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幽霊猫とお化けの国:最終幕 旅の終わりと最後の戦い
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◆
サキリ・デイジーカッター
が、クイーン・ラグドール号へ乗飛び乗る。
何か言いかけたクリストファーを制して、サキリは小さく首を振った。
「僕が危険なポジションに立つのは、いつものことだ。心配は無用さ」
それに、と向かってくるウィルを見て続ける。
「一人で相手をするのは厳しいだろう。手伝いが必要なはずだ」
「そうそう。それに、あと一人くらい居た方がいいんじゃない?」
そう言ってもう一人乗り込んだのは、
響 タルト
だった。
「ウツボカズラさえ壊しちゃえば、あとはこっちのものだからね!」
危険を訴えるクリストファーに、二人はだからこそ頭数が必要だと主張する。
結局、クリストファーはすぐに二人を受け入れた。これまで共に戦ってきた、信頼あってのことだろう。
(いままでみたいにできないのかなぁ?)
春山 小枝
は、基本的に物事を深く考えない性質だ。けれど珍しく考え込んでいたせいだろうか、気づいた時にはラグドール号が飛び立ってしまっていた。
「あっ……」
クリストファーに聞きたいことがあったのだが、聞きそびれてしまった。
「そうだ!」
退避した住民たちを大急ぎで追いかけ、どうにか追い付く。そして小枝は、あることを問うた。
「前はウィルってどうして、どうやって封印されたの?」
返ってきた答えは、彼女の疑問を一歩確信へ近づけるものだった。
◆
ずんと大地を揺るがせて、ウィルが山の傍に降り立った。そして行く手を阻むように、翼から生み出されたお化け兵たちが展開する。
「邪魔を……するなっ!」
恵御納 夏朝
は、ろっこんで軽くしたびっくり箱を全力で投げつけた。
お化け兵がフォークで箱を打ち払うと、その衝撃でびっくり箱が作動。中から飛び出した刃物が、払い除けたお化け兵を切り刻む。
かと思えば、今度はゴーストドールたちの髪が襲いかかる。
「ほらほら、カボチャさんたち? わたくしたちと遊びましょ!」
四方八方から迫る髪へ注意が向いた隙に、
真境名 アリサ
が箱を投げつける。
野球のピッチャーよろしく思いきり振りかぶって投げつけた箱は、単純に直撃するだけでも痛い。
たまらず怯んだところへ、飛び出した刃物が容赦ない追い打ちをかける。
「こっちが使うぶんには、物騒様様ね」
アリサが小さく口笛を吹く。ピエロとの戦いでは苦労させられた代物だが、使う側となるとなかなかどうして便利だ。
撃墜されたお化け兵の手から滑り落ちたナイフが、不意に加速する。
後ろのお化け兵に突き刺さったかと思えば、次はそのお化け兵が取り落としたフォークが、また加速して次のお化け兵へと襲いかかる。
次から次へと連鎖する武器の攻撃は、
小山内 海
の『アクセラレイトライン』によるものだ。
(武器になりそうなものは、なんでも使っていかないと!)
次々に空間へ線を引く様子は、まるで指揮者のよう。海がペンを振るうたび、その軌跡にそって武器が宙を踊る。
(大きなカボチャは魅力的ですけど、まずはあの尻尾のウツボカズラを何とかしないとですね………)
流れ弾に注意しながら、
巫部 紫苑
はウィルの尻尾へと接近を試みる。
透明化と『死音』による無音化といういつものスタイルだが、捕食のための器官とあっては、足取りもいつもより慎重にならざるを得ない。
視界の右側へ捉えながら少しずつ近づいていると、不意に尻尾が動いた。右からの突風のような風圧に、たまらず顔を覆う紫苑。
次の瞬間、足を引きずられる感覚があった。
(えっ――)
さっきの動きでちょうど正対する恰好になったウツボカズラから、細いツルが伸びた。その先端が、紫苑の足に絡みついている。
(これは……なかなか厄介ですね)
大鎌で切断、少し後退しながら紫苑は思案気な顔になった。
その時、空に鳴き声の多重奏が響く。
何羽もの鳥たちが、ゴーストリアの空に現れる。空を覆いつくすほどとはいかないが、雲ひとつぶんはあろうかという数だ。
彼らを率いるのは、鷲の姿に変身した
桜井 ラッセル
だった。
「力を貸してくれてありがとな、みんな!」
ラッセルの言葉に、鳥たちの鳴き声が応える。彼らは周辺に暮らす、ゴーストの鳥たちだ。この戦いに勝つため、ラッセルが必死に飛びまわって集めてきた仲間たちだった。
『俺たちも平和に暮らしたいのは一緒なんだ』
『ぼくらだけじゃあのデカブツは止められない。だから今までは、目を付けられないようにするしかなかった……』
『けど、一緒に戦う奴が居てくれるって言うなら、話は別だ!』
ゴーストバードたちの言葉に、ラッセルはおうとばかりにひとつ鳴く。
「行こう、平和な日常を取り戻すんだ! でも、危険な真似はしないでくれよ!」
『ああ!』
そして鳥たちは一斉に散開、お化け兵たち目がけて降下していく。
鳥たちの急襲に浮足立ったお化け兵の群れへ、ピエロと戦士がすかさず切り込んだ。
鳥を狙って炎を吐こうとした敵を一刀のもとに斬り捨て、戦士が笑う。
「なるほど、それが貴公の戦い方か……!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
前回シナリオ
幽霊猫とお化けの国 第五幕:戦士は憩いを希う
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年02月12日
参加申し込みの期限
2024年02月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年02月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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