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光風霽月
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なだらかな丘の斜面にはビオラやネモフィラなど春の花が植え込まれ、風車小屋周辺を一層メルヘンな風景に変えていた。
「わぁ……っ!」
園内に入れば遠目に見えていた風車だけれど、間近で見ると迫力が違う。晴月は優雅に回る羽を見上げ、目を輝かせて魅入っている。
これはオーデンセ市の博物館に現存する粉挽き風車を参考に建設されたらしく、1階部分には園内の建造物を制作してくれたデンマークの職人達の記念写真や、風車について学べるスペースがあるようだ。
「風車の仕組みがわかるの!? 見たいっ!」
「おい晴月、中では静かに……って、ちょ、いきなり引っ張――!」
わぁわぁと騒がしく駆け抜けていく2人に呆れ、千里も「ベストショットの場所探しときますね!」なんて言いながら透破を連れて行ってしまった。つまりここには、顔を見合わせ笑う柚春とウォルターだけ。
Wデートと聞いていたから、あまり期待していなかった――と言えば嘘だけれど。何度目かの展開に感謝しつつ、2人はしっかりと手を取り合い、ゆっくりと丘を散策し始める。
いつもの柚春なら、ворと風車小屋や春の花との記念撮影を楽しんでしまうところだろう。けれど、今は手元に彼はいない。それを少し寂しいと思うのは、日課が無くなってしまったから……と言うより、デートの度にворへ頼み込むように「見守っていてね」と声をかけていたから、お守りを落としてしまった感覚に近いのかもしれない。
「そう言えば、柚春は無かったのかい? 春風に吹き飛ばしてもらいたいこと」
今は柔らかくそよぐ風も、またいつ突風になるやもしれない。この丘の上からなら遠くまで飛ぶだろうと笑う彼に、柚春はにんまり笑って見せた。
「今はないかな、ちゃんと
ワットが吹き飛ばしてくれた
し。それに……」
ウォルターと向き合い両手を繋ぐと、柚春は彼の右手の甲を上に向け、そして自分の右手の甲も上に向ける。
対のデザインのペアリングが陽光でキラキラと輝く様子は、互いの右薬指を、いやそれだけでなく――互いの心を、深く深く繋いでくれているようで。
「今ね、とっても幸せだから。虹の麓でのお願い事も、どうしようかなぁって考えてるところなんだよ」
その蕩けるような笑みに照れくさくなりつつ、ウォルターは彼女の額に触れるだけのキスをする。いつもいつも大胆な行動に出るのは柚春からばかりだと思っていたけれど、彼も同じ熱量で想っていてくれたのだろうか。
今なら、と思って柚春はそっと踵を上げた。
ゆっくり、ゆっくりと近づいてくる唇に、もっとと切望するように見上げてくる眼差し。そんな顔を前にしたウォルターは、コツンと額を合わせて柚春の動きを止めた。
「……柚春、約束は?」
止めたのはもちろん、拒絶や嫌悪からではない。手を強く握り返し、優しい声音で問われれば、柚春にだってウォルターの想いは伝わったのだろう。
空気に流されず、ちゃんと大人の対応をする彼に「ダメかぁ」なんて呟いて顔を離す様子からは、拗ねた様子は見られない。
「純愛でいるって約束だもんね」
でないとウォルターが職を辞することとなり、後ろ指を指される。それどころか最悪、あらぬ疑いをかけられて……という可能性だってあるのだ。
「でも、キスなら純愛に入ると思うんだけどな」
「それで収まってくれたら、だけどねぇ」
片手を外し、また丘を散策する。歩き出したウォルターの横顔は、ほんのちょっぴり赤い気がした。
キスをして愛を確かめ合う……たったそれだけに、どうして大人の彼がこんなに照れているのだろう。不思議に思って問おうとした柚春は、声に出す直前に思いとどまった。
彼は、キスが純愛に反するとは言わず、代わりに『それで収まってくれたら』と言ったのだ。つまり、収まらない想いが何になるかと言うと――その続きを想像しかけて、柚春は顔を赤らめた。
何れはそういうこともあるだろうが、今ではないだろう。だから自分は欲しただけで、別にその先までなんてと頭を振る。
「柚春?」
それを不審に思ったのか、ウォルターがこちらを向いた。今更「そんなつもりはなかった」と言うのも変な気がするし、これ以上何を言っても墓穴を掘るだけな気がする。
「あの、えっと……」
――手加減されてるって、わかってるのかなぁ。
彼の顔を見て、柚春はようやく意味がわかった。今朝言われた時には話の前後が繋がらないと感じたため、聞き間違いかと思って聞き直したのだが……あの言葉には、『そういう意味』が含まれていたのだと。
再び羞恥に染まる柚春は、どうやって誤魔化そうかと必死だ。だけど、その様子を見てウォルターも安堵したように苦笑する。
「ね? 僕らにはこれくらいで丁度良いんだよ」
妙に積極的かと思えば純情な柚春と、手のひらで転がそうとするのに実は恋愛経験値の低いウォルターと。
向こう1年は生徒と教師なのもあるし、柚春が未成年なのもあるけれど、何より2人の速度を合わせることが大切だと言うように、ウォルターは照れくさそうに笑みを溢した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオSSS(600)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
2人
参加キャラクター数
2人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年10月16日
参加申し込みの期限
2024年10月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年10月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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