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アホー! ~そしてカラスは闇夜に哂う~
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振袖を着たウィンクお姉さんのフィギュアの
檜扇 唱華
は、人工物の声を聞く事が出来る ろっこん<声無き声>を用いて、情報を得ようとした。
旅鴉 月詠
の事が気掛かりだったが、さすがは唱華の仕える主人といった所か。
カラスの縫いぐるみとなった彼女は、嘴を器用に使って地面に白い小石で絵を描き付けると、わざと敵対的な玩具の前で羽ばたいて見せて絵の上に誘導し、<絵空事>で封じ込めた。
「まあ、うまくはまりましたわね」
賞賛する唱華に、一寸、絵を描く動作を止め月詠は答える。
「幸い、生物と言えるのは空を飛ぶカラスだけだからね。私のろっこんを使うには、良い条件が揃ってる。
……ああ、唱華。君が踏んでしまわないように、気をつけて?」
「ありがとうございます、月詠様」
むしろ使用人を気遣う余裕すら見せて、再び熱心に作画を始めた月詠は、頼もしいくらい。
唱華は気を取り直し、傍にあった設備の一つに情報を求めて話しかける。
相手は生まれて始めての話し相手に、意表を突かれたようだったが、唱華の問い掛けに応じる。
「動けない玩具の事を、御存知ありませんか?」
“うーん……ごめんね、僕は動けないから遠くの事は分からないんだ”
「クローネというカラスが、連れ立って どこかへ飛び立ったと思うのですが」
“それなら、探しているカラスかどうかは分からないけど、お姉さんの簪の向いてる方角に飛んでいったよ”
「そうですか、貴重な情報ありがとうございます。後は自分の足で、探しますわ。ご協力感謝しますわね」
“なんだ、もう行っちゃうの? ふうん……探し物、見つかるといいね。行ってらっしゃい”
唱華は黒々と飛ぶカラスに見下ろされた、コースターを見上げた。
“設備” の言う事には、緊急停止ボタンで止まるのではという事だが、タイミングを誤れば逆に ののこを危険に曝す気がする。
とすると、クローネを探すのが先決。
唱華は急ぎ、そこを離れ得た情報を仲間に流布する事に勤めた。
「助けて、って……むしろ、助けて~!」
突然、切り分けられた世界に召喚された
パール・風色
は、襲ってくる玩具達にひたすら土下座外交。
「助けてください、なんでもしますからぁ~!」
坂上 直
も、ジェットコースターまで来たものの、具体的に何をすれば良いか分からなかった。
「また何か、ややこしい事になったみたいね……早く帰りたいわ」
せめて水があれば<水紡ぎ>を発動出来るのだが、この近辺には水が見当たらない。
こけしでも拾えないかと、探していたら玩具に囲まれてしまった。
泣き叫ぶパールや、直を庇うように、立ち塞がったのはヒーローフィギュアの
灯 斗南
。
「弱い者を助けるのは、ヒーローの役目だからな……」
ヒーローの見た目に相応しくポーズを決めた斗南は、早速<イグニッションハート(点火する心)>の炎で、玩具を焼き払おうと試みる。
しかし突き出した掌からは、何も出現せず。斗南は窮地に陥った、その分少女達は助かったのは、怪我の功名か。
万事休す、覚悟した時。
トラの縫いぐるみとなった、
金戸 幸虎
が三人に加勢した。
襲ってきた縫いぐるみの、喉笛に噛み付くと頭を振り回して、食いちぎる。
真っ白なパンヤが、盛大に撒き散らされて辺りに散らばった。
幸虎は無自覚だが、誰かの助けになりたい一心が戸惑いを消し去り、<火事場の馬鹿力>を揺り起こしていたのだ。
「おい、大丈夫か?」
答えよう口を開いたら、新たに多くの玩具に追われたビスクドールが走ってくるのに気付き、絶句した。
「来るな! あっちへ行け!」
ゴシックドレスの人形は、
桜 月
。突然の出来事にパニックに陥る彼女が、足を縺れさせて転倒する。
「来るなってばっ!」
恐怖で目を瞑り、叫んだ声と共に背筋が寒くなる。薄目を開けて見れば、手近な玩具達が弾き飛ばされていた。
「……え、何?」
振り返れば、自身の影が形となって、そこに在る。無自覚のもれいびでありながら、何とはなしに感じていた影の存在、<月影の死神(グリムリーパー)>。
月は初めて、はっきりとそれを自覚した。正直、怖くないと言えば嘘になるが。
「私は元に戻ってみせる! お前たちは邪魔をするな!」
月の強い意志が生んだ黒い影が、今、彼女を守って立ち上がる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
冒険
定員
1000人
参加キャラクター数
183人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月12日
参加申し込みの期限
2013年12月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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