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おいでませ、霊界カフェ
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【ふわふわふわふわふわふわわ】
ねこでんごとごと。向かうところはシーサイドタウン駅。
のはずでしたけれど、乗り込んだ車両はこれがどうやら、霊界行きであったようでして。
「……どうしましょうか、珪先生?」
「これは、困ったね」
綾辻 綾花
と
早川 珪
がぽつねんと佇んでおりますのは奇妙な風景が連なる、霊界ど真ん中。はたとふたりは顔を見合わせます。
綾花としましては珪とふたり、ふらり立ち寄った書店で手に取った本など携え、お気に入りの喫茶店でのんびりまったりカフェデート。てなつもりだったのですけれど……どうもいささか、あてがはずれてしまったでしょうか。
「あ。でも、あそこにカフェはありますよ」
「見た目は普通だね。入ってみるかい?」
変事に慣れた綾花はさておき、珪もなんとなーく、こうした局面に馴染んできたのでしょうか。さらりとそんなことを言いました。
確かに外観はどこにでもあるような、寝子島にもありそうな喫茶店です。
「入ってみましょう!」
「そうだね。ちょっと面白そうだしね」
「ね」
珪といっしょですし、勇気がわきました。
かららん、からん。鐘の音。
「おばけオムライス、お待ちどうさま~」
「わ……すごいですね」
吸血鬼のウェイトレスさんは特別な血の能力を操って、二皿のオムライスと二つのコーヒーを同時に運んできてくれました。思わずまじまじと眺めてしまいます。
「さて。おばけのオムライスか……うわ」
まずは珪がスプーンをふわふわ卵へ差し入れようとしましたら、ふわふわふわ。擬音ではなく文字どおり、宙へと浮かび上がってしまいました。
「け、珪先生、逃げちゃいます!」
「捕まえた! って、綾辻さんのオムライスも……」
「わ、わ!」
ふわふわふわ。ふわふわり。
どうにかはっしとつかまえて、慌ててスプーンですくい口の中へ。
「んっ。しゅわっと消えちゃったね」
「はい、でも初めての食感です。美味しいですね」
「ね」
ぺろりと平らげ、それでもしっかりお腹にたまったものの、ちょっぴり物足りないかも?
「珪先生。この、ほうステーキ? っていうのが気になるんですけど……」
「神通力が身につく? 本当かなぁ」
珪先生はフツウのサンドイッチを、綾花は封ステーキというものを追加で注文してみました。ひとりだけお肉、というのも珪先生の手前、がっついてると思われちゃうかな……なんて女の子らしいためらいもあったりしますけれど、香ばしくてイイかおりに抗うことができませんでした。
ほどなくテーブルへとやってきたのは、ほかほかのお肉。分厚いステーキです。
「これは美味しそうだね」
「はい。た、食べてみますね」
ステーキは逃げ出すようなこともなく、綾花は少々おっかなびっくり、ナイフを入れてぱくりとひと口。
じゅわっとあふれる肉汁、噛むほど溶け出す旨み、絶妙な噛み応え。これは……美味しい!
「……あっ」
「神通力、身についた?」
興味深く尋ねた珪先生、その笑顔から連想するところ。ひとつの風景が、綾花の脳裏へ浮かびます。
「これは……珪先生のアパート?」
「僕の?」
何度か訪れたことのある見慣れた建物の、入り口扉。その前に立ち、表札と抱えた荷物を見比べているのはどうやら、宅配便の配達員でしょうか。
「不在伝票置いて、行っちゃいました……」
「ああ、忘れてた! 荷物が届くんだったよ。申し訳ないことをしたなぁ」
それはさておき、遠くの場所の様子を見とおす千里眼の神通力のようです。なんて便利!
(こ、この能力があれば、珪先生の私生活が丸見えに……!?)
とはいえそんなのはどうも、気が引けてしまいますけれど。それに神通力が身につくのは、ほんの一時的なことのようでして。
「……ちょっと残念」
「そうだね、後で再配送の手続きをしないと」
恋のお役には立ちそうにない、かも。
なんだかんだとお腹いっぱい、大満足!
「霊界カフェも悪くないね」
「はい、楽しかったです。意外と怖くなかったですね」
駅にがたごととやってきた列車には寝子島行きと書いてあって、ほっ。ひと安心。
「次はどこに行きましょうか」
「はは、もう次かい? そうだなあ」
綾花も受験生。珪先生と過ごすこんな時間が、なによりの癒しです。
やってきた列車に乗り込み、じゃあパスタはどう? オススメの店があって。ぜひぜひ! な~んて話で盛り上がりながら、列車はがたごと。寝子島へと駆け抜けてゆきました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年04月02日
参加申し込みの期限
2023年04月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年04月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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