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【七夕】ポニーテールとSUMO
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土俵の側には川があり、川を下ると笹林。
後木 真央
らを救出した後、
シグレ・ナイトウォーカー
と
緋紅朱 赫乃
はふたりで散策をしていた。
もともとデートで祭りに訪れていたふたり。互いに相撲に興味などなく、人前でいちゃつく気もさらさらなかった。
その為散策することを選んだが、思って以上に赫乃はこの空間を気に入った。
笹林の中は日を遮っているためかひんやりと涼しげ。
細い葉を掻い潜って薄っすらと降り注ぐ光も、水面を漂うようで心地よかった。
赫乃はそっと笹に触れる。
水を弾くように、赫乃の体温を弾く笹の葉。
笹が生きていることを赫乃は実感した。
「赫乃」
夢中で眺めているとシグレに声をかけられる。
「シグレさん、」
ただ名前を呼ばれただけなのに、頬がぽおっと熱くなる。
シグレはそっと赫乃の手を取って、紳士のように手の甲に唇を落とした。
心臓が跳ねる。
それに気づかれるのが恥ずかしくて、赫乃がシグレから視線を逸らすと、涼しい風が吹いてきた。
赫乃は思わず風の方に引き寄せられるように歩いて行く。
慣れない下駄を履いている赫乃のことをシグレが支えながら。
「わぁ……」
と、笹がまばらになり、まばゆい光が差し込み、少し開けた空間に出た。
白と緑の光の空間。
その光を弾くのは止まることのない水。川だ。
そこにはこの世界に着いたときに見た川が流れており、ちょっとした秘密基地のようになっていた。
「綺麗な、川」
赫乃は思わずため息をつく。シグレもまた同じようだった。
「……あ、」
赫乃は少し引き返して笹の葉を一枚ちぎる。
「どうしたんだ?」
シグレが不思議そうに尋ねるので、
「ささ舟、って、知ってる?」
と聞き返す。
「いや、初めて見るな」
「えっと、ね」
見たことはないというシグレの為に、赫乃は丁寧に折ってみせた。
上部分を手前に折って、折った部分に二箇所切込みを入れる。
その片端を反対側に織り込んで、上部は完成。下部も同じように折り込めば、風流な小舟の完成だ。
「ほぅ……上手いな」
シグレはスッと目を細め、赫乃はそっと船を川に浮かべた。
ふわふわと船は進んでいく。
「これは、シグレさんの分。次は、」
そう言って赫乃はもう一枚笹の葉をちぎった。
するとその時一枚の短冊が目に入る。
「あ……」
せっかくちぎった葉が、赫乃の手をするりと離れる。
「赫乃?」
「み、見ちゃダメ」
赫乃は慌てて短冊に手を伸ばすが、後ろからシグレの手が伸びて、それを奪い取ってしまった。
あまりの恥ずかしさに赫乃は両手で顔を覆う。
「見ないで……」
どうにか声を絞り出すが、シグレの返事はない。
そして暫くして「これ、赫乃が?」という声が聞こえた。
見られてしまった。
「う、」
黙秘権を貫こうにも、
「そうなのか?」
赫乃の恋人はそれを許してはくれないらしい。
「……うん」
「そうか」
シグレが、背後から赫乃に抱きつくように覆いかぶさってそっと短冊を笹に戻した。
そのままギュッと赫乃に抱きついたまま、シグレは「なぁ、赫乃?」と耳元でささやく。
ざわつく赫乃の背筋。
それに気がついたのか気がつかないのか、シグレはスッと声を低くして、続けた。
「そういえば赫乃はいつも髪を下しているが、いまみたいなポニーテールも良く似合うな」
ちゅ。
赫乃の燃えるような髪に音を立てて口吻するシグレ。
髪の毛にされただけだというのに、赫乃の体の奥がキュッと反応する。
「ぁ!」
それから赫乃の真っ白なうなじを、シグレの息が撫でた。
先程よりも強い刺激に赫乃は身をよじった。
「シ、グレさん……」
「やはり赫乃は薔薇が似合うな。
俺が選んだ浴衣も凄く似合ってる」
赤い薔薇柄のロリータ風の浴衣を褒めるのに合わせて、シグレは赫乃の瑞々しい太ももに手を這わせた。
「……恥ずかしがらなくて、いい」
こくんと赫乃は頷く。
「似合ってるかな……?」
「パーフェクトだ」
首をひねり、赫乃からシグレに口吻した。
『シグレさん、と、……ずっと、一緒に、いられます、ように』
その願いを叶えてくれるように、シグレは赫乃に答えた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
50人
参加キャラクター数
36人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月05日
参加申し込みの期限
2014年01月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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