this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
DOG110、寝子島に!
<< もどる
1
2
3
4
5
…
12
つぎへ >>
後木 真央
の毎日の日課と言えば、猫ウォッチング。もちろん、休みの日でもそれは欠かさない。
今日はお昼過ぎに猫鳴館を出て、猫さん……彼女の言うところではおネコさまに会うべく、ほてほてとジョギングがてら魚市場までやってきた。
青い波は日差しを照り返してきらきらと光り、頬をくすぐるように潮風が吹く。遠く海鳥の黒い影が飛ぶ姿も見えた。
「素敵な陽気なのだ。もうすぐ夏なのだ」
そこで足を休め、何気なくねこったーを見ると、ちょっと気になる呟きがそこにあった。
頭に【拡散希望】と付いて「あの子が来ると言う噂も!? 真相はニャワーレコードで五時から始まるライブで確認してくれ」と思わせぶりな書き方の呟きだった。
呟きの主は、先ほど今日はDOGの手伝いをしようと決めた修。さっそくマネ2号として動いているようだ。
添付された写真は寝子島選抜メンバーのちょっと姿をぼやかしたもの。
けれども、真央はそのシルエットにむむむ、と気付いた。
「……あんあんちゃん?」
その目が翡翠のようにきらきらと輝いた。
「あんあんちゃん知っているのだ。ねこブログやってるねこアイドルの人なのだ」
DOGのメンバーだというのは初耳だったけど、DOG自体はテレビでも曲がよく流れているので知っている。
「あんあんちゃんはDOGの人だったのだビックリなのだ。ライブ行くのだ」
今日はバイトもないし、17時なら夕飯争奪戦の前だから、なんの心配をすることもなくライブに行ける。
「そう言えば叔父貴はアイドル好きなのだ、そういうグッズとサイン貰っとけばお正月のお年玉が増えるかもなのだ先行投資なのだ♪」
でもその前に。
「おネコさまーこんにちはなのだー」
魚市場の猫たちをおいでおいでと呼んで、カツブシ粉とマタタビ粉を混ぜたものを差し出す。
真央の手に群がった猫たちは粉をぺろぺろと舐め、にゃあんにゃあんと嬉しそうだ。
そこにもう1人、猫好きの女の子が現れた。
猫のにゃーくんを肩に乗せた
桜庭 円
は午後の散歩中のようだ。
円は海を見つめて立ち止まり、にゃーくんの頭を優しく撫でた。
「見て、にゃーくん。海だよ」
「にゃー」
「うん? にゃーくんは海よりも、お魚さんに興味津々かな?」
くすくすと笑って、海に臨む道を歩いていると、しゃがんで猫と遊んでいる真央に気が付いた。
「あら、真央ちゃん。今日も猫ウォッチング?」
「あ、円ちゃんなのだ。にゃーくんこんにちはなのだ」
真央は、猫と一緒に頭をぴょこんと上げて、笑顔を向けた。
「そうだ。円ちゃんもライブ行くのだ?」
「ライブ?」
「5時からニャワレコでDOGのライブがあるのだ」
「……DOG? 有名な人なの?」
芸能関係にはとんと疎い彼女は温度低めにそう言った。
「知らないのだ!?」
「うん」
「DOGは今をときめくアイドルなのだ。ねこアイドルのあんあんちゃんもいるのだ」
「よくわかんないけど、ふぅん、人気のグループなんだね」
「円ちゃんもライブを聞きに行くのだ」
正直、アイドルに興味はなかったけど、でも、そんな人気者なら一度ぐらい見ておくのも悪くないな、と円は思った。
「そうだね。見に行ってみようかな、ニャワレコ……」
「それがいいのだ。ところで、円ちゃんはどこに行くのだ?」
「寝子島駅のほうに行ってみるつもり」
「あそこも絶好の猫さんスポットなのだ。おネコさまに真央ちゃんがよろしく言ってたと伝えてほしいのだ」
「うん、ちゃんと伝えておくよ」
そう、寝子島の駅前にも素敵な猫がたくさんいる。
お行儀良く横断歩道を渡る猫。ベンチで心地良さそうに丸くなった猫。
ポストに登ってにゃあんと鳴いてる猫。
島の玄関口であるこの駅では、たくさんの猫が訪れる人をお出迎えしてくれるのだ。
「かわいいなぁ……!」
あんあん
こと
花巻 杏奈(はなまき あんな)
ははうう……と言葉にならない声を漏らした。
栗色の髪をふたつ括りにして、大きなメガネをかけているものの、その美貌はそれでも隠しきれない、とびきりの美少女だ。
ちょこんとうずくまって、足元に来た猫の耳の後ろを撫でてあげる。
あんあんは目を細め、にゃおんと心地よさそうに鳴く猫を見つめた。
とそこに赤のバンダナを巻いた茶とらの子猫……にゃーくんが寄ってきた。
「わぁ子猫さんだ」
「にゃー」
猫も猫好きな人はわかるんだろう、にゃーくんはすりすりとあんあんの膝頭にその顔を寄せた。
「にゃーくん、まってまってー」
にゃーくんに遅れて横断歩道を渡ってきたのは円。
「ごめんねー、ちょっとこの子人に慣れてて」
そう言いながら、にゃーくんを抱き上げた。
「にゃーくんっていうんだ、いい名前だね、にゃーくん」
「ありがと」
と円は微笑み、それからにゃーくんに頬を寄せ、
「やったね、にゃーくん。褒められたよ」
「にゃー」
あんあんはスカートの裾をはらいながら立ち上がった。
「猫がたくさんいる島だとは聞いてたけど、予想以上にたくさんいるんだね。いいなぁ」
「……見かけない人だと思ってたけど、外部から来た人?」
「うん、東京から来たの」
「そうなんだ。もしかして高一?」
「うん、そうだよ。あなたも?」
「一緒一緒。ボクは桜庭円。よろしくね」
「私は花巻杏奈。よろしくね、円さん」
円は彼女が真央の言っていたあんあんだとは微塵も気付かず、2人で微笑み合った。
「……じゃあお近づきの印に猫のたまり場をおしえちゃおうかな」
「ほんと!?」
あんあんは目を宝石のようにきらきらさせ、円の手を握った。
「猫好きな人は大切にしないとね」
スマホで島のマップを出して、
「魚市場の方にもたまり場があるんだ、漁港だしね。あっちは、お魚好きな子が多いかなー。お土産持って行くと掴みはいいはずだよ」
「ふむふむ」
「あ、でも今日は先客がいたから、今頃マタタビでふらふらになってるかも……」
地図を少しずらし、
「それか、シーサイドタウンの繁華街の路地裏。こっちは人に慣れた子が多いし、この子の友達も居るから紹介はしやすいかも。どっちがいい? 案内するよ?」
あんあんはちょっと考えて、
「じゃあシーサイドタウン」
と答えた。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
12
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
DOG110、寝子島に!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月04日
参加申し込みの期限
2013年11月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!