幽霊猫とお化けの国：最終幕　旅の終わりと最後の戦い｜リアクション

幽霊猫とお化けの国：最終幕　旅の終わりと最後の戦い

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「ん……」
　アリサが目を覚ますと、そこは自宅だった。カーテン越しに広がる闇が、時計を見るまでもなく今は真夜中だと告げている。
　なんだか長いこと旅をしていたような気がするけれど、スマホを確認すると一晩すらも過ぎていなくて。
　幽霊船での日々は、ただの夢だったのだろうか。そんなことを思いながら、ふとカーテンを開けて夜空に目を向ける。
　月夜の海原を、一隻の帆船が翔けていった。
　アリサの口元に、ふっと微笑が浮かぶ。あの日々はきっと、確かにあった冒険だったのだ。

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あとがき

担当マスター：風雅宿
ファンレターはマスターページから！

というわけで、お化けの国シリーズは今回を持ちまして完結と相成りました。
ガイド作成時には風雅自身考えてもみなかった決着となりましたが、ここまで毎回仲間を増やしてきた本シリーズでしたから、迎えてみれば「らしい」決着だったのではないかなと思っています。
こういった部分もまた、PBWの妙の一つかなと思う次第です。

初回シナリオが2020年でそこから第二幕までに1年あけてしまった挙句、第三幕から第四幕までさらに2年と非常に長い間お待たせしてしまう形になってしまい、大変申し訳ありませんでした。
マスターとしてプレイヤーの皆さんにとても不誠実なことをしてしまったと、今も反省しきりです。
だからこそ、第四幕以降もこうして皆さんにご参加頂けたことを大変うれしく思います。
初回からの方も、途中参加の方も、復帰してくださった方も……皆様ご参加頂き、本当にありがとうございました。

それでは、幽霊猫とお化けの国――これにて閉幕でございます。

長らくのおつきあい、誠にありがとうございました。

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