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DOG110、寝子島に!
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アラウンドエイティは、シーサイドタウンにある大型アミューズメント施設だ。
正式名称は「アラウンド・ザ・ワールド・エイティズ」と長々した名前なのだが、長いので皆
「アラウンドエイティ」
と呼ぶ。
店内、東側はプリクラやクレーンゲーム、リズムゲームやキッズゲームのコーナー。奥にはメダルゲームコーナーもある。
西側は対戦ゲームやトレーディングカードゲーム、ガンシューティングなどのゲームコーナーになっている。
その西側に、
虎沢 英子
の姿があった。
ゲーセンで格ゲーが日課になっている彼女が、最近ハマっているのは「ストリートキャット2」。
のら猫たちのなわばり争いをテーマにした対戦格闘ゲームだ。
持ちキャラも決まっていて、とら猫のヨシローを使い込んでいる。
毎日通ってプレイしてたおかげで、このあたりのプレイヤーの中では上位に入る腕前だ。
「うし、今日も一日中やるか」
始めて数分経ったところで、突然、画面が切り替わり、Here Come The New Challengerの文字が現れた。乱入だ。
ちょうど英子の正面、この筐体の裏にある筐体から誰かが乱入してきたようだ。
「へぇこのあたしに挑んでくるとはおもしれぇ。軽く揉んでやるぜ」
不敵に笑うほど、余裕のある英子だった。
けれども、試合が始まるなり相手の使う三毛猫のトムが開幕ダッシュで↓弱Kからの鮮やかなコンボを叩き込み、立て直す暇も与えず真っ先に勝利をもぎとっていった。
「んなっ!?」
一瞬の出来事に英子は目を白黒。
続いて2ラウンド目も出鼻をくじかれた所為で失速、コンボが決まらず、ずるずると負けてしまった。
屈辱のYOU LOSEの文字が画面に出ている。
「だ、誰だこれ? こんな動きする奴見たことねーぞ」
こっそり向こう側の台を見ると、そこにお洒落な女の子座っていた。
金髪のマッシュルームカットで、大きなサングラスをかけた彼女は、DOGの
天川 燕(あまかわ つばめ)
だ。
「あ? 見たことねー顔だな、つーか女? おお? 上等じゃねーか、ぼこってやんよ」
連コインして再び戦う。今度の英子に油断の二文字はない。敗北の二文字もない。
「食らえ! ↓弱P↓中K中P→大P! ツメ研ぎスラッシュ! ツメ研ぎスラッシュ! からのぉー超ツメ研ぎスラッシュ!!」
瞬く間に相手のゲージが削れ、YOU WIN!の文字が踊った。
「っしゃああああああっ!!」
勝利ポーズのヨシローと一緒に英子もガッツポーズを決めた。
その調子で2勝目ももぎとると、すかさずつばめは連コインしてきた。
「やるじゃん。寝子島のヨシロー使い……!」
つばめの琥珀色のサングラスに闘志が映る。彼女も負けず嫌いな性分のようだ。
「そうこなくっちゃな!」
英子はぎらぎらした目で迎え撃つ!
そうこうして対戦を重ねていると、気が付けば、ギャラリーが2人を取り囲むように輪を作っていた。
その輪の中に、
種子島 タネ
がいた。
伊達眼鏡をくいっと押し上げ、つばめをじぃっと見つめている。
サングラスで隠してはいるけれど、その一般人離れしたスタイル、決まりすぎてるファッション、そして溢れ出る芸能人オーラ。そんな変装じゃあタネの眼鏡は誤摩化せない。
――んっふふ、バレバレだっつーのバレバレだっつーの。かけているサングラスがタネちゃんに正体を伝えているわっ!
正体を見破ったタネだが、つばめのファッションに眉をひそめた。
――にしても、DOGのお洒落番長なんじゃなかったの? そのサングラスはどうかなー。サングラスよりも断然メガネをかけるべきだよ。勿体ないー。
――仕方がないなぁ。ここは『メガネの国の伝道師』こと種子島タネちゃんがメガネとは何かを説くしかないわね!
勝負は5勝5敗になったところで、英子がゲームを終わらせた。
タイになったところで終わらせた辺りに、英子の負けず嫌いスピリッツを感じる。
「……結構このゲームやってるんすか?」
英子は思い切って、つばめに話しかけてみた。
「女でしかもあたしと同年代くらいっすよね? 女で格ゲーやってる人って少ないからさ、声かけてみたんすけど……」
若干怪しい体育会系丁寧語なのは、ご愛嬌ということで。
「このゲームはやり込んでるほうかな……。君、高一? だとしたらあたしと同じだね」
「なんだ、タメじゃん」
急に砕けた態度で、ふぅと息を吐いた。
「敬語使って損した」
体育会系の人は文化系の人よりも上下関係に気を使うのである。
――にしてもこの人……。
英子はつばめをじろりと見た。
――見たことあるようなないような……でも学校じゃ見かけねーな。直球で聞いてみるか。
「なぁあんた寝子高生?」
「ねここう? ううん、東京から来たんだ。仕事でね」
「仕事?」
同い年のくせに仕事とはこれ如何に?
その疑問に答えてくれたのは、つばめ……ではなく、タネだった。
「DOGのインストアイベントでしょ? つばめちゃんだよね?」
「DOG知ってるんだ」
つばめは嬉しそうに言った。
「もっちろんだよー。人気のアイドルだもん」
「は? アイドル?」
英子は馴染みのない言葉に驚いた。
「なんでアイドルがこんなところに1人で?」
「それは……」
「アイドルを探せ! ……でしょ?」
「……な、なにそれ?」
「ねこったーで回ってきてるよ、寝子島にいるDOGのメンバーを会場まで連れていくとグッズがもらえるって」
「聞いてないけど……まぁいいか」
「それより……」
タネは常備している数種のスペア伊達メガネの中から1つ、つばめに差し出した。
「?」
「その昔偉い人は言った……メガネは顔の一部です、とっ! メガネはかけた瞬間から着用者の一部となり、その人の見た目や印象、更には人格にも影響を及ぼす……医療用具でありながらお洒落アイテムであり、身体の一部を形成する器官にすらなるの!」
「へ、へぇ……」
「さて、そこんところを判って貰えたところで、メガネどうぞ?」
「え?」
「まぁまぁ遠慮なさらず、メガネどうぞ?」
「う……」
押しの強さに負けて、つばめはサングラスを外して、メガネを装着した。
流石モデルをしているだけあってメガネもばっちり似合う。
「あなたもかけてみる?」
「あたしも?」
ついでに英子もかけてみた。
「うん、いいね。頭良さそう」
「そ、そう?」
ちょっと喜んだ英子だが、ややあって、じゃあかける前は……と引っかかった。
「仲良くメガネが揃ったところでプリクラ撮ろうか。生まれ変わった自分を実感できるはず!」
アラウンドエイティの東側にあるプリクラコーナーで、3人並んでプリクラを撮った。
「あ、デコとかどんなのがいい?」
うきうきの彼女を、英子は冷ややかに見つめた。
「お前、プリクラ撮りたかっただけだろ?」
「そんなことないよーふつーにつばめちゃんのファンだから記念写真とりたいとかあわよくばサインねだろうとかそんなこと考えてないよ?」
「普通に漏れてるね」
つばめはくすりと笑って、デコ用の落書きペンでプリクラにサインを書いた。
「はい、サイン」
「わぁありがとーっ!!」
出てきたプリクラを掲げて、タネは喜んだ。
それからプリクラを分ける用のはさみが置いてあるテーブルに走っていた。
「元気な子だね」
「ああいうの元気っつぅのかな……。そういやライブってどこでやるんだ?」
「海浜公園で19時からだよ」
「ふぅん。じゃあ気が向いたら行ってみるわ」
「ほんと? じゃあ待ってるからね。楽しみにしてて」
「おう、頑張れよ」
英子は手を挙げてその場をあとにした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月04日
参加申し込みの期限
2013年11月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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