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ラッキースケベ☆Day
●昼休み・食堂パート（４）●
【北校舎１Ｆ・学食】
さて一方、不可抗力だったとは言え、白浜 渚の胸を揉んでしまったあの男子、松谷 洋志はというと──その後人混みを掻き分け、食堂の反対側までたどり着いていた。
もちろん渚にはちゃんと謝るつもりだったけれど、風紀委員らの登場で、それどころではなくなってしまったから。
（せめて、他の人にぶつかってまた同じことにならないように気をつけよう）
そうして、誰も見てないなーって所まで遠ざかってから、そうっと……あの時の感触を、手のひらをぐーぱーぐーぱーして反芻する松谷……。うん、彼を責めないであげてほしい。思春期の男子はまあ、こんなもんです。
だが、しかし！ 誰にも見られてないと思っていたが、やっぱりそれを見ている者がいた。松谷が渚の胸にタッチしてからの一部始終を、この食堂内で見ていた男子、服部 剛と握 利平の２人だ。
「あっ、そこのお前！ ようやく見つけたでぇ！」
「ひっ、ヒイッ！？（ビクッ）」
「こんな所に隠れていやがったか！」
怒声とともにひきずり出されておろおろする松谷、２人は渚のファンか何かで、先ほどの件でボコ殴りにされるのかと思いきや──、
「うらやましいヤツめ！ 俺にもっ！ 俺にもあの、けしからんおっぱいの感触を分けてくれ！」
「へっ？ ……えっ？（メガネぱちくり）」
「独り占めなんて、ズルいでぇ！ おっぱいは平等や！ みんなでその感触を分かち合おうや！」
松谷が渚の胸にタッチした、その右手にむしゃぶりついて手を合わせ、何とか自分の手のひらにその触感を移そうと躍起になる、エロ男子２人組。
「……おっ、何や柔ぁらかいモンの感触がしてきた気ィするっ！？」
高々と片手を天空に差し伸べ、その指を高速でわきわきさせる服部。
「キタコレ！ おっぱいキタコレ！？（後光）」
目をキラッキラさせてガッツポーズの服部、それを見てあせる一方の握は、
「なっ、何イィ？ 俺はまだ何の感触もして来ねえっ（高速わきわきわき）」
「あ、あさましい……あさましい男子たちですわね……」
それを近くのテーブルの上から見ていた財前 華蓮は、もうドン引きである。けれども、そのエロ男子３人組の中に、ついさっきまで自分が勧誘していた小林ハジメまでいつの間にか、
「ボクにも！ ボクにも（その感触を）分けてよぅ！」
と加わっているのを見て、ムキーー！ってなるお嬢様。
「明日の生徒会長である、この私を無視ぃ！？ もう！ なんなんですの、さっきからー！？
巨乳が胸を揉まれて巨乳の服が濡れて巨乳がスカートを脱がされ、
さらに巨乳のおこぼれに群がる、いやしい男子どもまで！
私だって……ワタクシだって、Ｂはありますのよ！？
どうしてこの私にはさっきから、何のハプニングも起こらないんですの！？」
ガタガタガタとテーブルの上で地団駄を踏む華蓮さん。巨乳とは以前、こんなこともあったしねぇ。
「バカヤロウ！ あのけしからんおっぱいを前にして、今更Ｂなんかに興味が持てるか！」
そう叫ぶ握利平にも、ついに……ついに待ちに待った至福の瞬間が訪れた！
「来た……来た来た来た来たあああっ！（にぎにぎにぎにぎ）
俺の黄金の右手にも、ついに126cmの感触がやってきたぞおおっ！
ややや、やわらかい！ やわらかい！ やわらかい！ やわらかい！」
手を取り合い輪になって喜び合う、握利平、服部剛、松谷洋志、小林ハジメの男子チーム！
おっぱい！（キタコレ） おっぱい！（キタコレ）
おっぱい！（キタコレ） おっぱい！（キタコレ）
「ウワーーン、でもやっぱりボクだけは何の感触も感じないんだあああーーー！！！」
急転直下で落ち込むハジメ、
その瞬間、超高速でわきわきさせていた握利平の拳に、異変が起こった。
ろっこん、【にぎりっぺ】──発動。
ボンッ びゅオオオオオオオオオオオッ！！
「「キャーーーーーーーーーーーーーーーーー！！？」」
握の拳の中で圧縮された空気が一気に開放され、巻き起こった突風が、周囲の女子のスカートを一斉にひるがえす！
バッサーーーーーーーー。
「「イ、イヤーーーーーーーーーーーーーーッ！！？」」
「「うっ、うおおおおお！？ キタコレパンチラ！！！」」
床に折り重なってその光景をガン見する服部剛、握利平、松谷洋志らの男子勢、
「おっ、お花畑や……パンツのお花畑やでーーーー！！」
食堂中に咲き乱れる白、白、ピンク、水玉、縞、パステルカラーの、色とりどりのパンツたち、
ワンポイントのリボンの蝶々がメルヘンチックに、さらにそのお花畑をひらひらと舞い、
「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！？」
上品でシンプルなデザインの、獅子尾 優華の薄紫のレースのショーツも、
すでに脱いでいた鈴野 加代の無地の白いパンツも、
また白浜 渚のあでやかな黒の下着も、みんな仲良くそのお花畑の仲間入りだ。
そして、その中でもひときわ目立つ、セクシーな黒のショーツの持ち主はと言えば、
「オーッホッホッホ！ やっと……やっとこの私に注目が集まりましたわ！」
テーブルの上に仁王立ち、誇らしげにそのスカートをＶ字にはためかせて高笑い。
「そう、私の名は財前 華蓮！ さあ、皆さんもっと！ もっと私を見て下さいまし！（バッサーー）」
「……って見るなぁー！」
のちに我に返った華蓮さん、見た人を念入りに目潰しして回ったという。
こうして嵐のラッキースケベ☆Day、その最初の昼休みがようやく、数々の悲喜劇のうちに終了したのだった。
【北校舎１Ｆ・学食】
さて一方、不可抗力だったとは言え、白浜 渚の胸を揉んでしまったあの男子、松谷 洋志はというと──その後人混みを掻き分け、食堂の反対側までたどり着いていた。
もちろん渚にはちゃんと謝るつもりだったけれど、風紀委員らの登場で、それどころではなくなってしまったから。
（せめて、他の人にぶつかってまた同じことにならないように気をつけよう）
そうして、誰も見てないなーって所まで遠ざかってから、そうっと……あの時の感触を、手のひらをぐーぱーぐーぱーして反芻する松谷……。うん、彼を責めないであげてほしい。思春期の男子はまあ、こんなもんです。
だが、しかし！ 誰にも見られてないと思っていたが、やっぱりそれを見ている者がいた。松谷が渚の胸にタッチしてからの一部始終を、この食堂内で見ていた男子、服部 剛と握 利平の２人だ。
「あっ、そこのお前！ ようやく見つけたでぇ！」
「ひっ、ヒイッ！？（ビクッ）」
「こんな所に隠れていやがったか！」
怒声とともにひきずり出されておろおろする松谷、２人は渚のファンか何かで、先ほどの件でボコ殴りにされるのかと思いきや──、
「うらやましいヤツめ！ 俺にもっ！ 俺にもあの、けしからんおっぱいの感触を分けてくれ！」
「へっ？ ……えっ？（メガネぱちくり）」
「独り占めなんて、ズルいでぇ！ おっぱいは平等や！ みんなでその感触を分かち合おうや！」
松谷が渚の胸にタッチした、その右手にむしゃぶりついて手を合わせ、何とか自分の手のひらにその触感を移そうと躍起になる、エロ男子２人組。
「……おっ、何や柔ぁらかいモンの感触がしてきた気ィするっ！？」
高々と片手を天空に差し伸べ、その指を高速でわきわきさせる服部。
「キタコレ！ おっぱいキタコレ！？（後光）」
目をキラッキラさせてガッツポーズの服部、それを見てあせる一方の握は、
「なっ、何イィ？ 俺はまだ何の感触もして来ねえっ（高速わきわきわき）」
「あ、あさましい……あさましい男子たちですわね……」
それを近くのテーブルの上から見ていた財前 華蓮は、もうドン引きである。けれども、そのエロ男子３人組の中に、ついさっきまで自分が勧誘していた小林ハジメまでいつの間にか、
「ボクにも！ ボクにも（その感触を）分けてよぅ！」
と加わっているのを見て、ムキーー！ってなるお嬢様。
「明日の生徒会長である、この私を無視ぃ！？ もう！ なんなんですの、さっきからー！？
巨乳が胸を揉まれて巨乳の服が濡れて巨乳がスカートを脱がされ、
さらに巨乳のおこぼれに群がる、いやしい男子どもまで！
私だって……ワタクシだって、Ｂはありますのよ！？
どうしてこの私にはさっきから、何のハプニングも起こらないんですの！？」
ガタガタガタとテーブルの上で地団駄を踏む華蓮さん。巨乳とは以前、こんなこともあったしねぇ。
「バカヤロウ！ あのけしからんおっぱいを前にして、今更Ｂなんかに興味が持てるか！」
そう叫ぶ握利平にも、ついに……ついに待ちに待った至福の瞬間が訪れた！
「来た……来た来た来た来たあああっ！（にぎにぎにぎにぎ）
俺の黄金の右手にも、ついに126cmの感触がやってきたぞおおっ！
ややや、やわらかい！ やわらかい！ やわらかい！ やわらかい！」
手を取り合い輪になって喜び合う、握利平、服部剛、松谷洋志、小林ハジメの男子チーム！
おっぱい！（キタコレ） おっぱい！（キタコレ）
おっぱい！（キタコレ） おっぱい！（キタコレ）
「ウワーーン、でもやっぱりボクだけは何の感触も感じないんだあああーーー！！！」
急転直下で落ち込むハジメ、
その瞬間、超高速でわきわきさせていた握利平の拳に、異変が起こった。
ろっこん、【にぎりっぺ】──発動。
ボンッ びゅオオオオオオオオオオオッ！！
「「キャーーーーーーーーーーーーーーーーー！！？」」
握の拳の中で圧縮された空気が一気に開放され、巻き起こった突風が、周囲の女子のスカートを一斉にひるがえす！
バッサーーーーーーーー。
「「イ、イヤーーーーーーーーーーーーーーッ！！？」」
「「うっ、うおおおおお！？ キタコレパンチラ！！！」」
床に折り重なってその光景をガン見する服部剛、握利平、松谷洋志らの男子勢、
「おっ、お花畑や……パンツのお花畑やでーーーー！！」
食堂中に咲き乱れる白、白、ピンク、水玉、縞、パステルカラーの、色とりどりのパンツたち、
ワンポイントのリボンの蝶々がメルヘンチックに、さらにそのお花畑をひらひらと舞い、
「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！？」
上品でシンプルなデザインの、獅子尾 優華の薄紫のレースのショーツも、
すでに脱いでいた鈴野 加代の無地の白いパンツも、
また白浜 渚のあでやかな黒の下着も、みんな仲良くそのお花畑の仲間入りだ。
そして、その中でもひときわ目立つ、セクシーな黒のショーツの持ち主はと言えば、
「オーッホッホッホ！ やっと……やっとこの私に注目が集まりましたわ！」
テーブルの上に仁王立ち、誇らしげにそのスカートをＶ字にはためかせて高笑い。
「そう、私の名は財前 華蓮！ さあ、皆さんもっと！ もっと私を見て下さいまし！（バッサーー）」
「……って見るなぁー！」
のちに我に返った華蓮さん、見た人を念入りに目潰しして回ったという。
こうして嵐のラッキースケベ☆Day、その最初の昼休みがようやく、数々の悲喜劇のうちに終了したのだった。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2013年10月24日
- 参加申し込みの期限
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- 2013年10月31日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2013年10月31日 11時00分
