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【終業式】課題をクリアして冬休みを死守せよ!
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八神 修
は
七夜 あおい
と共に能力向上テストについて書かれた紙を見つめる。
「どれも簡単ではなさそうだ」
「そうだね。修君はどれに挑戦するつもり?」
「最初は米俵かな。疲れていない状態なら何とかできるかもしれない」
「私も気になっていたんだよね」
二人は揃って三年四組の教室から出た。廊下を歩いていると、あおいは少しむくれた顔で言った。
「今回の理事長も、どこかずれていて本当に困るよね。冬休みはすることがいっぱいあるのに」
「俺がなんとかするよ」
「その時は応援するね」
不意打ちに近い笑顔に修は、ありがとう、と照れ臭そうに返した。
第一グラウンドではすでにテストが始まっていた。男女を問わず、果敢に米俵に挑む。応援する側にも熱意が伝わり、奮闘する生徒に励ましの声を送った。
修とあおいはよく見えるところで眺めた。男子の番になると修はつぶさに見ていく。
――抱えて運ぶのがルールと思っていたが、自力で持ち上げれば方法は問わないのか。この緩さは意外と盲点だな。
横にいるあおいは落ち着かない様子で周囲に目をやる。
「何か気になることでも?」
「これだけ人がいると、ろっこんは使えないよね」
あおいの心配はよくわかる。多くの生徒が観客として声援を送っていた。
「効果が弱まる程度ならいいけど、発動しないことも考えられる」
「……そうなるよね。私はこのテスト、パスするよ。修君はどうする?」
「俺は自分の今の力を試してみたい。参加者を募っているから行ってくる」
「がんばって。三十キロなら私よりも軽いよ」
あおいは笑顔で小さく手を振った。
修は片手を挙げてスタートラインに走っていく。
――あおいよりも軽いのか。
表情が和らぐ。余計な緊張はなくなり、良い意味で気を引き締めた。
挑戦が決まり、修は米俵の縄を両手で掴んだ。自分のタイミングで引っ張り上げて太腿に載せる。手を下に回して胸に抱えると力強い前進を始めた。
走ることはしない。着実な一歩を重ねていく。
――百メートルも進んでいない。それなのに両腕が疲労で震え出す。
「修君、がんばって!」
あおいの声援に修は歪な笑顔を返した。取り繕う余裕もなかった。
――俺の予想では半周が限界だ。ギリギリまで粘って体力を削るより、温存して次のテストに臨む方が成功の確率は上がる。
修はあおいを見た。ツインテールを弾ませて両拳をポンポンのように振り上げる。
「その調子だよ! 修君ならできる!」
「その声援は、本当に嬉しいんだけど」
修は泣き笑いの顔で米俵を置いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
22人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年07月22日
参加申し込みの期限
2023年07月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年07月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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