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授業風景 ~2年普通科の場合~
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承:観察の時間 その1
(水筒、筆記用具、虫除けバンド……。よし、忘れ物はないな)
観察の時間となり、
香月 春人
は観察対象を探していた。辺りを見渡すと、丁度いいところにタイワンリスらしき生き物が2匹、木の上をちょろちょろしていた。
(あれでいいか……)
早速観察をはじめる春人。彼は適度に距離を保ち、絵が苦手な分、詳しく文章で記していく。タイワンリスが2匹で食べ物を探しているように見えた春人はその様子をより詳しく観察しようと集中した。そうしながらも、観察結果をどうレポートにしようか……と考える。
(何を食べていたか、とかでいいのか? あと、様子とか……か?)
悩みながらも、春人は手を動かし続けた。
(あれぇ? 兄さんどこ行っちゃったかなぁ)
香月 秋人
はその頃、春人を探していた。一緒に行動しようとしていたのだが、いつの間にかはぐれてしまったらしい。あたりをキョロキョロしていると、カラスを見つけて観察している
大天使 天吏
と
葉利沢 倫理子
と出くわした。
「ねぇ、兄さんを見なかった?」
「……さぁ?」
秋人の問いかけに、天吏はどこかふわりとした様子で答えた。カラスの観察……というより、既に研究といった方が正しいような雰囲気……に集中している彼女は、秋人の方を見ずカラスに集中していた。
「多分、向こうの方だとおもうわ。さっき、見かけたから」
「ありがとうっ」
倫理子が思い出したように言うと、秋人は嬉しそうに頭を下げてその方向へと行ってしまった。倫理子は彼が行ってしまうとまたスケッチに集中する。
「あれは、ハシボソカラス。……こっちは、ハシブトカラス。ハシブトカラスは都心部に多いけれど……」
天吏が見る場所を双眼鏡で覗き、倫理子もまたさっくりとスケッチする。淡々としているように見える彼女ではあるが、内心、楽しんでいるようだった。
(暑さには参りそうだけど……)
絵を書いていた手を止めて麦茶を飲んでいると、今度は教師である
牛瀬 巧
がやってきた。丁度天吏と話をしているようだったので会釈し、絵に戻る。
「大天使さんは、カラスを選んだん? よう観察しとるねぇ」
巧の声に気づいたのか、天吏は小さく頷いた。彼女の書いた記録を少し読み、巧は「ほぉ……」と関心の声を上げる。
「落神神社付近に生息しているカラスが、ハシボソガラスかハシブトガラスか。それを観察したかったのですが、どちらも生息しているみたいですね」
彼女にしては珍しく巧の目を見て話す。人にあまり関心のない彼女ではあったが、先日の遠足がきっかけで鳥好きだと認識している為か、自然と巧の目を見て話していた。
「せやな。この辺りはまだ街に近いからなぁ」
「数的には、やはりハシボソガラスの方が多いようですね」
そう言って見せた記録に、巧は小さく頷いた。その他天吏の装備を見て「本格的やな」と小さく微笑む。彼女が履いているのは登山用のスニーカー。そして所持品は授業で使うもの以外だと電子望遠鏡にポータブルGPSにボイスレコーダー。もう、本格的な研究に来ているようだ。
「ま、熱中しすぎて怪我せんようにな」
巧の言葉に天吏は頷く。そうしながらも観察記録の手を止めず、そこにも巧は感心する。少し鳥について話した後、今度は倫理子の様子を見ていた。丁度色をつけていたカラスの絵を見、「おっ」と興味を持ったようだ。
「これまた飛び立ちそうなカラスやな。特徴を良く掴んどる」
「そう、ですか?」
僅かに緊張する倫理子に、巧はにっこりと笑って嘴を指差した。
「ハシブトカラスやな? 上嘴の曲がり具合とかよう見とるね」
そう言われ、倫理子は少し照れるようにうつむく。巧は2人にこまめに水分補給をするように、と言うとその場を離れていった。
「……メジロ」
不意に天吏が言う。彼女の言うとおり、メジロが2人のすぐそばまで来ていた。倫理子はそれもさっくりとスケッチし始め、天吏はカラスの観察に戻る。
(たまには、こういう授業もいいわね)
基本インドア派で体力にも自信がない倫理子ではあったが、自然の中での授業を満喫していた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月09日
参加申し込みの期限
2013年12月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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