり、優勝したらパーティを開いてね、約束よ」
「盛大にやるとするかね」
親指を立てて、巴は走り去った。
「……な、なにが起こってるんだ」
ポカンとメイソンが立ち尽くしていると、冴来が「ん?」と彼に気付いた。
それから足元のジョニーを見つめ、
「あら……? 犬? 犬は大好き。かわいいもの」
「え?」
「ねぇ一緒に遊びましょうよ」
「な、何の話?」
「ただ逃げるだけなんてつまらないと思わない? 私と鬼に悪戯をして、そうして一緒に逃げましょう♪」
そう言って、もう一丁の銃をメイソンに放り投げた。
「こんなもの渡されても……」
「いい加減にしなさいっ!」
ドッカーン! と怒りが爆発し、咲はなりふり構わず突っ込んできた。
「ま、まずい……。ジョニー、ほら、行ってこい。あの子に可愛がってもらえるぞ」
「わんっ!」
手綱を放されたジョニーは、元気に咲のまわりを駆け回った。
「え? な、なに?」
「わんわん」
「そんな目で見ても私は忙しいの……」
しかし、無視するにはあまりにも彼は愛くるしかった。
「う……ちょっとだけなでるぐらいなら……」
よし、とメイソンは頷き、冴来の手をとった。
「行こう!」
「……あ、ちょっと」
「……はぁはぁ……ここまで来れば……」
肩で息をしながら、メイソンは立ち止まった。
「だ、大丈……」
冴来に声をかけようとしたところ、彼女はぺしんと額を小突いた。
「せっかく遊んでいたのに、何もしないで逃げるなんて」
「でもあのままじゃ捕まっていたよ」
「捕まるぐらいなによ。悪戯のほうが優先でしょう」
「……そういうゲームじゃないと思うんだけど……」
どうやらちょっと……いや、かなり風変わりな子のようだ、とメイソンは思った。
「僕はメイソン。君は?」
「冴来、花風冴来よ」
「そうか、よろしくね」
近くでザッザッと草を踏み分ける音がした。
メイソンは息を飲んだ。マーカー銃で迎え撃とうとする冴来をとどめ、木陰に引っぱり込む。
「何するの……むぐっ」
「しっ、静かに」
彼女の口を押さえ、華奢な身体を抱きしめ……ん、抱きしめ……?
――出会ったばかりの女の子に僕は一体何を……!?
たまさかの幸せな状態にドキドキしつつも、それ以上に慌てふためくメイソン。
「あ、こ、これはその……いででででっ!」
「メイソンさんはこういう悪戯は得意なのね、ふぅん」
彼女はぎゅうっと彼の手をつねった。
「わざとじゃないんだ。これは不可抗……いだだだだだっ!!」
「見つけたわよ!!」
咲が目の前に飛び出してきた。
「わわっ!!」
驚いたメイソンは体勢を崩し、
「きゃあああ!!」
2人を押し倒すかたちで倒れ込んだ。
その途端、彼の顔にぽゆんと柔らかな感触が走る。
はっとして目を見開く。すると目の前には、豊かな丘陵が。咲の大きな胸に顔を埋めている。
そして、右手には何やらほのかな弾力……。
「こ、これは……」
揉んでみると、もにゅもにゅと反応が返ってきた。
「ん……」
そして艶のある声も。
おそるおそる見ると、手はちょうど冴来の胸の辺りに。
なんともうらやまけしからんヤツである。
「……ぷはっ! ち、違うんだ! こ、これは……!」
「何が……」
「違うのよ!!」
「ぐはぁ!!!」
【
メイソン・ブリッジス
確保 記録36分41秒】
【花風冴来 確保 記録36分41秒】
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
スポーツ
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月15日
参加申し込みの期限
2013年12月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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