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\ オーバータイム!/
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愛の実は心になる
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やがて開けた場所にコウの姿を発見する。
「我沢!」
コウのもとへ駆け寄ろうとするメンバーを八神が止める。
「待て、見ろ」
コウの向こう側に一人の女子が立っていることに皆が気付いた。
「愛美ちゃんじゃん!」
八十八旗が声をあげたと同時に全員がコウのもとへ駆け寄る。
出てきた人数に愛美は、
「えー、なにこの状況」
おかしそうに笑ってみせた。
「今まで何してたんだよ?」
ようやくコウが口を開いた。
「学校にも来なくなって、今までこんな山の中で何してたんだ?」
怒りのこもった口調でまくしたてるコウだが、愛美はうつむいたまま何も答えない。
「答えろよ!」
「えー、何言ってるの? 神隠しの泉を探していたに決まってるじゃない」
「さ、探していたってずっとかよ」
あまりに能天気な愛美の態度にコウは拍子抜けした様子で尋ねる。
「そうよ。だってあるって言ったじゃない。我沢くんがさ」
「そりゃ言ったけど……って、そういうことじゃないだろ! みんなどれだけ心配したと思ってるんだ!」
「そんなの知らないよ~」
「なんだとぉ」
まるでラチがあかない状況に晴海がコウを押しのけた。
「で、これだけの時間をかけて神隠しの泉は見つけたのかい?」
「ううん。泉も神隠しに遭ったのかしら? あはは!」
「ふぅ。どうやら真面目に答える気はないらしいね」
晴海のため息に他の面々もどこかしらけムードが漂い始めた中、
「もういい。帰ろう」
コウは落胆した表情でみんなに振り返った。
「ごめんみんな。こんな茶番に付き合せて」
「ちょっと愛美ちゃん。我沢くんがどれだけ心配したと……っ」
桜庭が木下に詰め寄ろうとするもコウがそれを止める。
「もういいよ。結局木下は俺に腹を立てて、こんな嫌がらせを思いついたんだよ。あんなノートまで仕込んで俺が慌てているのをどこかで笑って見ていたんだろ!」
「我沢くんも落ち着いてよ」
「落ち着いてるさ!」
キレたコウが再び愛美の前へと歩み寄って顔を近づける。
「こいつにいいようにからかわれて最悪の気分だよ!」
「さいあ……く……」
それまでのトーンとは明らかに違う声に全員が愛美を見る。
その表情からは笑みが消えていた。
「さいあく……さいあく……」
ぶつぶつと小さな声で同じことを繰り返す。
「木下……?」
異変を察したコウが再び愛美に近づくと、
「またわたしをばかにするのね……」
愛美の虚ろな瞳が深い蒼へと変化した。
「アナタノナヤミヲキカセテ」
「な、なやみ?」
「言っちゃダメ!」
叫んだ尾鎌がコウを突き飛ばすと同時に、愛美の全身を水のような液体が覆う。
「尾鎌、離れろ!」
御剣が叫んだ瞬間、愛美を包んでいた水が弾けて尾鎌を呑み込んでしまった。
「ちっ。こっちだ!」
八神の掛け声と共に、一行は固まった状態のまま三夜湖の方角へと駆けた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
裕竜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月11日
参加申し込みの期限
2014年01月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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