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\ オーバータイム!/
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【マラソン大会】お花がいっぱい♪ フラワーマラソン!
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仙藤 蒼
と宮内 詠美は軽いジョギングのような走りを続けていた。
蒼は僅かに蛇行して目を左右に動かす。前方を集団が占めていて抜けられる隙間を見つけられないでいた。
――ダメだね。当分は前に行けそうにないよ。下手に突っ込んで接触したら転ぶかもしれないし。
でも、このままだとマズイかも。負けず嫌いの詠美のことだから、いきなりフルダッシュなんて、いくらなんでもしないよね?
不安に駆られて横目をやる。
詠美は小さな腕の振りで走っていた。横顔を見る限り冷静で力を温存しているようだった。
蒼の心配は杞憂に終わった。少し感心したように目を細めた。
――意外と冷静でびっくりした。それだけ勝ちたいと思う気持ちが強いんだろうね。私も詠美を見習って力の配分を考えないとね。
焦る気持ちはなくなって安定した走りとなった。
中盤に差し掛かると集団はばらけた。好機と捉えた詠美は速度を上げた。引っ張られるように蒼の手足の動きが大きくなる。
――え、まだ上げる!? このペースって大丈夫なの?
心に疑問を抱きながら蒼は詠美に食らい付く。
終盤になってようやく答えが出た。ペース配分に失敗した蒼と詠美の速度は極端に落ちた。手足の動きは鈍く、口は開きっ放しとなった。荒い息が止められず、喉が渇き、給水所を見つける度に立ち寄った。
一瞬、元気を取り戻すが、すぐに疲弊した状態に戻る。
二人はふらふらになりながらも直向きにゴールを求めた。
蒼は虚ろな目で横腹を手で押さえた。
「なんか、痛くなってきた」
「こっちも同じだから」
詠美は止まりそうな足で笑った。
どちらもリタイアは考えていない。負けん気の強さを見せて懸命に足を動かす。
上体まで揺れ始めた。限界が近いことを自覚しつつ速度を上げた。
二人の目にゴールが見えていた。どちらも上体を前に傾けて最後の力を振り絞った。
ゴールを決めた直後、腰が抜けたようにグラウンドに座り込んだ。
「二人共、よく頑張ったね」
先にゴールを果たした
仙藤 紫
がスポーツドリンクを持ってきた。
二人は苦笑いで受け取ると、勢いよく喉に流し込み、大空に向かって大きな息を吐いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
スポーツ
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年02月04日
参加申し込みの期限
2024年02月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年02月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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