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【ダイ ジュウニマク】
東館、西館にも変化が起きていた。
まず、西館の赤黒い部屋。
後木が軍手をはめて金属バットで壁の空洞を調べていると、天井の一角で蓋が外れた。
更に開演ブザーがなると、そこからハシゴが降りてきた。
「ハシゴが出たのだ隠し部屋発見なのだ!」
後木が用心深く懐中電灯とライト付きヘルメットで天井裏を覗き込もうとする。
「待った、後木。浅山がろっこん使って未来を見るから。一旦戻ってくるんだ」
「分かったのだ」
望月が後木を食い止めたあと、浅山にろっこんの使用を促した。
『更新』
スケッチブックにこの文字を書くと、彼女のろっこん『神様の手帳』で未来を予測できるのだ。
浅山の手が勝手に動き、文字を書き連ねる。
【そういうことですか……】
彼女は神妙な顔をしてしまう。
スケッチブックには、こう書かれていた。
『囚われの罪人たちと出会う』
「……どうやら、僕たちが捜し求めているのは、この上のようだね」
刻人が満足げに赤黒い部屋に足を踏み入れる。
オーマは彼が上に登っていったのを確認した後、彼女もハシゴに足を掛ける。
と、オーマがハシゴの裏に血がこびり付いた赤い鍵が付着しているのを発見した。
部屋の色と相まって、危うく見過ごすところだっただろう。
彼女は無言でそれを懐にしまいこんだ。
そこへ通気口経由でカナリア桜井が登場。
留置所の在処を出来るだけ早く伝達するために東館のエントランスへ飛び去っていった。
「忙しいな、マジで! でも、俺ができる事を全力でやってやる!」
通気口内に罠はないが、いくつか爆弾の存在を桜井は確認している。
このことも情報統括に伝え、どこが爆弾が手薄かという情報も探り始めていた。
志波は開演ブザー後に変化が起こっていないか、展示品を再びチェックしていた。
すると、掛け軸の裏側から何か音が聞こえてくる。
恐る恐る掛け軸をめくろうとしたその時だった。
後木と望月、そして浅山の3人が志波と合流を果たすべく戻ってきたのだ。
「がおー! 武道ちゃんセンパイの代わりに掛け軸をめくるのだ!」
呼び出された太っちょ猫のがおーが掛け軸に飛び掛る!
すると、がおーの重さに耐え切れなくなった掛け軸がビリビリ音を立てて破れてしまう。
「真央ちゃん、勝手に壊してイイノカナー?」
弁償しろ、なんて言われないよね?
金欠の志波はとたんに不安になる。
「ん? ここさっきはこんな窪みがなかったぞ?」
志波は壁に現れた鍵穴らしき窪みをマジマジと見詰めた。
実はこの穴、東館エントランスのレバーと連動していたのだ。
そして彼が先程から持っている生首キー。
「そうか、これはここの鍵だったのか!」
志波が鍵穴に差し込むと、壁が歯車が噛み合う音とともに左右に開くではないか。
「ビックリなのだエレベーターなのだ!」
後木は中を覗いてキョロキョロしている。
閉じ込められないよう、望月が『開』ボタンを押しっぱなしにしている。
「おい、見ろよ。大ホール直通って書いてあるぜ」
『もしかして、セブンは……菜々緒先輩はそこに?』
浅山は躊躇うことなく、連続でろっこんを使用する。
『わらやまはなたさかあ
をり みひにちしきい
んるゆむふぬつすくう
れ めへねてせけえ
ろよもほのとそこお』
『押し寄せる人の波に仲間が飲まれる』
『大ホールで必ず死者が出る』
「必ず、だと……?」
志波が慄然としてしまう。
「おい、浅山。ろっこんで予測した未来は変えられるんだよな?」
望月が苦虫を潰したような顔で問い掛けた。
浅山は過去にも人の死を予言している。
思わず怖くなり、彼女の目から涙がこぼれ出す。
『……今までは可能でした。ですが、今回みたいに“必ず”という言葉は付いていませんでしたが……』
『私は西館の爆弾の存在位置を確認したあと、大ホールへ向かいます。もとより、危険は承知の上です。それに誰かが死ぬと分かっていて、見殺しになんてできません』
「冗談止してくれ……。それで浅山が死んだら洒落にならねぇぞ」
望月は片手で目を覆ってしまう。
「真央ちゃんも菜々緒ちゃん先輩に会うのだ!」
後木も息巻く。
そこへ高梨が伝達役として再び戻ってきた。
「なんだこのエレベーターは?」
「れんちゃん、実は……」
志波が説明すると、高梨は思わず唸ってしまう。
「俺も大ホールへ行こう。女子3人は行くんだろ? 男が付いてやらないと危ないだろう」
「れんちゃんもか、気を付けてくれよ……」
志波と高梨はがっちり握手を交わす。
二人とも笑顔のままだ。
「セブンへの伝言頼む。『裏方あっての歌劇だ、そこにいない奴らの事も忘れんなよ』ってな?」
「ああ、分かった!」
こうして、高梨と後木が大ホールへ向かう。
それを3人は見送ると、爆弾探しを女子2人が、浅山の予言を志波がエントランスに伝えるべく二手に分かれた。
志波とすれ違いで、桜庭、御剣、小山内がエレベーター前に到着。
「いよいよ七男に会えるね……」
桜庭はトンファーを構えて険しい表情のまま言った。
「ああ、いよいよだ」
御剣は木刀袋から得物を取り出す。
……その刀身が白銀に輝いていた。
『さくせんどおりに うまくいくといいね』
小山内は筆記用具と釘の入った袋を持参している。
そしていつも身に付けているリボンとチョーカーを外していた。
彼らもまた大ホールへ向かって、地下へ降りていく。
<大ホール到達>
高梨 煉
後木 真央
小山内 海
桜庭 円
御剣 刀
浅山 小淋
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
オールジャンル
定員
50人
参加キャラクター数
50人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月29日
参加申し込みの期限
2014年04月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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