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怪人セブンの歌劇
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【幸福論】
ひと太刀浴びた七男はたたらを踏む。
強烈な痛覚が全身を駆け巡る。
痛みに耐えきれず、七男は初めて膝を付いた。
だがしかし、一滴も血が流れていない。
「……何故だ、何故峰打ちをした?」
七男が御剣を見遣った。
「“お前ら”が誰で何であろうが俺の人生の目標にお前らの命を乗せると決めた! 俺がお前を必ず殺す! 誰にも殺させない、例えお前自身の手でも! お前の命は俺の物だ! だから、いつ殺すかも俺の自由だ!」
……本当は、真剣を入手できなかった為、稽古で使用する模造刀を持参したので斬ることができなかったのだが、敢えてそれは言わない。
御剣の言っていることは真実であり、例え真剣でも彼は同じことをしたに違いない。
それが彼なりの“殺す”ということ。
「な、何を言ってるんだ? 殺すなら今ここで殺せばいいだろう?」
「ナナオ、喜べ。これからお前は俺にいつ何時に殺されるか怯えながら生活することになる」
御剣は模造刀を青眼に構えた。
「俺はお前のすぐそばにいる、これからずっとな! お前を殺すために、辛い時も悲しい時も、嬉しい時も楽しい時も付け狙ってやる! 気を抜くなよ、俺に隙を見せたら、すかさず斬る!」
だから、と御剣は付け加えた。
「“お前ら”がちゃんと幸せになるまで、いい人生だったと思って寿命を全うするまで、俺は殺す機会を楽しみにしてるぜ」
七男の右腕が、僅かに痙攣した。
「……なんだよ、それ。それじゃ、いつまで経っても殺さないってことじゃないかっ?」
落胆の色を見せる七男。
「ぼくには殺意しかないんだ。生まれてから今まで、ぼくの根幹には殺意しかないんだ。ぼくは誰かを殺すために生まれた。殺し合うしか、ぼくは会話の手段を持ち得ていない!」
今までの高圧的な物言いとは違う、諦観の念が見え隠れする発言。
桜庭は「やっぱり……」と自分の推論に確信を持つ。
と、ここで壁が消失していった。
立井のろっこんの持続時間が切れたのだ。
ようやくこれで全員が七男を確認できる。
洗脳もれいびも数名健在だが、予想以上の苦戦に半ば戦意喪失してしまっている。
ろっこんは強力であるが、攻略班の未知のもれいびたちへの対処が充分過ぎたため、結果本来の力を発揮できずに脱落していく敵が殆どだった。
元は一般人の敵のもれいびは、ろっこんが使えなければ戦闘力は皆無に等しい。
ナイフを拾い上げようする七男に、再び重力の負荷が襲い掛かった!
「また、この、重みか!」
新井が七男と、小山内を襲う悪漢どもを重力で足止めする。
その瞬間を待っていたとばかりに、霧生と伊予が七男にタックル!
「おとなしくしろ!」
伊予が七男の腕を捻り上げ、持参した手錠を掛けた!
「やった……! 七男を拘束したぞ!」
伊予の歓声が大ホールに轟く!
「くそっ! これを外せ! なんてことだ、このぼくがお前らに取り押さえられるなんて!」
油断した七男は伊予に地面に組み伏せられてしまった。
既に七男の手先もほぼ無力化されている。
あらかじめ防衛手段を講じていた者が多かったのが勝因といえよう。
仲間が七男の周りを取り囲むように近付いてきた。
「セブン、君を縄で拘束させてもらうよ」
新井が捕縛しようとするが、ろっこんの発動に集中しないとコントロールがブレる恐れもあったので、近くにいた李が七男の身体に縄を巻いていく。
「ごめんなのだ……」
李は浮かない顔で七男の上半身にロープを巻き付けていく。
「優しい菜々緒も、自画像の悲しそうな顔した七男も……、どっちもナナオなのだ! 大切な友達なのだ……!」
巻き終えた李は、今にも泣き出しそうだ。
「友達なのに縛ってごめんなのだ……。菜々緒が出たらもう一度謝るのだ。でもまずは七男、君に謝るのだ……。縛ってゴメンなのだ。でも、みんなの話をよく聞いてほしいのだ……」
李は縛り終えると、瞳から溢れるモノを隠すために黒依の背後に隠れてしまう。
七男は、ただ呆然と李を目で追っているだけで、得意の皮肉や罵声は一切飛んでこなかった。
「ののこちゃんの声で騙したのは謝るよ」
雨寺は先程の件を謝罪すると、改めて自分の考えを伝えることにした。
「でもこんな事ののこちゃんが望んでないのは本当だと思うよ。学校で一緒の私たちに何かあったらののこちゃんは絶対悲しむもん。……嫉妬は私もするけど、それは憧れに昇華できるんだよ。独占するんじゃなくて、振り向いて貰えるようになろうと思って進めばきっと叶うから」
七男は答えない。
なんて答えていいのか、考えあぐねているようだ。
「僕も聞きたいことがあるんだ」
新井も七男を説得するため、思いの丈をぶつけていく。
「嫉妬を孕んだと言っていたけど、何に対しての嫉妬? 苦しい部分を背負わされたのに芽森だけに友達がいる事? 以前、僕らを殺すことで野々がらっかみに戻れると言ったらしいけども、『もれいびを殺せば神魂は本当にののこに還るのか』なんて確証はどこにもないんだ」
七男はもれいびを殺せば、神魂を引き剥がしてののこへ戻ると考えている。
「既に君の手で何人ものもれいびたちが殺されたが、……彼女に変化はない。本当に君のやっていることは本当に正しいのかな? 例えば、ここで僕らを爆殺した次は、もっと彼女に親しいもれいびを殺すのか? それで彼女のフツウが守れるのか?」
「赤いヒーロー、ぼくだってののこ様に変化が見られないのは分かっている。しかしだ、“まだまだ試行回数が足りないだけかもしれない”だろう?」
だが、七男はあくまでも初志貫徹のようだ。
「それこそ、“悪魔の証明”じゃないか。一緒に帰ろうよ、七男と、菜々緒。君だって彼女にとって大事な先輩で、彼女の日常の一部だ」
「ぼくが、ののこ様の、日常の一部……、うくっ……!?」
突然、七男の右手が跳ねるように一瞬痙攣した。
「まさか、菜々緒先輩が?」
北原の声がにわかに明るくなる。
「待ってる奴が居るんだ。目ぇ覚ませ、
芽森 菜々緒
!」
すかさず伊予が呼び掛ける!
「みんなセンパイと帰りたくて来たのだ!」
後木の声に応じるかのように、右手の痙攣が徐々に激しくなっていく。
「セブン、お前に伝言だ。裏方あっての歌劇だ、そこにいない奴らの事も忘れんなよ!」
「やめろ、みんな……! まさか、彼女が未だに消えていなかったなんて! やめろ、彼女へ呼び掛けるのは止せ!」
自由の利かない右腕に焦燥する七男。
彼は思わず懇願する。
「なんで彼女ばかり呼び掛けるんだよ――。ぼくはここにいる。ぼくがナナオだ。それを認めろよ!」
「寝子島の友を大事に思うなら……、目を覚ませ、女子高校生、
芽森 菜々緒
!」
「やめろって言ってるだろう! あ、頭が、痛い……! それ以上呼びかけるなァッ!」
恵御納の声を遮るように、七男は喚き散らした。
「なんてことだ、このぼくが恐怖している! お前らは知らないんだ、知らないから……!」
「散々、無辜の命さ奪っといて、ろくに謝らねで何言ってやがるんっちゃ!?」
普段のほんわかした鈴野からは想像できないような剣幕で、彼は七男へ怒りをぶつけた。
「おめぇの勝手で殺された人たちのことを考えたことがあるっちゃか? おめぇは周りで気絶しているもれいびを人間扱いしたことねぇべ? そげなおめぇに掛ける情けなんて微塵もねぇっちゃよ!」
「君の言うとおり、ぼくの手は血濡れているさ。でも、それは“ぼくたち”にとって必要なことで……」
「人殺しが必要なことなわけねぇ!」
義憤に打ち震える鈴野を遮るように、御剣が口を開いた。
「ナナオ、言いたい事は言え。俺を見て言えばちゃんと聞くって言っただろ」
「……『憤怒』、いや刀君。君は僕を見てくれる、そうだろう?」
七男の眼差しは真剣だ。
「やっと元通り1つになったぼくたちを、こいつらは再び2つに割いて不安定にしようとしているんだ! いや、こいつらは彼女を呼び出す代わりにぼくの消滅を願っている! 何も知らないからそんなことが出来るんだ、今すぐ止めさせてくれ! でないと、君たちの望みは叶わなくなる……!」
いつになく狼狽する七男に、御剣は不穏な空気を読み取った。
今まで傾聴していた森が七男のそばに寄り添うと、無言で頷いた。
(何を言いあぐねているか分かりませんが、深い思いがあるはずです。私は貴方がちゃんと話してくれると信じています)
もはや爆弾起爆まであまり時間はない。
それでも時間の許す限り森は七男の言葉に傾聴し、本人の口から気持ちを確かめたいと考えている。
八神は使うことがなくなったスタンガンの電源を切ると、七男へ語り掛けた。
「さっき、お前は自分を認めろと言ったよな? お前も殺人鬼である前に人間なんだ。芽森も七男もお前なんだ。そしてきっと、七男と同じくらい芽森も七男に嫉妬してる。怖がるなよ、同じ人間なんだから……」
「……君は少しは分かるようだね。ならば、きみはぼくを邪険には……」
七男の言葉に八神は首を横に振る。
「でも七男。俺たちは芽森を取り戻しに来た。頼む、芽森を表に出してくれないか? 俺は芽森に言いたい。『絶望に耳を塞ぐな。隠れるな』って。それまで俺は諦めない」
「失望したよ……! 結局、君たちは彼女のことばかり! 彼女だって人殺しだぞ! なのになぜぼくばかり排斥される!? 」
縄の下で窮屈そうに暴れる白い右腕を、心苦しそうに眺める少年が一人いた。
「……芽森……!」
そこへ小山内の肩を支えながらやってきたのは月居。
「小山内、大丈夫かの……!?」
敵との攻防で口の中を切ったのか、口端から流れる血が痛々しい小山内に立井が駆け寄っていた。
月居は立井に小山内を預けると、覚束ない足取りで七男の前まで進み出た。
「芽森……、いやナナオ……」
月居はしゃがみこむと、七男の前で頭を下げた。
「すまない。俺は覚悟が足りなかった。他人と関わってもロクなことはないと決めつけていた。でも、ナナオ、お前はなんつぅか、見ていて危なかっしくて、なんか見過ごせねぇんだよ。……気が付いたら、自然とお前を庇うようなことばっかしていた。正直、お前にとっては余計なお世話だったかもな。いや、むしろ正体がバレずに済むから都合が良かったのか? どちらにせよ、ナナオ。俺はお前と同じクラスになれて良かったと心から思えるんだ」
まるで告白めいた月居の言葉は、七男の狼狽を和らげ、右腕の痙攣を穏やかにしているではないか。
「“菜々緒”も“七男”も、それがお前を表す色の一つだとしたら、俺はそれを否定も拒否もしない」
「……じゃあ、君は“ぼくたち”をどうしたいんだい?」
「俺は、お前たちを救いたい。俺がそう願うのは痴がましいかもしれねぇけど。お前たちの喜びも、嘆きも、苦しみも、嘘も、孤独も、嫉妬も、全部を受け止めたいんだよ」
月居の言葉に、なんと、七男は初めて安堵した様子で微笑んだのだ。
「俺もだぜ、菜々緒!」
吉祥寺も七男の前へと進み出た。
「菜々緒……、すまねぇ……! お前が苦しい時に守れなくて……。でも全部理解した……! お前のその罪も苦しみも……、助けてって気持ちも! だから七男も含めて……俺はお前の罪を許す!」
彼女はおもむろに自分の白髪を強引に毟り取ると、七男に見せ付ける。
「見えるか? この髪の色は俺の罪色だ。俺はろっこんが遠因で家族を失っちまった。だから今までお前同様、もれいびを憎んでた。でもこの島に来てから違うって分かった! 一番のきっかけは……」
「菜々緒、お前に会えたからな……。お前という存在が、俺の憎しみを和らげてくれたんだぜ……? 俺のあげたカムイニポポに指輪……友情の証はまだ持ってるか?」
「……ああ、彼女は大事にしていたよ。その度にぼくは苛立っていたけどね?」
七男は吉祥寺に今にも噛み付くんじゃないかと思えるほど犬歯を剥き出しにしている。
「やっぱり、あんたは俺のことを嫌いなのか?」
「その言葉、そっくりそのまま返すよ、クロちゃん。君はぼくのことが嫌いなんだろう? ぼくらは同じ体を有しているのに、ぼくはいつもひとりぼっちだ……」
唸る彼を、唐突に吉祥寺はハグをした。
「俺は『強欲』だからな! お前の『嫉妬』ごと背負ってやる! 俺のこの黒から変わった白髪……罪の証に誓って! お前を1人にしない! 一緒に償うぞ! 俺達は一蓮托生! 戻って来いよ、菜々緒……!」
驚愕する七男。
「クロちゃん、どいてくれないかな? 苦しい」
「わ、わりい!」
力が入りすぎたのか、吉祥寺は思いのほか抱き締めすぎていた。
「いい事教えてあげるよ」
七男は不承不承と言わんばかりに告げた。
「ぼくを消すと、彼女も消えるよ。ぼくたちは一蓮托生。魂の片割れを失って、まともに生きていられるわけがない。なんでそんな簡単なことも分からないのかな?」
「ちょっと待ってくれ! だったら、菜々緒を表に引っ張り上げるだけなら問題ねぇだろ?」
霧生が問い掛けると、七男は首を横に振って否定した。
「彼女はもう駄目だ。“息継ぎ”していないからね。ぼくの殺人衝動は、分裂するときに彼女から押し付けられたものだ。でも押し付けたあとからも彼女の中に漆黒の衝動が生じていく。白山や周囲の大人たちや、そしてこの島のフツウを脅かす存在であるろっこんを悪用するもれいび――つまりぼく自身にまでも、彼女は憎悪を蓄積していったんだよ」
その場にいる者たちは、彼が何を話しているのかわかりかねるという表情だ。
七男はお構いなしに続ける。
「ぼくは意識的に人格交代することで、彼女の衝動を肩代わりしてきた。それでも消化できない場合、彼女は白山から習った油絵で解消していたのさ」
「菜々緒の“呼吸”って、そういうことだったのかよ……?」
月居は愕然としていた。
――絵が描けなくなるとなると、息が出来なくなるわね。
「菜々緒……、お前自身が……生まれながらの殺人鬼だったのかよ……」
『それじゃ、“助けて”という、あの遺言状は何だったのですか?』
浅山の筆談の問い掛けに、七男は眉をひそめた。
「彼女、ぼくの意識の外でそんなものを……。どうりで予想以上に人が集まるわけだ。それで納得できた。言葉のとおり、彼女は死にたかったんだろうね。彼女は、自分の衝動をぼくに押し付けたまま、本性の露見を恐れて島の脅威となってしまった怪人セブン、つまりぼくを君たちの手で討たせようと仕向けたに違いない。それが彼女、菜々緒の正義なんだろう。“助けて”というのは、『彼女の人格を取り戻す』のではなく『全てを終わらせて安楽死させてくれ』ということ。そうなると、ぼくもいっぱい喰わされたってことになる。喜び勇んで主人格を乗っ取ることすら、計算のうちだったのだろうから。今回の事件の脚本は、とどのつまり、すべて彼女の思惑通りってことだろうね……」
だけど、と菜々緒は続ける。
「彼女の目論見は失敗した。見事に失敗、大コケだよ。よもや、ぼくごと許そうという奴が現れるなんてね! 彼女はこれでは死ぬことができない。今、彼女の人格を呼び戻しても、ぼく以上の殺意に塗れた夜叉が姿を現すだけ。それでもいいの?」
「それでも俺は、お前の闇を背負う覚悟は変わらない」
霧生は怯まなかった。
「ハンカチ返しにきた。洗濯してあるから安心しろ」
彼は七男の胸ポケットにハンカチをねじ込むと、満面の笑顔を見せた。
「俺は絶対諦めねぇからな! 約束したよな、お前の好きな曲弾くって。約束破るなんて絶対許さねぇから!」
七男はそこで、遂にだんまりを決め込んだ。
呆れているのか、驚いているのか、彼の表情から心の内を読み取ることは難しい。
右腕の痙攣も収まっていた。
「七男――」
原罪の語り部、桜庭が確信を得た口調で切り出した。
「七男、本当のキミはそうじゃない。もう演技はいい。セブンではなく、ボクは七男、キミと話しにきた」
「円ちゃん……、君は……」
七男が大きく目を見開いた。
「ボクと海ちゃんが訪問した時に見せたキミのあの震えは、怒りでも笑いでもなかった。本当は、泣きたかったんじゃない?」
桜庭はしっかりとした足取りで歩み寄る。
「キミが本当に求めてるのは敵対者の生き方じゃない。もっと普通の幸せだ。覚悟が決まってないから、求めてるから、殺人衝動を捨てられない。そうでしょう?」
一歩ずつ、まるでチェスのチェックの掛け合いのような会話が続く。
「自分の生まれから、罪から! ましてや幸せから、理屈をつけて逃げるな! 生まれたからには少しでも幸せになれよ!」
桜庭は涙をポロポロ零しながら七男の前にしゃがみこんだ。
「先輩。七男の罪に目を背けるのは、七男だけに罪を背負わせるのは、先輩にとって正しい事なの? 逃げちゃ駄目だ。2人が辛いなら、ボクがいる。ボク以外も支えてくれる。先輩は孤独じゃない!」
桜庭は七男の縄を解き始めた。
そして伊予から手錠の鍵を強引に引き取ると、手錠も外してしまった。
「ねぇナナオ、あのプレゼント受け取ってよ」
七男の目をじっと逸らさずに見詰める桜庭。
「……分かったよ。ここを出たら、目の前で開けることにしよう」
遂に七男が根負けしてしまった……!
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3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
オールジャンル
定員
50人
参加キャラクター数
50人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月29日
参加申し込みの期限
2014年04月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月05日 11時00分
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