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グルメな風が、ふわふわほわわ~ん☆
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学校帰りの買い食い。なんと魅力的な響きだろう! 誰しも学生の折、一度は帰り道の総菜屋さんやコンビニで、ちょっとしたスイーツや揚げ物など買い食いしたことがあるだろう。
夢宮 瑠奈
も本日、コンビニで肉まんをひとつ購入し、ほかほかもちもちに一時癒されることにした。
「わ、あったかい。美味しそう♪」
いただきます。ぱくり、はむっ。やわらかい肉にぎゅっと詰まったうま味と香ばしさが一気にあふれ出て、瑠奈の顔は笑みに満たされた。
紅茶が好きだから、紙パックの紅茶とできあいのクッキーという手もあったが、今日はなんとなくがっつり系な気分だった。どうやら正解だ。放課後の少し小腹が減ってくる頃、同時に夕飯も迫るこの時間に、大きな肉まんは背徳的な味わいがある。
「コンビニの肉まんも、あなどれないねえ」
ぱくぱくと口に運ぶのが止まらない。道端にこんな至福が存在するとは。
あっという間に食べてしまい、瑠奈ははたと足を止めた。
「ちょっと物足りないなあ……も、もういっこいっちゃう?」
しばし悩みに暮れる瑠奈だった。
小山内 海
は人を待っていた。大好きな彼と彼女は、NYAINの連絡によれば少し遅れるらしい。
『キャプトン』の紅茶をストローですする。
(あ。けっこう美味しいな)
すぐ目の前のコンビニで購入したものだが、これがなかなかクォリティが高い。キャプトンはもともと英国の王室御用達ブランドであったそうだし、納得の美味しさと言えよう。創業者はキャプトンをイギリスから世界に発信する一大ブランドへ成長させた功績を称えられ、王室からナイトの称号をたまわり、サー・キャプトンとして貴族の仲間入りを果たしたというのだから、実に大したものだ。
などという雑学をスマホですいすいと検索し、へえ、ふうんと読み込んで待ち時間をつぶす。
往来には多くの人が行き交い、中には買い食いをしている人も少なくない。肉まんあんまんピザまん、サンドイッチにできたて菓子パン。アイスクリームにソフトクリーム。食べているものはいろいろで、その人の好みが見えてなんだか面白い。
(ふふ……)
気づけばあっという間に時が経っていた。待つのがあまり苦にならなかったのはありがたい。
通りの向こうに見知った顔がふたつ見えて、海の顔はほころんだ。
にゃあ、と猫が鳴く。
「おお、愛いやつなのじゃ。お主は猫又か? それともフツウの猫かのう」
ぱしゃりとスマホのシャッターを切る
片夏 阿呂江
。狐のあやかしだが、今日は人間の姿で寝子島での買い食いを堪能している。
抹茶カフェラテをちゅるると飲み、
「うまっ! なんじゃこれメチャ美味なのじゃ、人間の料理もあなどれんのう……いやいや、別に気に入ってはおらんけども」
頻繁に寝子島を訪れしこたま楽しんでいる阿呂江だが、本人はそれを頑として認めようとしない。あやかしが人間に劣るなど……という妙なプライドが邪魔をするらしい。素直じゃないのだ。
「ふむ、お主はフツウの猫か。寝子島には美味いものがたくさんあるのじゃ。お主も幸せに過ごしておるのじゃろうな」
時おりこうして、ぽろりとこぼすことはあるが。
抹茶カフェラテを最後までズコココーっと飲み干したところで、目についた。
「おおっ、あれに見るはくれえぷ屋! 一度食べてみたかったのじゃ。ひとつ、いただいてみるかのう……いやいやいや、人間の作るものなど大した味ではなかろうがの!」
しばしの後。そこには夢中でイチゴクレープを頬張る、阿呂江のニヤけ顔があった。
買い食いの定番といえばやはり、クレープだろう。フードワゴンに群れる寝子中生寝子高生にまじって、
八神 修
と
七夜 あおい
も列に並ぶ。
「今日は、アボカドとエビとツナのサラダクレープにしよう。あおいはどうする?」
「う~~~ん。やっぱりイチゴバナナかな……でも、チョコもいいなぁ。アイス系も捨てがたいし……」
むむむっと悩むあおいを、修は微笑ましく眺める。
彼女は6人兄弟の長女であるから、わがままを言ったり好きなものを選んだり、なんて機会も少ないのではないだろうか。せめて自分といる時は、ちょっとくらいわがままを言ってくれてもいいと修は思う。そんなところも愛らしいものだし。
「ゆっくり選んでいいよ。幸いというか、まだ順番は回ってこないだろうから」
「そうだね。じゃ、もうちょっと悩んじゃう」
メニューに顔を突き合わせて、むむむむ。修がくすりと笑うとあおいは、もー馬鹿にして! と可愛らしくむくれた。
列に連なっているのは多くは学生で、中には男女のカップルも少なくない。
自分たちはどう見えているだろう? 少し、気になる。仲の良い友人だろうか。それとも……恋人同士、だろうか。
あおいはどう見られたいのだろう。気になってしまう。
「うん、決めた! 今日はホットチョコバナナクレープにしようっと」
「いいじゃないか。美味そうだ」
それからもうしばらく待って、順番が回ってきたので決めておいた注文を伝える。
できあがったアボカドエビツナサラダとホットチョコバナナを受け取り、それぞれにぱくりとかぶりつく。エビはぷりぷり、ツナとも相性ばつぐん。アボカドのねっとり感も相まって、ボリューミーで美味い。
「チョコバナナ、甘くて美味しー。あ、修くんのやつもひと口♪」
「ああ、構わない……って遠慮がないな、あおい」
「へへー。うん、そっちも美味しいねえ」
あおいに勧められてかぷりといただいたホットチョコバナナは、胸やけしそうなほどに甘かった。
「さて。それじゃ、図書館行くか」
「うん、行こういこう。あの問題、後で教えてね」
「まかせてくれ。得意分野だ」
「さっすが。頼もしい~」
くすくす、笑い合って歩いた。
ぱきっ、と割って差し出した。
晴月はきょとん、首をかしげる。
「ラッセル、これなに?」
「ニャピコだよ。食ったことないだろ? ほら」
桜井 ラッセル
の手の中の茶色いものを、晴月は怪訝そうに見つめ、手を伸ばす。
「冷た!」
「なんだ、アイスも知らなかったか。うまいぞー。俺、好きなんだよこれ」
「……どうやって食べるの?」
「ここを折るんだよ。こうやって……ほら、ここから吸うんだ」
ニャピコの先端をくわえ、ちゅーっとひとつ吸い上げて、晴月の顔はすぐにも輝いた。
「おいしい! 冷たい! あまい!」
「だろー?」
にひひ、と笑い、晴月は嬉しそうに浮いている。碧緑のロングヘアが風に揺れてなびいていた。
彼女の世間知らずは、きっと人間では無いからだ。生後数か月とも言っていた。寝子島ならそう驚くこともない、不思議の一つだろう。
ラッセルがそんな不思議と知り合って、しばらく経つ。
「晴月。ヒマな時は、俺のところに来いよな。また美味いもんでも一緒に食おうぜ」
「うん! ありがとー、ラッセル!」
風のように奔放な彼女が、いつまでも寝子島に吹きとどまっているよう、願わずにいられない。
「あっ。ラッセル、あれなに!? あれ!」
さて次は、何を食べさせてやろうかな。
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3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年12月16日
参加申し込みの期限
2022年12月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年12月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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