this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
授業風景 ~3年芸術科の場合~
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
7
つぎへ >>
◆私は遠い
授業中に完成させられそうにないものは、放課後を利用する。
芸術科の授業にはこういったことは多く、大抵教師はたまに顔を出す程度だ。
しかし
笠原 七穂
はずっといる。というか一緒になって作業している。
「人生新しいことやらなきゃね……!」
事の発端は
後木 真央
である。
最初の授業の放課後。後木は新聞部活動の許可を得るために笠原を尋ねた。
「頼もーうなのだ!」
後木は威勢良く笠原に挨拶をし「七穂ちゃんセンセーはファッションショーに出ないのだ?先づ隗より始めよなのだ! センセーも出るべきだと思うのだ!」と熱弁をふるった。
「え、」
さすがの笠原も彼女の勢いに飲み込まれ、二の句が継げない。
「センセーは現代衣装ばっかりなのだ、もっと古式ゆかしい日本の文化を着用しても良いと思うのだ!
水褌+サラシはブラジリアン水着に負けない派手さとがっつり泳げる機能性を兼ね備えてるのだ! 渚の視線釘づけ衣装なのだ!
センセーも真央ちゃんと一緒に全年齢全性別対象褌を考えてお披露目しようなのだっ!」
「ふ、ふんどし……」
なんとか口から出たのは、後木が普及しようとしているもの。
「そうなのだ!」
後木は笠原に詰め寄り、声を大にした。
「六尺褌と越中褌製作は得意なのだ! 後はファッション性なのだ!!」
という経緯によってすっかり後木の術中にハマった笠原。
「褌。盲点だったわ、褌! なんてイケてるのかしら褌っ!」
せっせと褌をファッショナブルに着こなすための作業に勤しんでいた。
そんなこんなで先生が頼りにならないので、
風間 舞子
は友を頼る。
「これでいいかなアネモネ?」
「ええ、ずいぶん上達されましたわ!」
何度目かわからない失敗を乗り越えて、ようやく形になってきた。
ホッとして息をつくと、労わるように
アネモネ・アドニス
が風間の背をなでた。
薮から棒に風間は尋ねる。
「ところでそっちは何にしたんだい?」
アネモネは恥ずかしそうに答える。
「実は……男の子の格好をしようと思ってるんです」
「おお!」
風間は嬉々として食いつく。
「ふふ」
アネモネも満更ではないようで頬を染めていた。
「そうだ!」
声を上げると、風間はすっとアネモネの耳に口を寄せる。
「素敵ですわ!」
アネモネは風間の言葉を聞いて嬉しそうに微笑んだ。
「失礼します」
「お邪魔しますー」
「なのだー!」
八神 修
、
桜井 ラッセル
、
後木 真央
が実習室に入ってくる。
「写真を撮らせてもらいます」
先輩方に声をかけて、作業の様子を写真に収めていった。
(風間もアネモネ先輩も頑張ってるな……)
冷やかし気味に桜井がふたりを見やるが、それに気がつかぬほどふたりは集中しているらしい。
邪魔にならないように桜井は写真を撮った。
「先輩方もいいですか?」
八神が尋ねた相手は
吉祥寺 黒子
と
芽森 菜々緒
の二人組。
吉祥寺は授業中に出来上がる予定だったが、芽森をコーディネートするために一緒に居残りしていたのだ。
「えっと、」
どうすればいいのだろうと芽森はじっと八神を見つめる。
「あ、作業を続けていてください。その様子を撮らせてもらいますので」
芽森の意外な衣装に驚きながら、八神はシャッターを押した。
「あとは、月居先輩か」
月居 歩
は器用にこなしてしまった故に放課後居残りをする必要がない。
「なんとしても捕まえるのだ!」
新聞部魂。撮り逃してなるものかと桜井と八神は三年七組を目指した。
後木はというと、「七穂ちゃんセンセー、調子はどうなのだ?」と褌の様子を見に残る。
「……私を誰だと思ってるの?」
後木に向かって笠原はニッと笑って見せた。
「おおなのだ! なら、これもお願いなのだ!」
現状を確認して満足げに頷くと、後木は新たに染め上げた生地を笠原に渡した。
「任せて!」
いつまで経っても褌作業が終わらない理由も、後木にあった。
夜遅く、自室で作業をしながら八神はふと考え込む。
(俺のときは卒業制作に一体何をするのだろうか)
一年生として二ヶ月しかまだ過ごしていない彼には時期尚早な話だろう。
しかしそのたった二ヶ月でも、勉強に部活、有意義で多忙な日々を送っていると八神は自負していた。
(振り返った時にそれは充実した高校生活だといえる自信は有るけれど、何か一つこういう「形」にのこる物をつくるのも悪くないな)
未来の自分を想像しながら、八神は先輩たちのためにパソコンに向かった。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
授業風景 ~3年芸術科の場合~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
定員
15人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月27日
参加申し込みの期限
2013年12月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!