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寝子島高校
怪人セブンの邂逅
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【それいけ! 寝子島高校ミステリ研究会!】
金曜日。
シャルロットの願いで活動を開始した寝子島高校ミステリ研究会の一同。
図書館に集合し、事件の調査に乗り出した。
「みんな、都内で猟奇殺人を犯した殺人犯が、こっちに来てるかもしれないわ。 私たちは学生だから、できることには限度もあるだろうけど、ミステリ研としては調べてみないとね」
米国生まれで神戸育ちの金髪蒼眼アメリカ人の
ブリジット・アーチャー
が部員に告げる。
「怪人かぁ……」
眠そうな表情だが、どこかワクワクしている様子の
夜榊 水月
。
「本物の怪人なら……探偵の宿敵だよ~♪ ……楽しみだな~……きっと変装グッズとか盗聴器とかもゴロゴロしてるんだろうなぁ~♪」
そして即座に寝てしまう夜榊。そのまま夢遊病のようにどこかへ行ってしまう。
しかし安心してほしい。彼は睡眠時でも日常生活を送るのに支障を来さない程度の会話は可能だ。
つまり、寝言で会話や行動が可能なのだ!(ろっこんに非ず)
「変死事件が絡んでるかもしれない以上見過ごす訳にもいかないよね」
瞬城 真魚
は眉間にしわ寄せて思案し始める。
「ネットや雑誌週刊誌、あるいはゴシップ系の新聞に手掛かりがあればいいんだが」
八神 修
が自前のノートパソコンを持ち込み、ネット掲示板などで怪人セブンにまつわる噂を次々に収集してく。
「じゃあ、雑誌関連は私が。ニュースじゃ死因も男女の関係も何もなかったわ。報道規制でもされているのかしら?」
神野 美野梨
が入学式前後の週刊誌の内容をチェックし始めた。
更に、事件前後に猫や小動物が殺された事件が寝子島で起きていないかも調べる。
(人の前に、小動物が対象になることはありがちだから、そちらの線もあたってみるわ)
新井 すばる
、
如月 庚
、
屋敷野 梢
も同様に事件の概要を追い始めた。
「原罪と7は、キリスト教を連想するけど、赤い糸は中国の伝承が元で、小指に糸は日本独自だから関連性がねぇ……?」
ブリジットも推理を開始。しかし、今回の事件、内容がちぐはぐでロジックの結び付きがまるで見当たらない。
「まぁいいでしょう。部員が頑張ってくれることに期待するわ」
部長はいつだってどっしり構えてるものである。
決して、考えることを諦めたわけではない。決して。
――1時間後。
「部長、これを見てくれ」
八神がノートパソコンの画面をブリジットに見せる。
どうやらネコ島chのようだ。
そのスレッドにはこう書かれていた。
<謎の男女の変死体の関係、援助交際か?>
「どういうこと?」
「ほら、ここに書かれてる」
『4月○日頃に発生した東京都●●区の男女変死体事件、2人の身元が分かった』
『男はY・H(42・飲食店経営者)、女はS・A(18・無職)』
『警察の調べによると、S・Aは先日摘発された売春グループの一員と見られ、Y・Hは常連客だったとのこと』
『怪人セブンは2人を裁くために殺害したのか?』
『死因は男女ともに刃物による刺殺。警察は凶器を全力で探している』
「……つまり、セブンとやらは『色欲』の罪を裁いたってことかしら?」
ブリジットの問いに、夜神は頭を振る。
「どうだか。でも、自然な流れでは、そう考えるのが筋だろう。それでもまだまだ情報不足だが」
「雑誌は空振りよ。八神さんの検索した記事と大差なかったわ。関係ないけども、今月から有名な画家の娘が寝子島へ移り住むそうよ。週刊誌に載っていたの。高校生らしいから、寝子島高校の芸術科に来るのかしら?」
「それは今、関係ないと思うよ?」
神野の言葉に首を振る新井はちくわを加えていた。
「神野さんもちくわを咥えてみたら? 集中力上がるよ」
「遠慮するわ」
「拒絶早ッ」
新井の口からちくわがこぼれた時、ブリジットの携帯が鳴った。
「はい、私よ。どうしたの?」
電話の主は夜榊だった。
「運動部を中心に~……朝練の時間、1年5組の下駄箱付近で不審者を見掛けたか調べてみたよ~……」
眠そうなスローリーボイスをもどかしく思いながらも、ブリジットは「結果はどうだった?」と尋ねる。
「手紙は分からなかったけど~……、数日前、校門近くで綺麗な女の子が彷徨いてたって聞いたよ~……」
「その人って誰か分かる?」
「そこまでは、よく分からない……ZZZZ……」
……ブリジットは通話を諦めた。
「校門前を彷徨く美少女……、いかにも怪しいわね」
「もしかして、有名な画家の娘じゃないかしら? 学校見学に来ていたのかも。とてもキレイな子だって記事に書いてあったの」
神野の言葉に、なるほど、と頷くブリジット。
「そうね。今年度は、転校生も多いようだし、そんなに珍しいものではないのかもしれないわ」
考え過ぎか、と首を捻るブリジットであった。
しばらく調査を続けた結果、1つの結論に辿り着く。
「ののこへのラブレターだけどあれは悪戯よ」
断言するブリジット。
「時間指定で人を呼び出すのに、公園だけじゃ大雑把すぎ。目印になるようなものもない。それに指定時間もよ。貼りだした一枚メモならともかく、便箋に入った手紙の途中の一文字だけ滲んで見えないとか普通ないわ。どっちも本当に相手に好意をもってれば起きないミスよ」
彼女は自信ありげに口調を強めていく。
「つまり、あの手紙は、“ネコジマ(SUNDAY)”の暗号を解いた寝子島の生徒が出した偽物なのよ。ののこの前日の下校から朝の登校までの間に、靴箱の位置を知っていて手紙を入れられる人物なら、生徒か教職員のみ……。簡単な推理ね」
部員を見渡せば、反論の声は上がってこない。
「それでは、ミステリ研の総意は、『ののこへの悪戯』という事でQ.E.Dよ。ただ……、悪戯にしても質が悪すぎるわね」
「こういった悪戯が本物の怪人セブンを呼び込んだりする、こともある」
新井がふと呟く。
「私は当日、付近を見回ってみる。新井さんの意見はもっともだわ」
「じゃあ、ボクも行こう。女性ひとりに任せておけないね」
瞬城も手を挙げて、
「私も一緒に行くよ。本物が死体に書いた暗号通りなら、本物が日曜日に寝子島へやってくるかも。油断できないね」
「……部長はどうするんだ?」
如月がふとブリジットに尋ねた。
「悪戯に付き合っている暇はないわ。ここから先は各自の判断に任せるわよ。何かあったら連絡ちょうだいね?」
椅子に腰掛け、話は終わったとばかりに手をひらひらさせるブリジット。
これを合図に、寝子島高校ミステリ研究会の推理会はお開きとなった。
(でも……、何かしら。この妙な胸騒ぎ……。嫌な予感がするわ……)
ブリジットは得体の知れない不安感で息が詰まりそうだった。
解散後、屋敷野と如月はファーストフード店“Mike way”で軽食を摂っていた。
「如月君ー。部長の話、どう思いますかー?」
「あぁ? ……俺はこの事件……どうにも一介の高校生が首を突っ込んでいいものなのか……判断しかねる」
オレンジジュースを飲み干すと、何か思い出したかのような顔をする如月。
「否……、一介の高校生じゃなかったな、俺達は……、そう、もれいびだ」
屋敷野もそれに沈黙で答える。
世界中にばらまかれた神魂の影響を受けた人間、それがもれいび。
ろっこんという超能力を持った、いわゆる超人だ。
「“もれいび同士は引かれ合う”……。この事件もそんな漠然とした予感がする」
「雨の日の教会の事件のように、ですかー?」
屋敷野の言う事件は、ののこが天から落ちてきてから初めてのもれいびによる犯罪だ。
如月も屋敷野も、その事件に関わっていた。
「ああ、あんなふうにもれいびが一堂に会すなんて偶然とは思えねぇ……。『類は友を呼ぶ』じゃねぇけど、俺たちもれいびは互いを引き寄せる何かがあるに違いねぇな」
「……」
実際はもれいび同士が惹かれ合うなんていう事実はないので、これは如月の個人的な感想である。
そして屋敷野ももれいびだが、その事実を周りには口外していない。
もちろん、彼女の想い人にも伝えていない。
「屋敷野、どうした……? さっきから黙って。具合、悪いのか……?」
「大丈夫ですよー。ちょっと、考え事……」
「?」
「ねぇ、如月君……?」
「なんだ……?」
如月はサンドイッチを頬張りながら耳を傾ける。
「手紙差出人と、いわゆるセブンは別人かもしれません。相手が差出人じゃないかもですし。でも、常に周りへの警戒は強めてないとー。“セブン”の目標がののこさんとも限りませんしねー」
「……どういうことだ?」
屋敷野はテーブルに前のめりになり、如月へ顔を近付ける。
「……例えば、もれいびたちが標的、とか」
「!?」
思わず顔を強ばらせる如月。
「如月君の言う通り、もれいびたちが惹かれあうのならー。ののこさんを“撒き餌”にすれば沢山寄ってきますよねー。そこを一網打尽されたら、どうなってしまうでしょうー?」
「……つまり、俺たちのフツウも誰かに狙われている、ということか?」
静かに頷く屋敷野。
「そうならないために、私たちもののこさんを尾行しましょうー」
屋敷野、急に如月の隣に座り直し、如月の顔元へ急接近する。
「お、おい……!?」
唐突な急接近に、如月の心拍数が跳ね上がる。
屋敷野が、如月の耳元で囁き始める。
「実は、私、秘密があるんですー。内緒にしてくれますか……?」
如月、もはや大人しく聞き入れるほかなかった。
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なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月27日
参加申し込みの期限
2013年01月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年01月03日 11時00分
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