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<異世界アルカニア2>輝くは水晶の森、かざすは勇者の剣
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小型飛空艇に迫るゾンビを狙って撃ち抜きながら、鳴り響いたスマホの画面を見た八神は絵梨菜たちからの連絡を受け、はっとした表情で常闇へ叫ぶ。
「常闇ッ! 上だっ、俺が撃つ方向へ攻撃を集中させてくれ! 今すぐにッ!」
もしも考えている推測が正しかった場合、もう多少の時間も残されていないかもしれないのだ。
甲板に設置されているマシンガンは180度回転する。限界まで回せば、二つのマシンガンは艦首部分と艦尾部分をカバーできる設計だ。
常闇は八神が撃った“何もない”艦尾上空の空間へ弾丸の雨を撃ち込む。
すると空間が歪み、そこの現れたのは巨大な紫色の光の珠を掲げている全ての元凶の女性、マルムの姿であった。マルムはにやりと笑う。
「ははは、よく気が付いたな。そのままでいれば、恐怖を味わう間もなく楽に逝けたというのに」
「くっ、それがお前の狙いか! 常闇、あの珠に銃撃を集中するんだ! 急げっ!」
「はいっ! 限界まで撃ち込みますっ!」
マシンガンの銃身が撃ち続けたことで赤熱するのも構わずに限界まで八神と常闇は射撃する。弾丸は闇色に輝く光の玉へと吸い込まれていく。その度に珠は揺らいだ。
マルムは冷ややかな視線で二人を見下ろしながら笑う。
「無駄だ、諦めろ。ここまで膨張した魔力を止める術はない。物事にはどうにもならない瞬間というのがある。それが今だ。くくく、恐怖に慄いてもいいのだぞ?」
「生憎、諦めは悪い方でね……ちーあ、今だっ! ありったけのミサイルを撃ち込めッ!」
「がってんしょーち、なのですーっ!」
八神の声を聴いたちーあは船内のコクピットで操作パネルをカタカタと操作する。
透明なモニターにいくつもの表示が現れては消える。
主翼下部に装備されたミサイルラックが稼働しその全てがマルムの方向を向いた。
次の瞬間、数十発ものミサイルがマルムを襲う。
目の前に現れたミサイルにマルムは怯むことなく片腕を振るった。ミサイルが粉々に砕け散り、一発もマルムには届かない。
「はっはっは、これが奥の手か、
八神 修
! お前がこの程――な、ほとんど爆発していないだと!?」
マルムが砕いたはずのミサイルはそのほとんどが爆発しなかったばかりか、破壊した手応えがなかったのだ。一発だけは破壊され、きちんと爆炎を放っていることからダミーとは思えない。
そのようなことは、事前に爆発した一発を除いて“分解”していなければ不可能なのだ。
爆炎による煙が収まった時、甲板には手を伸ばす八神がいた。
「……戦いとは、先を見据えて行うものだ。こっちを侮った時点でお前の負けが確定した、そういうことだよ」
八神は分解したミサイルの破片を組み合わせると数本の槍と化し、マルムが掲げる珠を貫いた。珠はついには衝撃に耐えきれず、その場で炸裂。紫色の爆炎にマルム自身を包み込む。
「ぐぅうああぁぁあああああああ!」
痛みにもがくマルムであったが、両腕に力を込めて衝撃波と共に炎を吹き飛ばす。身体のあちこちは焼け焦げ、美しい双丘すらぼろぼろの衣服から零れ出ている。
「はぁ、はぁ……爆発の煙に隠れて、私の攻撃に合わせあたかも破壊されたように見せて分解するとはな……はは、恐れ入ったよ、八神」
腕で空間を裂く様にゲートを開くとマルムはにやりと笑う。
「この調子なら、今後もかなり楽しむことができそうだ。ふふ、やはり人間はこれだから面白い。くくく、あーっはっはっはっは!」
高笑いを飛ばしながら、マルムはゲートの中に消え去っていった。
「終わった、ようだね。お疲れ様、常闇、ちーあ、ツクヨ」
「ええ、何とか退けられてよかったと思います」
常闇は、ふうっと安堵の息を吐く。船内では戦い疲れたのか、ツクヨが寝転んで眠っている。いつも以上に着物がはだけて、あられもない姿になっているがそこは気にしない方がいいというものだろう。
「エンジンはちゃんと直っているのですよ。それじゃ、皆を拾いに行くのですー」
直った小型飛空艇のエンジンを稼働させ、森に散らばった仲間たちを回収する為、八神たちを乗せた小型飛空艇は飛び立つのであった。
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担当ゲームマスター
ウケッキ
前回シナリオ
<異世界アルカニア1> 蒼き獣は嘆きの咆哮を上げる
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年04月17日
参加申し込みの期限
2022年04月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年04月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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