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ファイナル・エアーでばばばばばっひゅ~~~ん!
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海に集った若者たちは、その肌を惜しげもなくさらしながら、夏という季節を満喫している。
「待って速すぎよっ!」
8月の陽光にきらきら輝く海の上で、
白 真白
は叫んだ。
ボートが波間で弾むたび、大きな胸がぱうんっ! と揺れる。
正直、パラシュートのバランスを維持するので精いっぱい。でも――。
「たっのしいっ!」
離せない手にかわり、足を大きく開いてみる。
と、ちょうどつま先の向こうに、すごい勢いで進んで行くジェットスキーが見えた。
「うわあっ、競争したいなあ~」
なんて呟いた直後。
いきなりがくん!
「きゃああっ!」
勢いよく下がった高度に思わず叫ぶも、ジェットコースターみたいで、これもなかなか面白いではないか。
「行け行けぇ~!」
真白は満面の笑みで、青空を見上げた。
※
「スピード出しすぎじゃない?」
「大丈夫よ、このくらい!」
「でも……」
「平気だって! まだまだ加速するわよっ!」
水谷 真優理
はそう言って、スロットルレバーをぎゅるんっと回した。
ぐぐん! スピードアップするジェットスキー。
「きゃっ!」
青山 絢
が、真優里の腰にしがみつく。
「ふふ、そうやってつかまっていてくれたら安心だわ。役得でもあるし」
ご機嫌声で言う真優里に、絢はぽつりと呟いた。
「役得って……」
(こんなオープンな場所で、そんなにさらっと言わないでほしいわ……)
絢ははっと息を吐く。真優里の傍は熱い。それはきっと、夏の太陽よりも。
「もう、どうにかなっちゃいそうだわ」
「私も……暑すぎてどうにかなっちゃいそう」
密着した絢のドキドキが伝わるようで、真優理はくすくすと笑った。
絢の反応が想像通りすぎて愛おしい。
正直、スピードを上げているのは、絢がくっついてきてくれるからという思いもあったりするのだ。
「どうせなら、あのパラセーリングしてる子と競争してみる?」
「ええっ!? それはちょっと……って、真優理さんっ!」
叫ぶ絢の声を耳元で聞きながら、真優里はまたも、スロットルレバーをぐぐっ! と回す。
と、かかるGが大きくなり、絢の胸が背中にぐっと押し付けられた。
「速すぎよ!」と叫ぶ絢に、「私を信じて」と返す真優里。
二人が乗るジェットスキーが、海上を駆け抜ける。
※
「なんかすごい勢いで進んでるわね、あのジェットスキー」
爆音に目を向けた
神薙 焔
の顔に、ばしゃっと水がかかった。
同時に「あははっ」と笑い声。
「ミントちゃんっ!」
振り返り叫べば、
美鳥 ミント
が、べえっと舌を出していた。
「焔がぼーっとしてるのが悪いんだよー」
「もうっ!」
笑いながら、海水の中に腕を突っ込む焔。
そのまま「えいっ!」と腕を上げると、水は噴水のように高く上がり、舞い散った。
長い赤髪は水に濡れ、胸の谷間にも雫が光る。
「ほむらちゃん、綺麗なネックレスしてるみたいね」
「そう? ……なぁんて、隙ありっ!」
ぽうっと見惚れているミントに、ばしゃぁっ! と水をかける焔。
その笑い声は、砂浜にまで響いた。
※
「あおい、その魚は……」
「あっちの海岸に打ち上げられてたの」
「どう見ても深海魚なのに?」
七夜 あおい
の返答に、
八神 修
は首を傾げた。
こんな謎は、普段なら絶対追求したいところだ。
だが今は、あおいの手の中にある、危険かもしれない魚をどうにかするのが優先事項。
「あおい、とりあえずそれを離して……」
「海に返してあげないとね」
「……そうだな」
あおいらしい優しい言葉に、修は深くうなずいた。
そして魚は海の中へ。
ひらひら消えゆく尾びれを見つめるあおいに並び、修は尋ねた。
「痛いところとかないか? 手に棘が刺さったりとか」
「んー大丈夫だと思うけど」
あおいが両手をじっと見る。
その指先を、修はそっと手に取った。
あおいに万が一のことがあったら大変だと、手のひらの隅々まで目を向ける。
--と。あおいが。
「修君は優しいね。こんなに心配してくれるなんて」
「優しいのはあおいだろう。あんなに丁寧に魚を海に離して」
向き合って、手をつないだまま見つめ合うこと数十秒。
「ありがとう、修くん」
微笑むあおいは、それはもうかわいくて。
修の指先がじんと熱くなったのは、夏の暑さのせいだけではなかった。
※
「みなさん、夏を満喫してますね」
長い髪をかき上げて、
巫部 紫苑
は周囲をぐるりと見回した。
この日のために購入したお気に入りの水着を着て、海の家の食事を堪能した後である。
本当ならば、この時間は木陰でのんびりしようと思っていたけれど、遊ぶみんなが楽しそうで、太陽の下へやって来たのだ。
「でも足の裏あっついですっ」
紫苑はステップを踏むように砂浜を進み、ひんやり水辺で立ち止まった。じりじり焼けるような日差しを浴びながら、うーんと大きく伸びをした。
ぷるるんっ! と弾む胸。それを見、誰かが叫んだ。
「そうだ、みんなでスイカ割りしよう!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
蓮華・水無月
菊華 伴
瀬田一稀
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
グリーンシナリオ(0)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
56人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年12月04日
参加申し込みの期限
2023年12月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年12月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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