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【クリスマス☆green】クリスマスキャロルを聴きながら
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夢の世界に居るみたい
アメリカに留学中の
青木 慎之介
がクリスマス休暇で帰国してそのまま年末年始を日本で過ごす。
そう連絡を受けてから、
月守 輝夜
の心は浮き足立っていた。
慎之介がアメリカに留学したのは、あちらの新学期に合わせた9月だから、そんなに時間が経ったわけではないのだけれど、恋する少女にとっては一日一日が長いものだ。海を隔てた遠距離恋愛。昔みたいに手紙をやりとりするにも何週間もかかるような時代ではないけれど、それでも直に会えないのは心細いもので、輝夜は慎之介の帰国を千秋一日の思いで待っていた。
そしてやってきたクリスマスイブ。
輝夜は、赤と白の胸元の少し開いたタイトなクリスマスらしいドレスで、夜の女帝号に乗っていた。
「ソーキュートだぜ月守。よく似合っている」
目のやり場に困るのか、慎之介は赤くなって視線を逸らす。
彼も今宵は特別おめかしで、ブルーのスーツにネクタイを締めている。
「慎之介くんもびしっと決まってるね。カッコいいよ」
「そうか? レンタルだし、着慣れないから緊張するよ」
慎之介はまだ16歳で、少年と言ってもいい体つきである。スーツに着られている感もあって、親御さんが見たら『馬子にも衣裳』なんて笑うかもしれない。けれど輝夜にとっては、世界中で一番かっこいい彼だ。
輝夜は慎之介の腕に手を伸ばす。
慎之介はぱっと頬に朱を散らしたが、エスコートするように腕を曲げて、輝夜が腕を組むのを受け入れた。
「ドキドキするね」
「ああ、船は豪華すぎるし……月守は、綺麗だし……」
そう言ってもらえたのが嬉しくて、輝夜は慎之介にいっそう寄り添った。
「ふふっ、夢の世界に居るみたい」
「月守のドリームを壊さないように頑張るぜ」
夢は壊れない。
豪華な料理。
うっとりするほどのクリスマスキャロルの演奏。
パーティのあと、いっしょに部屋から見る夜景も――。
「綺麗だね。キラキラしてる……」
輝夜は窓に指を這わせる。
「そう、だな」
慎之介はベッドに座って所在なさげにもじもじしている。
そんな慎之介の隣に輝夜は腰をかけた。本当は別々の部屋を予約したつもりだったのだ。なのに何の手違いか、一緒の部屋になっていて……部屋を変えようにも満室で、と平謝りするスタッフに、輝夜は密かに感謝した。慎之介の耳元で「私はこのままでいいよ、ドキドキするけど一緒は嬉しいし」とささやいて。
「クリスマスプレゼントだけど、」
輝夜はそっと慎之介の手に、自らの手を重ねる。
「……『私をプレゼント』って言われたら嬉しい?」
慎之介はビクッと跳ねた。
「ホ、ホワット!?」
「ふふっ、びっくりしすぎだよ。うそ。ちゃんとちゃんと他にプレゼントは用意してあるよ」
あからさまにほっと息をつく慎之介。
(まだ早い? ほんのちょっとは嬉しかった?)
意地悪く訊いてみたい気もするが、あまりいじめるのはやめておく。
「はい、これ。メリークリスマス」
輝夜が差し出したのは、クリスマスっぽく可愛らしいラッピングのプレゼントだ。
さっきの衝撃を逸らすようにそそくさと慎之介がそれを開けると、中から出てきたのは――。
「ワオ! プラクティスパンツとTシャツだ。デザインもクールだぜ!」
「アメリカでも使ってもらえそうな物で選んでみたの。バスケの練習で使ってもらえたら嬉しいな」
「もちろん、そうさせてもらうよ」
にかっと笑った慎之介の笑顔にまた胸がきゅんとなって、輝夜は思わず彼を抱きしめていた。
「大好きだよ」
キスをする。
「慎之介くん、メリークリスマス」
「メリークリスマス、月守」
幸せだなって思う。
でも少しだけ物足りなくもある。
輝夜は告げる。
「一応春休みにアメリカに行く予定だから」
それから、聞こえるか聞こえないかぐらいの小声で。
「……『私をプレゼント』はその時でもいいからね」
(そのころには――慎之介くんをドキドキさせられるぐらい素敵な女性になってるかもね)
彼の胸に顔を埋めていたから、慎之介が火を噴くくらい真っ赤になったことに、輝夜は気づかなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
34人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年07月31日
参加申し込みの期限
2023年08月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年08月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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