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【一緒に撮ろう?】
興味津々で、身だしなみを整えて教会にやって来た
千鳥 雅人
は、スケッチブックを抱えてうろうろしている
白柳 さえ
を見つけて、声をかけた。
「さえちゃんも来てたんだねぇ~!」
「あ……、雅人くん!」
知っている人がいたことに胸をなで下ろすさえに、雅人は笑顔で話しかけた。
「さえちゃんも撮影会に来たんだよね? 着飾ってる人がたくさんいて、わくわくするねぇ!」
「えっと、うん……。みんなとっても綺麗だよね……」
「あれ? どうしたの、元気ない?」
「ううん! そうじゃなくて……、ちょっと私、場違いかなぁっていう気がしていたもんだから」
雅人は不思議そうにさえの顔をのぞきこんだ。
「えーっ、どうして? さえちゃん絶対似合うよ! 俺も、早く着てみたいな~って思ってるんだ~」
「私もね、ドレスは素敵だなぁって思ってるの。ちょっと緊張してるだけでね……」
「そっかぁ、それなら一緒に衣装を探しに行こうよ!」
「うんっ!」
即座にさえが了承すると、雅人はふわっと微笑んだ。
「俺、どんなの選んだらいいのかわかんないから、さえちゃんが一緒に見てくれると嬉しいなっ」
「わっ、わかったよ!」
数々の衣装を見て回り、華やかなドレスに、さえは顔を輝かせた。
「わぁ、綺麗……!」
「さえちゃんはどんなドレスがいいの? かわいいのがたくさんあるよねぇ」
「うーんと、どれにしよう……。あっ、こういうの素敵だなぁ……」
さえが選んだのは、プリンセスラインのウェディングドレスだった。
襟はオフショルダーの、肩がのぞくタイプで、上半身はすっきりしているものの、スカート部分にはタッキングとレースがほどこされて立体的なボリュームがでている。
「スカートがとってもひらひらしているね~!」
「うん、ほら、短いけど、トレーンがついててかわいいなぁって」
スカートの裾は長く、あちこちに大きなリボンもたくさんついている。
「雅人くんの衣装はどうしようか。あっ、これはどうかな? 優しい色で似合うと思うなぁ」
「ジャケットの丈が長いのって不思議だよねぇ~。じゃあ俺、これ着てみるね」
「えっ、決めちゃっていいの?」
「さえちゃんが選んでくれた服なら、間違いないよ!」
信頼してるからと、雅人は胸を叩いてみせた。
互いに試着室から出て来て、メイクルームでセットもしてもらい、再び二人は顔を合わせた。
(わ、さえちゃん、すっごく綺麗……!)
まるで本物の花嫁さんが立っているようで、雅人はしばらく目が離せなくなった。
「似合うよ、さえちゃん。とっても! ……うん、それで、あのぅ」
「ありがとう。雅人くんも、いつもと雰囲気が違うね。格好良いよ」
「そっそう、かなぁ」
(ど、どうしよう……)
本当は、着替えが済んだら、一緒に撮影をしようと申し出るつもりだったのだが、こうしてドレス姿を目の当たりにしてしまうと、どうにも気後れしてしまう。
(花嫁と花婿の格好をして一緒に撮るのって、その……、恥ずかしいよね……)
勇気がでなくて口ごもっていたら、さえのほうからこんな風に誘ってくれた。
「もしよかったらなんだけど、雅人くん、写真一緒に撮ってもらえない、かなぁ……?」
「えっと、う、うん! 一緒に行こっか!」
(あうう、俺、ちょっとカッコ悪い……かも?)
照れ笑いをもらす雅人に、さえはほっとした様子で笑顔をみせた。
「よかった。雅人くんが隣にいてくれたら、私も心強いなぁ」
「よろしくね、さえちゃん」
「うん、こちらこそ」
スタッフに囲まれてカメラを向けられている間も、さえは不思議と落ち着いていた。
さっきまで、ドレスを着た華やかな人たちに尻込みしていたのが嘘のようだ。
(雅人くんがいてくれるおかげだね……)
雅人が安心感を与えてくれるから、カメラに笑顔を向ける余裕が生まれるのだと思う。
そう感じていたので、撮影後、自信なさげに雅人がこんなことを言い出したとき、さえは素直に気持ちを伝えることができたのだった。
「いまさらだけど、さえちゃん。俺なんかと一緒で、本当によかったのかなぁ?」
「そんな! 雅人くんがいてくれたから、すごくリラックスできたんだよ。雅人くんは、とっても素敵な人だよ……!」
(あわわ、勢いですごいこと言っちゃった……!?)
顔が赤くなっていないか心配だったが、本心だったので目は逸らさずに断言した。
雅人は少し照れた様子だったが、ほっとした笑顔をみせた。
「よかった~。俺もさえちゃんと一緒でうれしかったんだぁ!」
衣装から着替えたあと、さえが教会と蔓薔薇の館の中を見て回りたいというので、雅人も付き合うことにした。
「そういえば、さえちゃんスケッチブック持ってるもんね」
「うん、前に通りかかったとき、素敵な建物だな~って思っていたの。創作の参考にもなりそうで、スケッチしたかったんだよね」
「じゃあ、ゆっくり散策してみよう」
そんな二人が庭園を歩いていると、お茶のセットを持ったゼシカと会った。
「こんにちは……」
「まあ、こんにちは。ちょうど、あずまやにお茶を持っていくところですの。軽食も用意してありますので、よろしかったら召し上がってくださいね」
「わあ、嬉しいな。行こうよ、さえちゃん!」
「ええ。……あの、素敵なお庭ですね」
さえがどきどきしながら話しかけると、ゼシカは優しく微笑んだ。
「ありがとうございます。気に入ってくださったなら、私も嬉しいですわ。ゆっくりしていってくださいね」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
深城和哉
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月17日
参加申し込みの期限
2013年11月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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