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【１０周年】吾輩は見た ～かぎしっぽオンニャイン配信中！
【＃17 『ハイパーミラクル伝説ko-ha-gy-nya』を見ますニャ】
今日はオフですニャ。ニャットフリックスで溜まってたアニメを消化しますニャ。
『ハイパーミラクル伝説ko-ha-gy-nya』のSeason3を見ますニャ。今回は、原作者の人間といっしょにアニメを見て、その実況や感想を語っていきたいと思いますニャ。
こちらが原作者の本条 小萩ちゃんですニャ。
「いつの間にか原作者になっていたとは、知りませんでした！ これも小萩がすごいからですね」
「わあ、ほんとにアニメのまんまですニャ！ 感激ですニャ」
「この超絶的に可愛い猫のキャラがコハギーニャですか？ ところでシーズン３ということは、シーズン１と２もあったんですよね？ どのＫＳＥ（コハギ・スゴイ・エピソード）がアニメ化されたんですか？」
かいつまんで説明しますと、シーズン１はコハギーニャが学生から宇宙連邦総督に上り詰めるまで。シーズン２では宇宙戦争編に突入したですニャ。最後はサンマーダ星人が作り出した２８５万人のクローンコハギーニャが襲ってきたところで終わったんですよニャー。続きが気になってたんですニャア。
「なるほど！ すごい小萩をやっつけるためには、小萩の真似をするしかないということですね。けれどその話、ちょっと矛盾がありませんか？」
「と、言いますと？」
「小萩のクローンを作るには、小萩の髪の毛とか爪の先とか、そういうものを小萩から奪う必要がありますよね？ そこが問題です。すごい小萩から、いったいどうやって盗んだんでしょう？ 小萩がそんなスキを見せるはずはありませんし。いえそもそも、小萩のすごさを模倣することからして不可能ですよね。これは物語の根幹を揺るがす、大いなる謎ですね！」
……シーズン３、見ていきますニャ。
「コハギーニャを倒すには、コハギーニャ自身のパワーを利用すればよいのだマー」
サンマーダ星人の侵攻は止まらない！ 今や銀河中の９９％が彼らのものとなってしまった！
サンマーダ宇宙軍など何ほどでもないが、恐るべきは彼らのクローン技術が生み出した、コハギーニャクローンたちニャ。
「コハギーニャはすごい」
「コハギーニャはすごいですから」
「すごいですから」
「ですから誰にも」
「誰にもすごいコハギーニャを」
「倒すことはできません」
「できませんニャ」
クローンは増える、増えてゆく！ もはや銀河中がコハギーニャクローンで埋め尽くされ、サンマーダ星人は破壊され荒廃した宇宙を初めから、まっさらで新しい宇宙として作り直すもくろみであったのニャ！
「我らサンマーダ人こそが、宇宙でもっとも賢い種族なのだマー。猫類は滅び、サンマーダ人がこの宇宙を支配するのだマー」
「その言葉には矛盾がありますニャ。サンマーダ星人！」
しかし、我らがコハギーニャの辞書に敗北の文字はニャい！
そこへ駆けつけたのは、ついに完成した最終兵器『宇宙創造ロボ・コハギング』に乗り込んだ、オリジナルコハギーニャだったニャ！
「コハギーニャを模倣したところで、ニセモノはニセモノ。本物にかニャうわけがありません。なぜならコハギーニャはすごいので、完全なるクローンなど作れるはずがないからです」
「な、なにぃっマー！ それはまさか、今までに誰一匹として実証することができなかった幻の理論、ハイパーミラクル宇宙論！ コハギーニャはすごいがゆえに、コハギーニャと同等の存在は成り立たない……というのか、マー！」
「よくわかりませんが、小萩がすごいということは伝わってきます。小萩を題材とするなら、テーマとしてもっとも伝えるべき論点はそこですから、これは良い作品ですね」
ほんとにアニメのコハギーニャそのまんまですニャア、小萩ちゃん。ボク、さすがに誇張ニャろって思ってました。正直、ナメてましたニャ。
ともかく、シーズン３もいよいよクライマックスですニャ！
コハギーニャ自らが設計士完成させた銀河級巨大ロボコハギングは全長２億万km！ 重量は計測不能！ 動力源のハイパーミラクル縮退炉から供給される無尽蔵なエネルギーを、両肩部に搭載されたハイパーミラクル砲から発射すれば、あらゆる物質は宇宙のチリと化す！
サンマーダ宇宙軍の無魚兵器群は一層され、サンマーダ星人は脱出艇に乗りほうほうのていで逃げてゆく。
しかし！
「ここまでです！ 戦いは、ここで終わらせましょうニャ」
「な、なぜだマー、コハギーニャ！ サンマーダ人は、宇宙から我ら以外の生き物を淘汰してみせる！ そのために戦っていたというのに……我らを許すというのかマー？ なぜだマー！」
コハギーニャはハイパーミラクル砲をブラックホールに投棄し、言ってのけたのニャ！
「コハギーニャはすごいからです。すごいコハギーニャから見れば、宇宙も星々も、あらゆる生き物たちも、全てが平等。等しく愛で、保護すべきものですから」
その愛は無敵！ その愛は無限！ 絶対であったニャ。
やがて猫もサンマーダ星人も、マンボージャ星人も、サメヤネン星人も、宇宙に暮らすあらゆるものたちが、コハギーニャの名のもとに集うことになった。
確かに、いくらすごいコハギーニャでも、たったひとりで銀河中を平定することはできない。しかし今や、すごいけどすごくない、ちょっとだけすごいコハギーニャクローンたちもまた、コハギーニャの言葉に従った。コハギーニャの愛は、そこにあるだけで真理であったから。もはや障害はニャかった。
コハギーニャは銀河連邦大総督の地位へと就いた。しかし、その歩みが止まることは決してニャい。なぜならコハギーニャには全宇宙から争いを排し平和な世界を築くという目標があり、そのためには生きとし生けるもの全ての意思を統一する必要があり、そしてコハギーニャにはもちろん、それができるからだ。
進め、コハギーニャ！ どこまでも！ コハギーニャのすごさに、限界などありはしないのだから……。
「このアニメを通じて、小萩はひとつ学びました」
「ほお。ニャんですか？」
「これまで小萩はすごいと当たり前のことを言ってきましたが、それは正しい言葉ではなかったかもしれません。小萩のすごさを正確に伝えられてはいなかったかもしれません。つまり小萩は、こう言うべきだったのでしょう」
「小萩は超すごい！」
……以上、超すごい小萩ちゃんでしたニャ。
ホント、びっくりするくらい、そっくりでしたニャア。
今日はオフですニャ。ニャットフリックスで溜まってたアニメを消化しますニャ。
『ハイパーミラクル伝説ko-ha-gy-nya』のSeason3を見ますニャ。今回は、原作者の人間といっしょにアニメを見て、その実況や感想を語っていきたいと思いますニャ。
こちらが原作者の本条 小萩ちゃんですニャ。
「いつの間にか原作者になっていたとは、知りませんでした！ これも小萩がすごいからですね」
「わあ、ほんとにアニメのまんまですニャ！ 感激ですニャ」
「この超絶的に可愛い猫のキャラがコハギーニャですか？ ところでシーズン３ということは、シーズン１と２もあったんですよね？ どのＫＳＥ（コハギ・スゴイ・エピソード）がアニメ化されたんですか？」
かいつまんで説明しますと、シーズン１はコハギーニャが学生から宇宙連邦総督に上り詰めるまで。シーズン２では宇宙戦争編に突入したですニャ。最後はサンマーダ星人が作り出した２８５万人のクローンコハギーニャが襲ってきたところで終わったんですよニャー。続きが気になってたんですニャア。
「なるほど！ すごい小萩をやっつけるためには、小萩の真似をするしかないということですね。けれどその話、ちょっと矛盾がありませんか？」
「と、言いますと？」
「小萩のクローンを作るには、小萩の髪の毛とか爪の先とか、そういうものを小萩から奪う必要がありますよね？ そこが問題です。すごい小萩から、いったいどうやって盗んだんでしょう？ 小萩がそんなスキを見せるはずはありませんし。いえそもそも、小萩のすごさを模倣することからして不可能ですよね。これは物語の根幹を揺るがす、大いなる謎ですね！」
……シーズン３、見ていきますニャ。
サンマーダ星人の侵攻は止まらない！ 今や銀河中の９９％が彼らのものとなってしまった！
サンマーダ宇宙軍など何ほどでもないが、恐るべきは彼らのクローン技術が生み出した、コハギーニャクローンたちニャ。
「コハギーニャはすごい」
「コハギーニャはすごいですから」
「すごいですから」
「ですから誰にも」
「誰にもすごいコハギーニャを」
「倒すことはできません」
「できませんニャ」
クローンは増える、増えてゆく！ もはや銀河中がコハギーニャクローンで埋め尽くされ、サンマーダ星人は破壊され荒廃した宇宙を初めから、まっさらで新しい宇宙として作り直すもくろみであったのニャ！
「我らサンマーダ人こそが、宇宙でもっとも賢い種族なのだマー。猫類は滅び、サンマーダ人がこの宇宙を支配するのだマー」
「その言葉には矛盾がありますニャ。サンマーダ星人！」
しかし、我らがコハギーニャの辞書に敗北の文字はニャい！
そこへ駆けつけたのは、ついに完成した最終兵器『宇宙創造ロボ・コハギング』に乗り込んだ、オリジナルコハギーニャだったニャ！
「コハギーニャを模倣したところで、ニセモノはニセモノ。本物にかニャうわけがありません。なぜならコハギーニャはすごいので、完全なるクローンなど作れるはずがないからです」
「な、なにぃっマー！ それはまさか、今までに誰一匹として実証することができなかった幻の理論、ハイパーミラクル宇宙論！ コハギーニャはすごいがゆえに、コハギーニャと同等の存在は成り立たない……というのか、マー！」
「よくわかりませんが、小萩がすごいということは伝わってきます。小萩を題材とするなら、テーマとしてもっとも伝えるべき論点はそこですから、これは良い作品ですね」
ほんとにアニメのコハギーニャそのまんまですニャア、小萩ちゃん。ボク、さすがに誇張ニャろって思ってました。正直、ナメてましたニャ。
ともかく、シーズン３もいよいよクライマックスですニャ！
コハギーニャ自らが設計士完成させた銀河級巨大ロボコハギングは全長２億万km！ 重量は計測不能！ 動力源のハイパーミラクル縮退炉から供給される無尽蔵なエネルギーを、両肩部に搭載されたハイパーミラクル砲から発射すれば、あらゆる物質は宇宙のチリと化す！
サンマーダ宇宙軍の無魚兵器群は一層され、サンマーダ星人は脱出艇に乗りほうほうのていで逃げてゆく。
しかし！
「ここまでです！ 戦いは、ここで終わらせましょうニャ」
「な、なぜだマー、コハギーニャ！ サンマーダ人は、宇宙から我ら以外の生き物を淘汰してみせる！ そのために戦っていたというのに……我らを許すというのかマー？ なぜだマー！」
コハギーニャはハイパーミラクル砲をブラックホールに投棄し、言ってのけたのニャ！
「コハギーニャはすごいからです。すごいコハギーニャから見れば、宇宙も星々も、あらゆる生き物たちも、全てが平等。等しく愛で、保護すべきものですから」
その愛は無敵！ その愛は無限！ 絶対であったニャ。
やがて猫もサンマーダ星人も、マンボージャ星人も、サメヤネン星人も、宇宙に暮らすあらゆるものたちが、コハギーニャの名のもとに集うことになった。
確かに、いくらすごいコハギーニャでも、たったひとりで銀河中を平定することはできない。しかし今や、すごいけどすごくない、ちょっとだけすごいコハギーニャクローンたちもまた、コハギーニャの言葉に従った。コハギーニャの愛は、そこにあるだけで真理であったから。もはや障害はニャかった。
コハギーニャは銀河連邦大総督の地位へと就いた。しかし、その歩みが止まることは決してニャい。なぜならコハギーニャには全宇宙から争いを排し平和な世界を築くという目標があり、そのためには生きとし生けるもの全ての意思を統一する必要があり、そしてコハギーニャにはもちろん、それができるからだ。
進め、コハギーニャ！ どこまでも！ コハギーニャのすごさに、限界などありはしないのだから……。
「このアニメを通じて、小萩はひとつ学びました」
「ほお。ニャんですか？」
「これまで小萩はすごいと当たり前のことを言ってきましたが、それは正しい言葉ではなかったかもしれません。小萩のすごさを正確に伝えられてはいなかったかもしれません。つまり小萩は、こう言うべきだったのでしょう」
……以上、超すごい小萩ちゃんでしたニャ。
ホント、びっくりするくらい、そっくりでしたニャア。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2022年06月16日
- 参加申し込みの期限
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- 2022年06月23日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2022年06月23日 11時00分
