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【大晦日】猫の島がわんわんわん!
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お一努さま騒動、解決部隊出動!
二手に分かれた解決部隊のうち、屋台の並ぶ境内の端で頭を突き合わせていたのは、狛猫(今は犬)の片割れ・
一之助
と
ハルキ・イエハナ
(犬耳)、
万条 幸次
(甲斐犬)と飼い猫(今はボーダーコリー)の
花遊
、
狗民 きとり
(いぬみん星人?)といった面々だった。
ハルキは何故か
巨大なブラシ
を手にしている。
一之助が怪訝そうに尋ねる。
「それは何でござろうか……?」
「屋台を廻っていたら見つけたから。何か使えるかもしれないなって」
「はぁ……」
何故屋台でそんなものが売っていたのか、そして何に使えるのか、一之助にはよく分からなかったが、今はそれについて議論している場合ではない。
幸次と花遊は、尻尾をふりふりして、もう走り出したそうである。
「森の中のほうで犬たちが列になって走り回ってたよ! せっかく犬なんだしちょっと一緒に走ってみたい!」
「それはきっと、お三夜さまを追っていったお一努さまとその手下たちでござる」
「じゃあ追っかければいいんだね? 行こう、花遊! よーい、どん!」
「あっ、待てよ幸次。ずるいぞ!」
幸次と花遊は、我先にと森の中へ走っていく。
「みみみみーーん。わちしたちも行くよ!」
きとりも、頭上のいぬみんさんを落ちないようにしっかりと両手で支え犬の群れへと突っ込んでいく。
「おいたするこはプリンセスパンチ! 楽しみを奪う子にはプリンセスキック! 空気を読まない子にはプリンセスバックブリーカー! 逆切れで寄ってくる子にはプリンセス逆十字固め!」
「わー、頼りになりそう!」
幸次は、やる気満々のセリフを吐くきとりに期待の眼差しを向けた。
(もしかすると、おっとりした見た目に反して、超強い物理系ろっこんの持ち主なのかも!?)
だが、きとりはにこっと相好を崩すと、
「なんてことができたらいいなあ、って妄想してるだけです。実際には、めってするだけだよ。めって」
きとりは、腰に手を当てて『めっ』とふくれっ面をしてみせる。
「そっかあ。『めっ』かぁ」
気が抜けた幸次はほわわんと笑った。
花遊はやれやれと天を仰ぐ。
「全然当てにならなそうだ……」
そんな彼らを追って走りながら、ハルキは隣を駆ける一之介に尋ねてみた。
「お三夜さま的には、お一努君をどう思ってるんだろ? 苦手な知り合い? それとも迷惑なストーカー? その他?」
「その中だと、その他、でござろうか……腐れ縁というか……まあ、面倒なやつでござるな!」
「12年に一度律儀に来るのは健気なのか何なのか」
ハルキはため息交じりに首を傾げる。
「気を引きたくはあるんだろうけど。アプローチとしてはまずくないか?」
「ううむ……お一努さまはお三夜さまへ情がおありなのであろうか……」
「違うのかい?」
「かたじけない、そのような事象には疎いものでなんとも……」
「そうか。まあ、まずはお三夜さまを助けよう」
◇
同じころ。
耳福池のほとりに、二手に分かれた解決部隊のもう一方が終結していた。
狛猫(今は犬)の
二右衛門
と、弟のために事態解決に熱意を燃やす
七夜 あおい
(犬耳しっぽ)。神社で借りたカゴを背負った
シオ・レイゼルオーク
と(犬耳しっぽ)、
桜井 ラッセル
(シベリアンハスキー)。そこに、
月原 想花
(小型犬)と
ねこねこ記者(ぶちでかぎしっぽないぬいぬ記者になっている)
が加わっている。
「二右衛門さん。私達がすべきことについて最終確認させてください。
この耳福池に飛び込んで、垂れ耳森というところに行って、大南天の実を30個ほど取ってくる。
それを寝子島神社に持ち帰って、火を付けて打ち上げる。
――間違いないでしょうか」
「左様でござるシオ殿。お一努と犬一派は、大南天の実の花火の音が大嫌いなので、大南天の実の花火の音で逃げ出すはずでござる」
「わかりました。みなさん、お三夜さまのために頑張りましょう!」
シオは集まった面々を見回した。
(……まさかぼくが犬になってしまうなんて思わなかった)
想花はどんよりしていた。想花は猫鳴館の連中――帰省する金がなかったり、金はあっても帰るのが面倒臭かったり、ぼくのように家族仲が最悪という者とか、いろいろな理由で寝子島に残っている者たち――と一緒に寝子島神社へお参りに来たところだったのだ。
犬になった猫鳴館の仲間たちと逸れ、お参りどころではなくなって途方にくれていたところ、取材しにあちこちちょろまか動き回っていたねこねこ記者を見つけて事情を知ったのだ。
「ぼくは戦闘行為とかは無理だから……大南天の実の持ち運びを担当するよ」
「わんわん! 吾輩はこの事件の顛末の取材をするわん!」
そういって吠えるねこねこ記者を想花はがしっと押さえつける。
「頼むから少しは大人しくしてくれないかな。きみもぼくとおなじ、南天の実を運ぶ係だからね。手伝いながらでも取材は出来るでしょ」
「わわわーーん!?」
意を唱えようとしたねこねこ記者だったが、シオにまで「よろしくお願いしますね」と微笑まれては引き受けざるを得ない。
「わ、吾輩、可愛い女性に頼まれると弱い……わん」
想花とねこねこ記者がドタバタやっている間、ラッセルは耳福池に映る自分の姿にうっとりとしていた。
「カッコいい! やっぱハスキーだったか!」
と、そこに、一足遅れて
八神 修
が合流した。
ほぼもとの修のままだが、生えた犬耳と犬尻尾は黒シェパード系だ。
「あおい!」
「修君。来てくれたんだね」
「もちろんだ。大南天の実を運ぶ工夫が必要だと思ってこれを用意してたんだ」
修が掲げたのは、大きいサイズのゴミ袋。これに入れて運べば、抱えるより多くの量を運べるだろう。
修は早速、解決部隊の面々に複数枚ずつ袋を配った。
「実は嵩張る。これを使ってくれ」
「さすが修君。ぬかりがないね」
感心したあおいは、修を褒めそやす。修は少し気恥ずかしくなって目を逸らした。
「いや、まあ……ええと、あおい、犬耳、似合ってる」
「あはは。うん、いつもの修君だね。――じゃあ、行こうか。垂れ耳森へ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
1000人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年09月07日
参加申し込みの期限
2023年09月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年09月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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