this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
芽森菜々緒の迷走
<< もどる
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
ネコジマダンジョンの話は、テオの言伝で徐々に噂が広まっていた。
噂を聞いた
響 タルト
と
シオ・レイゼルオーク
は連絡を取り合って仮パーティーを結成。
準備を済ませた後に、一足早く菜々緒とラピスの元へ合流していた。
「ラピスちゃん久しぶりー♪ しばらく来てないうちに、こんなことになってたんだね」
この中でラピスと一番親交が深いタルトは、合流するなりラピスの小さな手を取ってブンブンと上下に振ってみせた。
「時間の流れが6万分の1ってすごいよね! 受験勉強も締め切り間際の原稿も、ここでやっちゃえば時間の節約になるよ!」
「タルトさんとダンジョンで冒険って面白そう~、なんて不謹慎かもですが。私もそれだけダンジョンの中の時間がゆったりなら、じっくりと作物や酵母系の実験出来ちゃうかも?」
早速二人はダンジョン内でしばらく籠る気満々だ。
しかし、ラピスが二人の様子に言葉を挟む。
「カッカッカ! 確かに色々と出来そうではあるな! だが、いつの間にか帰り道が消えていた……なんて事態もあり得なくはない。それにこっちの現実世界の24時間を経過したら、二人はヨボヨボのお婆ちゃんになってしまうやもしれぬぞ? 何せ6万分の1だからな? 人間の寿命などダンジョンの中にいたら、現実世界の時間で換算すると、あっという間に尽きるぞ?」
ラピスのからかいに、思わずタルトとシオは顔を見合わせてしまった。
「そっか! 確かに現実世界では数秒間の出来事でも、ダンジョン内で数日過ごした分だけ、私達は歳を取るから……!」
「盲点でした。あまり長居しすぎると、浦島太郎さんになってしまいますね」
危うく次に現実世界へ戻ったら、ふたりとも実年齢が10歳以上も上乗せされるところだった。
何事も上手くはいかないという事らしい。
そんな気付きを得たところで、テオの話を聞いて駆けつけたのは
桜井 ラッセル
だった。
「なんか今、さらっと恐ろしい事を聞いた気がする……メリットばかりじゃないんだな。俺も勉強道具とゲームを持ち込もうとしてたけど、止めて正解だったか? まぁ、そもそもそんな暇ないだろうけど」
そんな桜井は準備万端。
紺色の川に無数の星が瞬くような模様の『星鳥のマフラー』を持ち込んでいる。現実世界はただのマフラーのようだが、ダンジョンに入れば『星の力』を宿してくれるのだ。
「芽森先輩は、顔は覚えてる程度にはお世話になったな……? ラピスは、うん、元気で一安心。迷子にならないようフォローすっか」
今回の依頼人へ桜井が挨拶を済ませた。
そんな桜井、実は星幽塔はつい最近その存在を知ったばかり。
更にちらっと星影塔なる存在もあるらしいと聞いて、興味津々だ。
「なぁラピス? 星幽塔だけでも摩訶不思議なのに月影塔もあるって話だが、どう違うんだ?」
「簡単に説明すれば、星影塔は星幽塔の双子塔の片割れであり、星幽塔の文字通り“影”である! つまり分割存在(アルターエゴ)が……」
「ラピス、話が長くなるなら後にした方がいいんじゃいかしら?」
菜々緒が溜息を吐きながらラピスを宥めた。
そして桜井へ苦笑いを浮かべる。
「ごめんなさい。私も色々とその辺りを知りたいのだけど、星幽塔の知識はさっぱりなのよね。だから難しくて……」
「そうなんですか……とりあえず、星幽塔と月影塔が双子塔だったってことはびっくりだぜ!」
詳細はおいおい、冒険に携われば聞けるだろう。
桜井はひとまず話を切り上げ、あとから来る刀と海、そして真白の到着を待つことにした。
そうして、遅れて刀、海、真白の3人が菜々緒とラピスへ合流を果たした。
「来たぞ、ラピス。それに芽森先輩、よろしくお願いします」
刀の挨拶のあと、海はスケッチブックに文字を綴った。
『ななお先輩 しばらくの間 よろしくお願いします』
真白はラピスの姿を見るなり、駆け寄って飛び付いていった。
「……え、ラピスちゃん!? うわー、久しぶりー! 元気にしてた?」
「マシロではないか! 我が友よ、久しいな!」
「「いぇーいっ!!」」
低身長の二人同士、互いにガシッと腕をクロスさせるようにぶつけ合った。
「二人はそんなに深い仲なの?」
菜々緒の言葉に、ラピスが何故かドヤ顔をしてみせた。
「家来1号よ、分かってないな? マシロこそ、妾を今世に蘇らせてくれた命の恩人にして大事な友のひとりである!」
「ラピス、ボッチじゃなかったのね……」
菜々緒は妙なところで意外そうに青い目を丸くすると、ラピスが不満そうに上目遣いで自称家来1号の顔を睨みつけた。
話せば長くなるが、要点を掻い摘んで説明すると……。
ラピスは『星幽塔』の双子塔である『月影塔(ミドガルズタワー)』の管理人のような役割を担っている。
外世界から侵略してくる悪しき存在から『星幽塔』並びに寝子島世界を守護しているのだが、大昔にラピスは裏切り者の謀略によって処刑されてしまった。
それから色々と『星幽塔』探索が進んでゆく中で、ラピスはバラバラになった遺骸をもれいび達によって返却されて復活を遂げたのだった。
「今の月影塔は、星幽塔の悪いエネルギーを吸収・浄化して星の力へ変換する装置のようなものだ。だが、まだまだ完全復活には程遠くてな。皆と会っていない間は、サジタリオ城で研究を進めておったのだ」
「そっかそっか、そんな状況になってたんだね。で、実験の影響でこっちに飛ばされて、戻れなくなっちゃたんだ?」
「話が早くて助かるぞ、マシロ! 早く戻らねば、こうしている間にも星の力の循環が滞ってしまう……」
心配顔のラピスに、真白が笑顔で励ます。
「ラピスちゃんが戻るためなら、俄然やる気がわいてきたよ。頑張るからね。それでこっちの人は……菜々緒さんですか。海ちゃんの知り合いなんだね。
白 真白
だよ、よろしくね」
「ええ、よろしくお願いしますね、白さん。一応、寝子高OGの
芽森 菜々緒
です」
「あ、先輩なんですね……よろしくお願いします。って、ん? どったの、ラピスちゃん? びっくりした様子で?」
ラピスは自分との態度が菜々緒と全く違う事に目をぱちくりさせていた。
「なんで妾ではなく家来の方に敬語を使うのだ?」
「そりゃ私だって、目上の先輩には丁寧になるよー」
「妾の方がナナオよりも年上なのに……」
「ふーん? ラピス様も敬語で接したほうがいいんですか?」
「……やっぱ、今までどおりがいい。めっちゃ壁、感じちゃった……」
真白のからかいに、ラピスは寂しそうに首を横に振ってみせるのだった。
(え、年上!? 真白ちゃんはこの子のこと知ってるんだ……?)
その傍らで、海は真白がラピスと旧知の中であったことや、ラピスが年上だったことに驚きを隠せず、人知れず口をあんぐりさせていた。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
芽森菜々緒の迷走
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
前回シナリオ
芽森菜々緒の再訪
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年12月12日
参加申し込みの期限
2023年12月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年12月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!