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\ オーバータイム!/
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セイレーンが歌う夜
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<前奏>
――? ? ?
もの哀しい歌声が、脳裏に響く。
エヴァ・ブランシェ
はふらり、と裸足でアスファルトの上を歩いていた。いつの間にか聞こえて来た歌声に惹かれた彼女の青い瞳は、どこか曇っている。ゆっくり、ゆっくりと進むその先は、エノコロ岬だった。
その顔に浮かぶ表情は、僅かな困惑。けれども、次第に憂いを帯びたものへと変わる。その胸によぎるのは、たった1つ。
――誰かが呼んでいる。
エヴァは歩き続けた。次第に曇っていく空の下、素足で岬への道を。
最初は1人だったその影は次第に増えていき、その中にエヴァも混じっていった。
『今、私はエノコロ岬に向かう道を歩いています。
自分の意思で止まる事ができません。辛うじて出来ているのはこの呟きを発信する事だけです』
日光瀬 きららはぼんやりとした頭で、どうにかこうにかねこったーに書き込んでいた。けれども歌の切なさが段々心を埋め尽くしていき、自分の意思が保てなくなっていた。勝手に歩き出す足に興味と僅かな恐怖とが綯交ぜになりつつ、この感覚を発信できなくなる事を煩い、指を動かす。
『たくさんの女の人が歩いています! なんとなくですが、これは』
そのつぶやきを最後に、手は携帯電話を懐にしまわせる。そしてきららはぼんやりとした瞳のまま、黒髪を揺らしてエノコロ岬へと歩き続けた。
そして、偶然ねこったーを見た
エレノア・エインズワース
もまた異変に気づく。彼女にも確かに歌声が聞こえてきたからだ。
(ふふ、これは彼女の本質を確かめるのにいい機会ですわね)
エレノアは操られまい、と画鋲を机から取り出す。そしておもむろに指と爪の間に刺しこんだ。痛みが走り、赤い滴りが白い指を濡らしていく。が、それでも歌声は彼女の耳へ入り込み、その心を惑わせる。
エレノアは辛うじて自分の意思で歌の聞こえる方へ向かう。けれどもその足取りは危うく、心の半分が歌でしめられていく。
(けれども……)
画鋲に力を入れて、痛みをおこす。けれどもいつしかその行為を忘れ、夜闇へと画鋲を投げ捨てる。エレノアは僅かに「きららへ関わりたい」という思いを糧に意識を保ち、ゆっくりと海へと向かっていったが……、意識が途中で暗転する。
家族の所に帰りたい。
あの人の胸に帰りたい。
帰りたい、帰りたい……。
歌声は、寄せては返す波のように、響き続けていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月08日
参加申し込みの期限
2013年11月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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