this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
LUCK COMING ~いつもそばに猫がいた~
<< もどる
1
2
3
4
5
…
55
つぎへ >>
ぽかぽかとした温泉は、人の心も温める。
もしかしたら……仲の良い者同士の縁も、より温まるのだろうか?
「コレ、なかなかいい感じじゃん!」
野菜原 ユウ
が温泉饅頭を口にし、にっかり笑う。口に合ったのか、表情が普段より柔らかく見える。
「ホントだねー。もう一個食べちゃおうかな~」
傍らの
鬼河内 萌
も幸せそうに頷いていると、何かガサガサと動く音が。
(なんだろ? また猫かな?)
辺りをキョロキョロしていた萌をユウは不思議そうに見つめる。
暫く辺りを見回していた萌だが、急に立ち上がり振り返ると……しましまの尻尾が見えた。
「あっ……!」
次の瞬間には、ぴょいっ、と上がっていく猫。その愛らしい肉球をみた萌は小さくくすくすと笑った。
(キミも一緒にぬくぬくすればよかったのに)
少し寂しい気持ちで見送っていると、ユウが「どうしたんだ?」と少し心配そうに見つめている。
「さっきね、しましまの猫がいたんだよ。屋根の上に上がって行っちゃったけど……」
「そっか」
ユウは頷く。萌がその猫の事を少し話すと、彼は少し考え優しく言った。
「もしかしたら、あの猫は温泉の暑さに参っちゃったんじゃね? ほら、結構ぬくぬくしてるからさ」
彼に言われ、萌は「そういえば……」と静かに頷く。しかも湯気もモクモクしており、水を弾かない猫の毛はしっとりしてしまう。
「のぼせそうになっちゃったのかもね」
萌がくすりと笑って頷けば、寂しい気持ちも薄れていった。彼女が「またおいで~」と呼びかける姿を、ユウはそっと目を細めて見つめる。少しだけ胸の中が温まったような気がして、くすぐったい。
「で、いつまでゆっくりする~?」
「もうちょっとお饅頭食べてから、別の所も探しに行こうかな? それでいい?」
ユウはなんとなく問えば、萌はいつの間にか手にしていたお饅頭に口をつけ、少しだけ甘えるようにそう言った。
「さっきの猫も、可愛かったし温泉饅頭も美味しいし……」
「気晴らしにはちょうど良かったかもしれないな」
そんなことを言い合うのは
七夜 あおい
と
八神 修
。二人は温泉饅頭を頬張りながら楽しくおしゃべりに興じていた。
(やっぱり、あおいとこうして過ごす時間は楽しいな)
だからあっという間に過ぎてしまうのが惜しい、と修が思っていると猫たちが思い思いに寛ぐ様にも心が丸くなっていくような気がした。
「ふふっ、可愛い猫を見ながらまったりできるっていいわね。ここは良いスポットだわ」
「俺もそう思うよ。まぁ、猫達は温泉には入りたがらないみたいだけど」
あおいの言葉に頷きつつ、先ほど温泉に落ちかけた子を想い苦笑する。その猫はというと、戻ってきて流になつき食べ物をねだっているように見えた。
「噂の猫ちゃんも、今どこかでぬくぬくしているのかも?」
「だったら、なかなか見つからないのも納得できるな」
元々二人も『見つけたら幸せになれる猫』を探しにやってきた。だが、なかなか見つからず休憩がてらここへ来ていた。修は温泉饅頭の最後の一切れを口に入れると、「今日はこのままあおいとのんびりしようかな……」とか考える。
「そう言えば、他の皆も噂の猫ちゃんを探していたの?」
あおいがそれとなく問いかけると、流が最初に「そうだぜ」と返した。
「この辺りで見たって噂を聞いてさ。でも空振りだったなー」
「ん? 七夜さん達と水守さんも『噂の猫』探ししたべ? オラも気になって探してたっちゃけども、中々見つからんべさなぁ」
と海斗が抱っこした猫をもふもふしながら答えた。
「へぇ~。じゃあ、私と同じだねぇ~」
そういってふわっ、と笑って頷く小枝。実はうとうとしてうっかり己のろっこん『ちいさきもののゆめ』が発動してしまうかもしれない状況だった。しかし、興味のある会話が聞こえ、少しだけ目が覚めたらしい。
「今日はこの辺りで探してみたけど、いなかったんだよねぇ」
「中々見つからないから、『見たら幸せになれる』という逸話ができたのかもしれないな」
修がうんうんと頷き、流たちはどのあたりを探したのか詳しく聞こうと考えた。地図に記しておけば、把握ができる、と。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
55
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
LUCK COMING ~いつもそばに猫がいた~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
風雅宿
水月 鏡花
墨谷幽
黒羽カラス
阿瀬春
蓮華・水無月
KAN
菊華 伴
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
イラスト企画用(600)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
NPC交流
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
74人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年07月23日
参加申し込みの期限
2022年07月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年07月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!