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ファイナル・エアーでばばばばばっひゅ~~~ん!
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バレンタインデーはどこか、そわそわ、うきうきとした甘い空気が漂っている。それは寝子高であっても変わらず、
「はいっ、しばっち! ハッピーバレンタイン!」
「あ……ありがとう、彩葉さん……」
恋人へとバレンタインチョコを渡した
高梨 彩葉
に、渡された
志波 拓郎
は恥ずかしさと嬉しさが入り混じった表情で、そうお礼を言った。中が見えるよう可愛らしくラッピングされたハートのチョコレートには、『HAPPY VALENTINE』のデコレーション。
れっきとした恋人同士なのに、ちょっと恥ずかしそうなのが拓郎の可愛らしいところだ。そう、甘く目を細める彩葉に拓郎は、照れ隠しのように頭を掻きつつポケットから、いつ出そうかと朝から――否、用意した時からずっとそわそわしていたモノを取り出した。
あの、と差し出す。
「自分も用意してて……良かったら」
「わ! しばっちからのチョコだ~!」
そうして拓郎が渡した、彩葉のものとよく似たハートのチョコレートに、パッと顔を輝かせる彩葉だ。恋人として過ごしていると、思考回路も似てくるのかもしれない。
ゆえに、ハートのチョコを手に、スイートチョコよりも甘い雰囲気を辺りへと漂わせるカップルから、少し離れたベンチでは
愛猫 萌々子
が、
万条 幸次
と仲良く寄り添っていた。大きなブランケットを2人で羽織る姿は、見ているだけでぬっくぬく。
萌々子はそっと、幸次の持つチョコレート――萌々子が渡したもの――を1つつまみ、口元へと運ぶ。
「はい、先輩。おひとつどうぞ」
「ありがとう、愛猫さん」
そのチョコレートを、幸次は素直に「あーん」と口を開けた。その口にチョコを差し入れつつ、少し心配な眼差しになってしまうのは、喜んでもらえるか、気になってしまうから。
ゆえに見守る萌々子の眼差しの先で、幸次が「うん」と目を細めた。
「すっごい美味しい! ありがとう、愛猫さん……あれ、花遊、来てたの? って、お前はダメだよ」
――にゃぅ
そうして嬉しくお礼を言った、幸次は不意に足元からチョコに前足を伸ばす、飼猫に気付いて注意する。ネコにチョコは厳禁なのだ。
ゆえに真剣に首を振った幸次に、そんな事は解っている、と言わんばかりに花遊は尻尾で地面をぺしりと鳴らした。萌々子がそっと手を伸ばし、よいしょ、とぬいぐるみと一緒に抱っこする。
「一緒に先輩にチョコを上げましょうか。はい、もうひとつ、あーん」
「あ、あーん……」
改めて言われるとなんか照れるな、とそわそわしながら幸次は口を開け、萌々子にもう1つチョコを食べさせてもらった。その様子をジッと見る花遊の顔は、どことなく面白そう。
そんな中、
鴻上 彰尋
もまた中庭で、
七夜 あおい
へバレンタインのプレゼントを渡そうと声を掛けていた。
「あおいさん」
「あ、彰尋くん!」
その声に、振り返ったあおいは友人達にチョコを配っていた所なのか、可愛らしいラッピング袋の覗く紙袋を持っていて。彰尋を見て、ぱっと顔を輝かせた。
パタパタと走り寄ってきて、どうしたの? と小首を傾げるあおいに目を細める。
「今、ちょっとだけ話せる?」
「うん、大丈夫だよ」
そんなあおいに尋ねつつ、彰尋はふぅ、と気付かれないよう息を細く吐いた。――何度目のバレンタインでも、好きな女の子の前では緊張するものだ。
そんな彰尋にあおいが、にっこり頷きながらも「これ」と、ラッピング袋の1つを見せた。
「私も彰尋くんに渡したいものがあったんだ。バレンタインの――」
「これ! ――あおいさんに、俺から」
なぜだか、その先を言われる前にと焦ったように、彰尋の手があおいの前に、可愛らしい花束を差し出していた。それに我がことながら驚いてしまった彰尋の前で、あおいも驚き顔。
けれども直ぐに花束へと眼差しを戻し、綺麗だね、とにっこりした。
「嬉しい、ありがとう! ふふ、寮まで潰れないように持って帰らなきゃ」
「日持ちはする、ってお店の人が言ってたよ」
そうして花屋さんで聞いたお手入れポイントなどを話しながら過ごすうち、あっという間に時間は過ぎて。
ウォルター・B
が帰路についていた、その道すがら。
「……ウォルターさん」
「おやぁ、倉前ぇ?」
大切な友人の
倉前 七瀬
に声を掛けられて、きょとん、と目を瞬かせた。それに嬉しくなりながら七瀬は、お疲れでしたか? と尋ねる。
「まぁ、今日はねぇ。倉前も覚えてるだろ?」
「……ありますねぇ」
ウォルターの言葉に、七瀬は寝子高生だった去年の『大騒ぎ』を思い出しつつ首肯した。それに、そういう事だよぉ、とウォルターが息を吐く――どうやらかなり疲れているらしい。
ならば、
「お疲れ様ですよー。えらいえらい」
労らうようにウォルターの頭をなでなでする七瀬に、ふ、と彼が笑った。子ども扱いだねぇ、と頬をつまんでくる指は、優しい。
へへ、と笑いながら七瀬は、用意してきたバレンタインチョコをいつ渡そうか考える。――目の前の佳人が、同じことを考えているとは思いもせず。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
蓮華・水無月
菊華 伴
瀬田一稀
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
グリーンシナリオ(0)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
56人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年12月04日
参加申し込みの期限
2023年12月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年12月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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