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【終業式】課題をクリアして冬休みを死守せよ!
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椎井 莉鳥
が南校舎を出たところで声を掛けられた。
見ると
中倉 琉歌
が陸上部らしく走ってきた。
「椎井先輩、テストの内容を見ましたか」
「見たわ。それがどうかした?」
「どうもこうもないですよ。あんなテストで冬休み廃止とか、悪ふざけが過ぎます」
冷静なようでいて琉歌の目には怒りが滲む。
「冬休みが廃止されたとして、一年のあなたが困ることってある?」
「困りますよ。冬休みは予定で一杯なんです。だから阻止しましょう」
「私は特に困ることは」
「可愛い後輩を助けるつもりで一緒に来てください」
琉歌は莉鳥の横に並んだ。強引に腕を回して第一グラウンドへ引っ張っていった。
連れて行かれた先には陸上部の顧問、
浅井 幸太
がいた。手をぶらぶらさせながらその場で何度も跳んだ。
琉歌は幸太を指さした。
「悪の手先に与する浅井先生に挑戦します」
「いや、俺は理事長に従っただけで」
「言いわけは不要です」
琉歌は自らボールを手にして白いラインが引かれた上に運んでいく。
「覚悟してください」
「これは勝負だ。陸上部員でも手は抜かない」
「望むところです」
助走距離を取った琉歌は綺麗なフォームで走り出し、シュートを放った。
力なく飛んだボールはバウンドして更に勢いを落とし、幸太に片手でキャッチされた。
琉歌は耳を赤くして言った。
「距離が遠くないですか」
「公式と同じ十メートルくらいだが」
「私は女子ですよ」
「知らないのか? サッカーは男女が同じルールでするのだが」
困ったような笑みで言葉を返した。
「知らなかったです」
琉歌は声を落とし、PKを再開した。
全てを止められた。
「次は俺が蹴る番だが、まだ続けるのか?」
「私が全て止めれば負けはありません」
「まあ、そうだが」
気乗りしない様子で幸太はボールを置いた。助走しないでいきなり蹴った。
山なりのボールは左に向かって飛んでいく。反応が遅れた琉歌は懸命に右手を伸ばして倒れた。
ボールはネットに当たった。反動で戻り、琉歌の目の前をコロコロと転がる。
呆気なくテストは終わった。
「先輩のためにいろいろと試して浅井先生の情報を引き出しました」
「ありがとう。参考になったわ」
「本当ですかぁぁ?」
面倒と思い、莉鳥は微かに笑って白いラインに立った。ボールの置かれた位置とゴールサイズの距離を目で測る。
「遠いですね」
「十メートルはあるからな」
「ハンデはないのですか」
「さっきも言ったが男女が同じルールでやっている」
幸太は説き伏せるように言った。
腑に落ちない顔で莉鳥が続ける。
「女子サッカーでキーパーが男性ってことがあるのですか」
「え、いや、それはどうだろう」
「平等ではないと思いませんか?」
「し、しかしだな。今回のPK合戦では、そのような救済は用意してなくて、あれだ。椎井だけを特別扱いは無理というか」
歯切れが悪く、莉鳥と目を合わせようとしない。
そこで行動に出た。ボールを持ち上げて大股で二歩ほど近づいた。
「浅井先生は実直な人だと信じています。ここでいいですね」
「わかった。そこでいい! 蹴って来い!」
じっくりと見た経験を活かし、目のフェイントや蹴るタイミングをずらした。ハイジャンプで鍛えられた脚から放つシュートは強烈で何度もネットに突き刺さった。
結果、四ゴールを獲得した。
莉鳥はキーパーとして対決する。ライン上に置いたボールをじっと見つめる。
「わかった、わかったから!」
幸太は一メートルほど後ろに下がった。心を乱した状態でボールを蹴った。コントロールに影響してクロスバーを越えた。
力を抑えた二回目は威力がなく、莉鳥が伸ばした脚に弾かれた。
「これでクリアですね」
「そうだな」
苦笑いの幸太に莉鳥は、ありがとうございました、と目礼して琉歌の元にいく。
「先輩、やりましたね。これで冬休みは確保ですよ」
「そうね」
「帰りにファミレスに寄りませんか。私が奢りますよ」
「それならサーロインステーキにするわ」
「え、えええっ!」
琉歌は驚いて財布を取り出す。横目で見た莉鳥は自然な笑みを浮かべた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
22人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年07月22日
参加申し込みの期限
2023年07月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年07月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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