this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
芽森菜々緒の再訪
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
つぎへ >>
華城 尊
は久々の寝子島でジョギングに励んでいた。
「久しぶりにテオと云う灰色猫を見た気がする」
本島へ実家の事情で戻っていた尊は、最近になって復学したのだ。
「しかし、
芽森 菜々緒
……俺が此処に来たのとは入れ違いであるから、その人物も事件とやらの仔細は知らないが」
ねこったーでは、都市伝説のような扱いをされており、ますます尊はその女性の人物像を図りかねていた。
(……別に、探し回ってまで出会って、どうにかしたい訳でもないのだが)
自分には関わりのない事だ。
尊は頭の片隅に菜々緒の情報を追いやると、シーサイドタウン方面へ駆け出していった。
だが数分後、彼は迷子になっていた。
「何処だ、ここは……!? 俺の土地勘は失われてしまったのか??」
久々の寝子島は代わり映えしていないはずだった。
でもどこか非日常を感じるような気がして、ふと『もし自分が例の都市伝説に巻き込まれていたのなら』などと妄想してしまった。
すると、あっという間に街並みが見たことない異邦の土地めいて、迷子になってしまった。
「参ったな……」
その場に立ち尽くし、キョロキョロと周りを見渡す尊。
ふと、その視界に真っ白な女性が映り込む。
(なんだ? 幽霊か?)
あまりにも透明感のある白い女性は、地図を持って同じ場所をぐるぐると周回している。
そして尊の存在に気が付くと、助けを求めて駆け寄ってきた。
「あ、あの! 此処は何処ですか!?」
これは完全に迷子の人の台詞だ。
しかし尊も迷子なので尋ねられても非常に困る。
「何処って……申し訳ないが、自分も道に迷ってしまっているのだが」
「そう、でしたか……」
「あ、いや。そうしょげないでくれ。その地図を見せてくれないか? って……」
この時、尊はまじまじと真っ白な女性の顔を見詰めてしまった。
なんて造形の整った女性なんだろうと思い、思わず息を呑む尊。
「どうかされましたか?」
「あ……いや、何でもない。では地図を……ん?」
尊は手渡された地図に首を傾げてしまった。
「失礼だが……地図を縦に持つのは、逆に持つ以上に迷うと思うのだが……」
「まあ?」
どうやら気付かなかったようだ。
やれやれと尊は地図に指差し、女性の行きたい目的地を示す。
「そうか、寝子高OGだったのか。今日はまだ泉先生は校内に残っているはずだ」
「それは良かったわ。いざ会いに行くとなると不安で……」
「問題ないだろう。泉先生が教え子の頼みを無碍にするような教員ではないと聞いているがゆえな」
そんな会話を交わしていると、次第に話す話題が途切れがちになってゆく。
(気まずいな……)
ちらりと横目で真っ白な女性を一瞥する尊。
可憐に咲く一輪のユリがヒトの姿を象ったかのような透明感を持っていた。
「ああ……そういえば、去年の春の新入生歓迎会での話だが……」
尊は飲食ブースのスタッフとして尽力したのだが、何故か阿鼻叫喚の事態が起きたと苦笑いで語った。
「俺の作った焼きそばパンの味は良かったんだ。見た目が散々だと周りに言われたが……あまつさえ、見た目の良い友人が作った壮絶に不味い焼きそばパンを食べる生徒が続出してな……奴らがあの後、胃腸が無事だったか、今でも心配だ」
「料理ですか……美味しければ見た目の悪さなんて……」
何故か女性は料理の話になるとブツブツと恨み節を零し始めてしまった。
恐らく、彼女は料理が苦手で散々な目に遭ったのだろう。
尊が気遣いを見せて他の話題を振ろうとした矢先、観光用の案内掲示板を発見した。
「では、ここで俺は失礼する」
「ご親切に、どうもありがとうございました」
「いえ。自分の為でもあったわけだからな。そういえば、名乗り遅れていたな。俺は
華城 尊
だ」
尊の名乗りに次いで、女性も自身の名を彼に告げた。
「
芽森 菜々緒
です。それでは」
立ち去ってゆく真っ白な女性の背中を、尊は見詰めている。
「ああ彼女が、あの……」
この時初めて、尊はテオの言っていた件の女性だと気が付いた。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
芽森菜々緒の再訪
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
神話・伝説
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年10月17日
参加申し込みの期限
2023年10月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年10月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!