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響 タルト
は並んで歩いていた
マーガレット・ライカー
を興味深げに見つめる。
「マガレちゃんが猫になっているね」
「そういうタルト先輩も猫なのですが。二足歩行は猫としてどうなのでしょう?」
「アリだと思うよ。僕はろっこんで猫に慣れているけど、獣人化とはちょっと違うし。なんか新鮮な気分だよ」
タルトは自身の頭から飛び出た猫耳を左右に動かす。
「私は慣れていませんが、タルト先輩の姿を見てアリだと思いました」
「アリだよね。マガレちゃんは猫になっても綺麗だね。銀色の毛が光って見えるし、碧眼がもう凛々しくて、なでなでしたくなるよ」
「猫になるとまた感覚も変わるのでしょうか。タルト先輩、少し撫でて欲しいのですが」
「いいよ。なでなでしてあげる」
タルトは前脚でマーガレットの頭を撫でた。反応した尻尾が左右に揺れ始める。
「喉はどうかな」
頭を撫でながら喉を摩る。マーガレットの目が細くなり、ゴロゴロと喉を鳴らした。
「……気持ちいいです。それに身体がふらふらします」
「うんうん、マガレちゃんは立派な猫だね。そこに魚市場があるし、生魚も試してみる?」
「刺身は食べたことがありますが、生魚はどうなのでしょう」
「人だと抵抗があると思うけど、猫になっちゃえば全然平気だよ。でも、まあ、食べ方は猫それぞれなんだけどね」
二人は二足歩行の猫として魚市場に入っていった。
「お、また新しい猫ちゃんだ。新鮮な魚はまだまだあるよ。どんどん持ってけ」
胸に押し付けるようにして生魚を渡した。
マーガレットはその大きさに戸惑い、タルトに目をやった。
怯んだ様子はなく、魚の表面に爪を立てて器用にウロコを剥ぎ取る。食べ易くなった腹部を噛み千切り、美味しいよ、と頬を膨らませて言った。零れ出そうになった内臓は慌てて舌で舐め取る。
棒立ちで眺めるマーガレットに気付き、タルトは小首を傾げた。
「マガレちゃん、食べないの? 味はとてもいいよ」
「美味しそうなのはわかるのですが、このままだと食べづらくないですか?」
「僕は平気だけど、ちょっとそこら辺を見て回ろうか?」
「そうですね。食べ易くなるヒントがあるかもしれません」
二人は方々を歩き回る。
同じような二足歩行の猫を見かけた。白衣姿を目にしたタルトは小走りとなった。突然の行動にマーガレットも生魚を抱えた姿で走り出す。
タルトは着くなり、声を掛けた。
「
月詠
さんだよね」
「タルトか。私は今、猫の魔女として猫用にアレンジした魚を提供している。食べていくか」
「それでしたらこの生魚でお願いできませんか」
マーガレットは抱えていた生魚を差し出す。
「わかった。希望の食べ方を聞いておこうか」
「食べ易いゼリー仕立てにして欲しいです。できればですが、身もほぐしていただけると嬉しいです」
「ふむ、では魚を軽く網で焼いて身をほぐし、取っておいた魚の煮こごりを混ぜるか」
「それでお願いします」
マーガレットは前脚を合わせて祈るような姿で尻尾を振った。
待っている間、タルトとマーガレットは現状について話し始めた。
「僕達って二足歩行の猫になってるんだけど、恋愛対象はどうなるんだろうね」
「ケモミミの人型と獣人で別れると思うのですが、二足歩行の猫はどちらに分類されるのでしょう」
マーガレットは鼻をヒクヒクさせる。網で焼いている魚の香りが漂ってきた。
「僕的には人が相手の方が萌えるんだけど、獣人を入れた三角関係も面白いかもね」
「いいですね。それを更に発展させて、どっちもいけるタイプとかどうでしょうか」
「マガレちゃん、腐の感情が大爆発だよ。でも、その話は魅力的でアリだよ。どろどろと絡み合う三角がバミューダトライアングル並みに危ないね♪」
タルトは尻尾をくねらせてハートを作って見せた。マーガレットは射貫くように尻尾を突き刺す。
そこへ月詠が紙皿を運んできた。
「はい、愛憎たっぷりのドロドロの完成だ」
「月詠さん、良いノリだね」
「どうも。食べてみて」
月詠はマーガレットに紙皿を渡した。箸やスプーンはないので顔を寄せて食べた。
「程よい熱さなので猫舌でも食べられます。煮こごりのおかげで身が簡単に喉を通ります。とても美味しく作っていただいて、本当にありがとうございます」
「猫の魔女の力だ。私は次の猫を幸せにする使命があるので、これで」
マーガレットは去り行く背中に頭を下げた。
その後も二匹はBL話で大いに盛り上がった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年04月23日
参加申し込みの期限
2023年04月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年04月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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