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霧の想い出・1
ふらふらふらり。
春の町を散歩するのは何気に楽しい。
倉前 七瀬
はのんびりと旧市街を散策している。
彼が纏う長袖シャツは、咲き始めた桜と同じほがらかなベビーピンク。
旧市街のどこかレトロな風情によく似合っている。
春の日差しに目を細め、ウォルターさんは今頃何をしているだろう、などと思いを馳せた七瀬の目の前に現れたのは、自分のシャツの色によく似た不思議な毛色の猫であった。
「ふむん、こんな色の猫ははじめてみました……ピンク……というか、桜色ですね」
猫はすまして歩いてゆく。
ついておいで、と振り返るわけでもない猫を、七瀬はつい目で追った。
(なぜでしょう……目が離せません)
猫の瞳のグリーンが、七瀬が可愛がっている野良猫ウォルトに似ているからだろうか。
彼はどこか目的地があるかのように、わき目もふらずに歩いてゆく。
(どこかに向かうようやけん、後をついていってみましょう)
目的地のない散歩をしていた七瀬は、桜色の猫に興味をひかれてついて行ってみることにした。
桜色の猫くんが立ち止まったのは、桜色した煉瓦壁のお店の前だった。
異国風の古くからある時計と写真の店、のように見えるが……。
「こんなお店……あったでしょうか」
首をひねる。あなたにも覚えがあるのではないだろうか。よく通る道で、ずっとそこにあったはずなのに、記憶の中を検索してもまったくヒットしてこない、そんなお店だ。桜色の猫は、その店の窓のところにひょいッと登ると、窓を見つめて静止した。
「猫くん、いったい何を見て……」
猫が見つめる窓を覗いた七瀬は、はっと息をのんだ。
そこに映っていたのは、霧の街。
いつかアツシという名の少年とおしゃべりをした、現実とも夢ともつかぬガス灯と煉瓦の街並
が広がっていたのだ。
「これは僕の思い出の景色? それとも他の……」
ぼんやりと見ていると、霧の景色の中に見知った姿が現れた。
蒲公英のような明るい黄色の髪をしたその後ろ姿は、彼の人に似ている。
「窓の向こうにいるから、幻でしょうか……?」
そう思うのが当然なはずなのに、何故だか幻には思えない。
彼は霧の中を歩いてゆく。
このままだと、とろりとミルクのような白に紛れて消えてしまう。
そう思った瞬間、七瀬は思わず窓の向こうの霧の中へ手を伸ばしていた。
「ウォルターさん!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
桂木京介
阿瀬春
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
50人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年11月04日
参加申し込みの期限
2024年11月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年11月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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