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これはパンダですか? いいえ、ドラゴンです。
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【まだ続きますか? ええ、とくとご覧下さい】
やられっぱなしのパンドラ、遂にここで攻勢に出る。
視界に入ったエヴァ、
桜庭 円
、
尾鎌 蛇那伊
の3人へ接近すると身体の捻りを効かして尻尾をぶん回した。
尻尾ビンタの空を切る音が竹林に響く!
「四の五の言ってられないわ! これでも喰らいなさい!」
エヴァは巻き込み御免とパンドラを睨み付け、『五里霧中』と書かれた扇子を開いて振り下ろした。
すると彼女のろっこん『タービュランス』で突風が発生!
パンドラが風に煽られバランスを崩す!
そのまま後方へ吹っ飛んだ!
だがこの吹き飛んだ先が桜庭の目の前。
風に煽られた尻尾が無常にも桜庭の右肩に激突!
尻尾の範囲外にいたはずの桜庭だったが、風に煽らたパンドラが目の前にきたり尻尾にぶつかるなどツキが回っていない。
「痛ッ! もう、ツイてないなぁー。やっぱり安全圏にいたから、ボクのろっこんが発動しなかったのかな?」
桜庭のろっこん『ブレイブハート』は、自信を危険な状況に晒すことで運を上昇させる常時発動型のろっこんである。
だが、今回彼女はなるべくパンドラから距離を取って牽制していたため危険度は大幅に下がり、ろっこんを発動させることができなかったのだ。
慌てて再度距離を取る桜庭。
パンドラの尻尾ビンタの第二波がやってきたからだ。
今度はろっこんの効果かギリギリで回避成功!
一方、尾鎌は全ての尻尾ビンタを後の先で読み取り回避。
吹き飛ばされたパンドラを追い掛け、パンドラの正面に立つ。
一点を見ずに視界全体を見る視点を持ち、五感を活性化、パンドラの僅かな予備動作や微かな音、微細な空気の変化を読み取り、パンドラの次の動きを瞬時に予測する。
そして今回の尾鎌は本気モードだ。
彼の行う独特な呼吸法は練気法と呼ばれるもので、呼吸により気功エネルギーを生成・蓄積・循環させることで、身体能力の向上や打撃攻撃の爆発的火力を発揮することができる。
カウンター主体の尾鎌の拳法は、パンドラの攻撃を攻撃で潰すためにはうってつけの存在である。
「普通に竹刈りのバイトのはずなのにとんだ大怪獣決戦ね。いいわ、きっちり倒してあげる」
尻尾ビンタでふらつきながら拳を繰り出すパンドラに、呼吸を合わせた尾鎌の拳が唸りを上げる!!
「カウンター、もらったわ!」
尾鎌が確信したまさに次の瞬間!
じゅるじゅるじゅる……ごっくん!!
パンドラが何かを飲み込む音が聞こえた。
気が付けば尾鎌の姿がない。
え、まさか?
<
尾鎌 蛇那伊
、パンドラに丸飲みされる>
尾鎌の攻撃は相手の動きに対応するもので、裏を返せばあまり尾鎌自身が動くことはない。
更に飲み込みにはカウンター出来そうにない為、そのままごっくんされるのが道理といえよう。
「う、うわああ!? またひとり食べられたぞ!!」
渚砂、もはや涙目。助けたい、庇いたいという気持ちだけが空回りしてしまう。
この光景を見た桜庭が、小山内に笑顔を向けた。
「海ちゃん! ボク、いい作戦があるんだ! 協力してほしいな!」
桜庭はバッグの中からスケートボードと死ぬほど辛いといわれる調味料デスソースを取り出した。
『まどかちゃん なんでそんなものを??』
『ばいとに かんけいないよね?』
小山内の頭上に?マークが浮かび上がる。
「えへへー、スケボはバイトが終わったら遊ぶ用で、デスソースはお昼の時に刀くんへの悪戯用だよ!」
「桜庭、俺を殺す気なんだなそうなんだな!?」
脇でパンドラとどう対峙すべきか思案していた
御剣 刀
の顔が青ざめた。
桜庭は御剣に向けて舌を出しながらウィンクした
「てへぺろ☆ 大丈夫だって! 死ぬほど辛いだけで、本当に死ぬわけなじゃないし! あ、辛(から)いと辛(つら)いって、字が一緒だよね」
「うん、まずはそれを振りかけること自体が余程の事だというのを、桜庭は身をもって理解するべきだと思うんだ……」
相棒は相変わらず通常運転の言動であると、御剣は遠くを眺めて諦めた。
「海ちゃんにはデスソースをあげるー。隙を見て蓋の開いたデスソースをろっこんで射出してね? んで、ボクはスケボを使って海ちゃんのろっこんで空を飛ぶ!!」
桜庭は小山内のろっこん『アクセラレイトライン』で描いた軌跡上にスケボを乗せ、そのまま加速・射出して飛び出ようというのだ。
「へーきへーき! ボクには寝子島書房、湯出教授の、『初めての物理学・寝子島裏理論編』で考えた技があるから!」
寝子島書房の実践読者である桜庭は、根拠不明な自信に満ち溢れている!!
雨寺 凛
は2人目の犠牲者が出たことに強い後悔の念を抱く。
彼女は戦闘開始から、ろっこん『虚偽声楽(フェイク・ショウ)』で打ち上げ花火の音を口から発生させて気を引こうとしていた。
少しでも囮になれればと思いとった行動だが、結果は全く効果なし。その上、尾鎌が飲まれたのでは作戦は大失敗だ。
「もーなんなのあの生き物!? パンダっぽいけど可愛くないし人間飲み込むし怖いよー!」
左耳を触ってろっこんを解除させると、雨寺は凹んで弱音を吐いてしまう。
「ううん、まだ諦めちゃダメだよね! 私は囮になってみんなを助けるよー!」
花火がダメならと、雨寺は右耳を触ってろっこん発動!
それと同時にパンドラが雨寺を初めて視界に捉えた。
(よーし、勝負だよ!)
雨寺は腹の底から文字通り叫んだ!!
『ガアァオオオォォォー!!!』
その咆哮は百獣の王ライオンのそれ!!
ライオンの声なら流石に怯むと考えた彼女のとっておきだ。
これを聞いたパンドラはというと??
「GAOOOOOOOOOOOOO!!!!!!」
何故か逆ギレしだしたのだった。
(う、嘘? むしろ逆効果ー!?)
突進してくるパンドラに狼狽える雨寺!
「危ないー!」
「下がりなさい!」
見兼ねた渚砂が、エヴァが、ろっこんを使って雨寺のガードに入る!
いつもの雨寺ならば、ここで大人しく守られていた。
だが彼女もまた、八神のように勇気をちょっと出そうと決めていたのだ!
だから、後ろに下がるのではなく、雨寺は前へ飛び込んだ!!
「なんで!?」
「下がりなさいって言ってるじゃない!」
2人は唐突な彼女の行動が理解出来ない。
(本当は遠距離攻撃で使うつもりだったけど……、奥の手、行くよ!!)
雨寺はパンドラの攻撃を掻い潜り、パンダ面の耳元へ顔を近付ける。
そこでろっこんを今持てる最大出力でぶっぱなした!!
『ギュインギュイイィィィーンッ!!!』
エレキギターの大爆音が竹林の空気をビリビリ震わした!!!
これには参加者、思わず耳を塞いでしまう。
悲惨なのはゼロ距離で聞いてしまったパンドラだ。
鼓膜から直接脳を揺らされ、白目を剥いて目を回してしまっているのも無理はない!
平衡感覚も乱れているのか、その足取りも千鳥足になっている。
これを好機と見た雨寺は左耳を触ってろっこん解除後、持っていた鉈でパンドラの左足にその刃を喰い込ませた!!
当たり所が良かったのか、その一撃は骨まで達した感触を得る。
しかし、今度はパンドラの傷口から滲み出る血を見た雨寺が卒倒してしまう。
「血は、血は駄目なんだよぉ~!」
「しっかりして、凛ちゃん! ほら、私の肩に掴まって!」
北原 みゆき
が足元が覚束無い雨寺を前線から引きずり下ろした。
そこへ怒り心頭の神無月がやってきて、雨寺を見下す。
「あなたですか、あんな大音量を発生させていたのは? いくら山中とはいえ伐採作業の妨げです。いいですか? あなたのやってることは……」
血を見てぐったりしている雨寺のことなどお構いなしに口頭注意という名の説教を開始しようとする神無月に対し、北原はその間に割って入った。
「えっと、ごめんなさい……。うるさかったよね? でも、凛ちゃん、今、具合悪いみたいなの……。お説教は、ちょっと時間をおいてからにしてもらえないかな……?」
雨寺に代わって頭を下げる北原に、眉をひそめつつこれ以上詰めることを神無月は止めた。
「随分と大掛かりな怪獣……。ギミックが凝っているのでしょうね」
「え、あ、うん! すごくリアルですぅ!!」
パンドラを眺める神無月の話に、北原は咄嗟に合わせる。
「映画村がありますし制作と持ち込みは容易だったのでしょう。撮影に熱が入って派手にやりたいのは分かりますが、バイトの邪魔です。貴方たちは伐採のバイトに来たのではないのですか? 説明に不備があったようですが、それでも本筋を見失ってもらっては困ります」
神無月の抑揚のない厳とした口調は、普段の言葉さえも北原にとっては攻撃的な口調だと感じてしまう。
「……お芝居に、興味、あるの?」
刺すような空気に耐え切れなくなった北原は、話題を切り替えようと必死だ。
「なんか、凄く真剣に撮影風景(※実際はガチ戦闘だが)を眺めてたから……」
「夢は女優になることですから。今も色々なオーディションを受けたりしてます。ですので、こういった撮影現場は興味深いです」
相変わらず凍りついた表情のまま受け答えをする神無月である。
「凄い……! ……とても私には真似できないですぅ」
「そこまでです。これ上無駄話に時間を割いて不真面目に見られては、日当をいただけなくなってしまいます。そうなっては困りますので、私はバイトの続きをします。これ以上邪魔をしないでいただきたいです。邪魔になるなら、何度でもお説教をしますから。では」
キッと北原と横になる雨寺を睨み付けると、再び霧の向こうへ神無月の姿は消えていった。
「はぁ……。なんか凄い人だったなぁ……」
北原が呆然としているのも数秒、意識をパンドラへ切り替える。
「タルトちゃん、協力してほしいことがあるの」
北原は友人の
響 タルト
に真剣な表情で声を掛けた。
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グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月08日
参加申し込みの期限
2013年12月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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