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\ オーバータイム!/
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愛の実は心になる
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すぐにみんなで愛美を取り囲む。
「どんな方法でもいい。我沢が飛びつく隙を作るんだ」
御剣が言うと皆が無言で頷いた。
「ナヤミヲ……ウラミヲ……ゼツボウヲ……」
シンムが両手を広げた瞬間、それぞれが前へと飛び出た。
「シンムちゃ~ん! 君こそ悩みあるんじゃないか~? 俺に聞かせて~!」
まずは八十八旗がいつもの調子でシンムに声をかける。
「そう。今の悩み多き己の姿を見ろ」
民谷がシンムに鏡を突きつける。
「愛美ちゃん、目を覚ますのだ!」
後木がシンムの水の体に顔を突っ込み、その中にある愛美に声をかける。
しかし、すぐにシンムによって吹き飛ばされてしまった。
「中の愛美ちゃん、苦しそうだったのだ!」
「その中身をさらけ出せ!」
御剣の木刀が浅くシンムの体を切り裂くと、その体が液体となって周囲にいたメンバーに襲いかかった。
「ザッバーン!」
晴海がろっこんソリッドボイスを発動させ、言葉のブロックでシンムの攻撃を防いだ。
地面にはじけ飛ぶシンムの液体、そしてさらけ出された愛美の姿。
「行け、我沢!」
八神の合図と共にコウが愛美へと飛びかかろうと、彼女の前まで駆けた。
が、そこで立ち止まってしまう。
「ど、どうすれば……っ」
愛美の前でうろたえるコウだったが、ふと尾鎌の言葉を思い出す。
「心にある気持ちに素直になれるかどうか」
コウは愛美を見ると、正面から思いっきり抱きしめた。
「もとに戻れ!」
「オマエノココロヲ……」
だが、地面に落ちたシンムの体が二箇所に集まり、一つは尾鎌の姿を象っていく。
「今度は尾鎌か!」
御剣達がコウに近付けさせないように立ち塞がるが、もう一方に集まったシンムが足元からコウの体を包み込み始めた。
「俺は……」
恐怖に表情を歪めながらもコウは愛美の体を力一杯抱きしめる。
「俺は……っ」
次の一言が出ないコウに、
「自信持って!」
桜庭が叫んだ。
「俺は木下愛美が好きだぁ!」
コウの絶叫。
「おお」
そしてみんなの感嘆の声。
「シンム! 俺と木下の仲がうまくいくようにしてくれ!」
まるでこの周辺の時間が止まったかのように鎮まる。
「その願い……聞き届けた……」
シンムは激しく飛び散ると、まるで光り輝く小さな宝石のようにコウと愛美に降り注ぎ、地面に溜まって小さな泉になった。
「これは言い伝えにあった泉?」
呟くコウに愛美の体が倒れかかってきた。
「おっと、木下!」
慌ててその体を抱えると、愛美がゆっくり目を開く。
「う……ん。あれ……我沢くん?」
愛美の無事を確認したコウは安堵の息を漏らすが、
「そうだ。尾鎌は? あいつはどうなったんだっ?」
「大丈夫よ。あれくらいでくたばるほどヤワじゃないわ」
他のメンバーに支えられた尾鎌がコウを見て笑ってみせた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
裕竜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月11日
参加申し込みの期限
2014年01月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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