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\ オーバータイム!/
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【ハロウィン】可笑しなお菓子な甘い島
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恵御納 夏朝
の携帯に、修から連絡が入ったのは、夏朝の目の前で
花厳 望春
が盛大に転んだ瞬間だった。
そこはいつできたのか水あめの水たまりができており、知らずに踏み込んだ望春が足を取られてしまったようだ。
夏朝は着信音のなる携帯をひとまず鞄に仕舞い、望春の元へと駆け寄る。
「大丈夫……?」
「うう……恥ずかしいところ、見られちゃった」
頬を赤く染めながら両手で顔を隠す望春。夏朝はそんな望春の指先がきらきらと輝いていることに気が付いた。
「指、もしかして」
「あはは、元々噂の飴屋さんの飴、毎日のように食べていたからかな、気づいたときにはすでに飴細工みたいになってたんだ」
ひらひらと手を振って見せる。右手首あたりまでは飴になってしまっているようで、左手も半分くらいは飴になっていた。
そのせいだろうか、立ち上がろうと手をついてもなかなか体勢が持ち上がらない。
「手伝うよ。つかまって」
「ありがとう。ごめんね、重いよね」
自分よりも華奢な夏朝の手を借りて、ようやく水あめの水たまりから脱することに成功。
望春が立ち上がったところで、夏朝はようやく携帯に届いていたメールに目を通した。
現在寝子島高校で、ののことあおいのそっくりクッキーを守っている修からのメールには「Candy LICORICEが怪しい」といった内容が書かれていた。
そして綺麗にラッピングされたふたりのそっくりクッキーの写真も。
「もしかして、俺みたいに野々さんたちも……?」
「どうなんだろう。でも原因は飴屋さんに行ったらわかるはずだよね」
クッキーの写真を見ながら、望春の表情が曇る。
実際自分の体がお菓子になっていっているのだから、もしかしたらすでに誰かが“完全なお菓子”になっていてもおかしくはない。
「確かにすごく美味しいんだ。甘いだけじゃなくて、優しい味がする」
「僕は行ったことがないんだけど、一緒に行ってもいいかな」
「もちろん。ただ、俺がどこまで案内できるかわからないんだけど」
ぱきぱきと音をたてながら飴になっていく手を見つめながら、望春は力なく笑った。
この世界がもとに戻れば、きっと体ももとに戻るのだろう。
ただ、指先から失われていく体温は、望春の恐怖心をただただ煽るのであった。
そんな望春の指先を夏朝が両手で包み込む。飴と化した指先は、夏朝の手の温かみすらも遮断していた。
「僕がついているから、安心して」
「……ありがとう」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
時織椎
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月21日
参加申し込みの期限
2015年05月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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