this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
新しき、年の始めに。
<< もどる
1
…
20
21
22
23
24
…
25
つぎへ >>
無事に始業式やホームルーム、大掃除を終えた
喜矢武 あいお
が向かったのは、職員室である。ノックをして扉を開ければ、幾人かの先生の視線があいおへと向けられた。
それに頭を下げながら、向かったのは
雛鶴 さゆり
先生のデスク。すぐ傍に立ったあいおに、気付いたさゆり先生がぱちりと瞬く。
「――あら、喜屋武さん」
「雛鶴先生、部活のことで相談があって」
「相談……なんでしょう?」
そんなさゆり先生に、あいおが改まった口調で告げれば、告げられたさゆり先生は「そうですか」と頷いた。さゆり先生は、アイドル活動研究部――あいお自身が設立し、部長を務める部活の顧問なのだ。
1年前、新任で訳も解らないまま、全然わからないアイドルの部活の顧問になってしまったさゆり先生だけれど、顧問としての仕事を手探りながら、一生懸命にやってくれる。もちろん、部員の相談相手としても――
「――アイドル活動研究部を、4月に設立してもうすぐ1年になります。何かここで、新しい目標が欲しいと思って……」
ゆえにあいおは、さゆり先生に胸のうちの悩みを吐露した。1年、共に手探りで歩んできてくれた顧問の先生に。
「学校内でのステージはよかったんですけど、寝子島内でのイベントとなるとプロのアイドルの参加もあって並べられると霞んでしまうと言うか……」
否、相手は曲がりなりにもプロなのだから、学校の部活の、しかも設立して1年に満たない自分達と比べるのは、失礼というものだろう。そう考えられるだけの理性は、あいおにだってちゃんとある。
ある、けれども、やっぱり比べてしまうのだ。それもまた、どうしようもない事で。
「だから、もっと同じ土俵で勝負できるような目標が欲しいなって」
「そうなんですね。――実は、こんな大会があるんですけど」
知らず、視線を床に落としながら血を吐くような思いで告げたあいおに、さゆり先生はデスクに並んだファイルの中から1枚の紙を取り出した。煌びやかな印刷の、たまにある何かの催しの告知ポスターのような紙だ。
じっ、とその紙を見たあいおは、そこに書かれた文字にはっと目を見開いた。ばっ、とさゆり先生を見つめれば、にっこり頷かれる。
「『全日本高校生ダンス・パフォーマンス大会』? もしかして、これに?」
「アイ活研も参加してみてはどうかと思いまして!」
ああ、いまだかつてこれほどに、さゆり先生が頼もしく見えた瞬間があるだろうか。あいおは感動に打ち震えながら、読んでみてください、と渡された紙を食い入るように見つめた。
大会は、純粋にダンスを評価するダンス部門と、ライブのように歌あり声援ありのパフォーマンス部門、2部門が行われるらしい。7月に各ブロックでの予選大会があり、そこで勝ち抜いたチームが8月に行われる決勝大会へと進出できる。
そして、
「参加資格は『高校生で部活として出場できるチーム』……つまり、アイ活研はパフォーマンス部門に寝子高代表として出場できるってことですね!」
「はい。出場するなら、参加手続きを取りますよ」
感極まり、職員室中に響くほどの声で叫んだあいおに、さゆり先生がにっこり頷いた。直後、「喜屋武さん」と別の先生から注意されそうになって、慌てて「あっ、すみません……!」と謝ってくれる。
さゆり先生と一緒にもちろんあいおも頭を下げて、今度はきちんと小声で、さゆり先生にお礼を言った。
「先生、ありがとうございますぅ! 先生も4月からアイドルや部活動について色々勉強してくれてたんですもんね!」
「少しは顧問らしくなれたでしょうか?」
「もちろんです! 先生が顧問で本当に良かったです。まずは部員のみんなに大会のこと話してみます。目標は夏の大会全国制覇!」
「喜屋武さん! 職員室では静かに!」
「「あっ、すみません……!」」
話すうち、また興奮で声が大きくなってしまったあいおに、さゆり先生の隣の席からお叱りの声が上がり、慌てて2人で頭を下げた。そうして2人、顔を見合わせてふふっと笑い。
早速この『朗報』を部員達にも共有すべく、あいおは怒られないギリギリの速度で職員室を駆け出したのだった。
<< もどる
1
…
20
21
22
23
24
…
25
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
新しき、年の始めに。
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
蓮華・水無月
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
31人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年10月15日
参加申し込みの期限
2023年10月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年10月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!