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◆まだお相手が決まってない方は大部屋へどうぞ
三時のおやつも終わり、またコンが盛り上がってきた頃に人が集まってきた店がある。
シーサイドタウン駅前の
カラオケボックス『シャンテ』
だ。
時折「俺もまたコンに混ざりたいなぁ~」という店長
典町 託志
と「ダメです!」という店員たちの声が聞こえてくるが、それ以外はごくごくふつうのカラオケボックス。
またコンのための特別メニューも用意されているので、ふたりっきりになりたいカップルにも、まだまだ出会い足りない男女にもうってつけの場所だった。
「いらっしゃいませー! ようこそ『シャンテ』へ!」
思いのほかの盛況に託志は戸惑いながら客を迎え入れる。駅前ということもあって、部屋数は三十ほどしかない。
来店時間が被った結果、個室はあっという間に埋まってしまったのだ。
(どうすっかな~)
悩んだ末、出会いを求めるまたコン参加者のために託志は大部屋を解放することにした。
(歌を歌えば、案外急接近ってこともあるかもしれねぇしな!)
急いでホワイトボードにその旨を記して、受付に立てかけてから、さっそくパーティーメニューを大部屋に運ぶ。
八神 修
たちが大部屋に入ったときは、既に様々な料理が準備されていたが、まだ誰もいなかった。
「わ! たこ焼きがいっぱいなのだ~」
「たこ焼き、好き、シダ!」
後木 真央
と
シダ 美穂戸
が目を輝かせるのを見て、
椿 美咲紀
は唖然とする。
「え、ま、まだ食べるんだ……」
「すごい食欲だな」
風間 舞子
も美咲紀の意見に同意をして、ソファーに座り込んだ。
「にしても、カラオケまで歌い放題ってすげぇな」
パラパラと歌リストをめくりながら
霧生 深雪
は感心しているようだった。
「女性は無料だしな」
修は真央とシダを見て、木天蓼市の財政が不安になった。
「いらっしゃいませー!」
託志は大部屋を覗きに来て、それなりに人が集まっていることに安心した。
見たところ高校生ばかりのようだが、それはそれでいいだろう。
「思いっきり歌って、食べて、今日のまたコン、全力で楽しんでってくださいね!」
声をかけると元気な返事が返ってきて、ますます託志は嬉しくなった。
そこで本題を伝える。
「あ、新しい方がいらっしゃったのでお通ししますね」
「お邪魔しますわ」
「よろしくね」
落神 れみ
と
五十士 柊斗
が大部屋に通された。
すぐさま「はじめまして」の声があちこちから飛び交う。
その空気に馴染めるか不安に思うれみと柊斗だったが、
「ひ! このたこやき辛いのだ~!」
「ロシアンたこ焼きなので、辛いものも混じってますよ」
というやり取りのおかげで表情が柔らかくなった。
託志はほっとして大部屋を出た。本当はとっても混ざりたかったのだけれど。
「これはなんですの?」
テーブルに広がるパーティーフードを興味深そうにれみは眺めていた。
趣味は料理というだけあって、ちょっとした工夫のなされたメニューが気になるようだ。
その中でもトロピカルフルーツと花が飾られたジュースをじーっと見つめている。
ジュース自体は下の方が鮮やかなピンクで真ん中から上はくっきりとしたブルーだ。
よく言えば華やか。悪く言うと毒々しいそれが一体どんな味なのか。れみには想像もつかなかった。
「トロピカルジュース、気になるの?」
美咲紀がやってきて上に乗っている花をつまんでみせた。
「見た目はちょっと派手だけど、味はそんなことないのですよ! とっても甘くてすっきりしてるの」
「そうですの? 教えてくださってありがとう」
れみは恐る恐るストローに口をつける。
口に広がったのはピリリとした炭酸とふんわりとした甘み。
「思ったよりも飲みやすいんですわね」
れみが驚いたように言うと、美咲紀はくすぐったそうに笑った。
「学校ではあんまり話してなかったのです。私は
椿 美咲紀
」
「私は
落神 れみ
ですわ」
「よろしくね?」
「ええ、よろしくお願いしますわ」
れみは折り目正しく頭を下げる。
ゆっくりと顔を上げると、美咲紀はじーっとれみのことを見つめている。
「……どうかなさいました?」
怪訝に思って尋ねてみると、美咲紀は身を乗り出してきた。
「あのね、私占い好きなんだ。落神さんって神職さんの娘さんって本当?」
「え、ええ」
「わぁ! お話聞かせて欲しいな」
今度はれみがくすぐったいような気分になる。
けれどこうして話しかけてもらえること自体は純粋に嬉しくて、れみはいつの間にか美咲紀との会話に夢中になっていた。
れみと美咲紀が話している姿を見て、
(あの子あんな風に笑うんだなぁ……)
と柊斗は驚いていた。
今日一日過ごして、微笑むことはあっても声を上げて笑うことは一度もなかった。
そのことに衝撃を覚えはしたが、悲しいというよりは最後の最後に笑顔を見れてよかったという気持ちが柊斗の中に広がっていった。
それがいいことなのかどうかは、また別のお話。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月06日
参加申し込みの期限
2013年12月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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