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●裏路地とQちゃん
「ここがナルトが落ちていた場所か」
道哉は庵に案内された裏路地の狭い十字路でしゃがみ込んだ。
自分たち以外にひと気はない。シオが問う。
「ここに屋台がいたとして、どちらへ行ったのでしょうか」
道哉も道のあちらとこちらを見比べて思案していたが、丁度よくのっそり歩いて来た太ったトラ猫を見つけると、途端に笑顔になった。
「彼はこのあたりのボスだ。猫の店ならこの辺の猫は知ってるかもしれない。話を聞いてみよう」
皆を待たせて、トラ猫の傍にしゃがみ込む。
「ちょいと聞きたいことがあるんだがね。ラーメンの屋台を探しているんだ。屋台といえば夜や提灯や笛はつきものだから、噂はないかい」
トラ猫は興味無さそうに、ふい、と顔を逸らす。
「ふうむ……話を聞かせて貰えたら、とっておきのお礼をしたいと思っているんだがなあ」
ボスの耳が、ピクリ、と動いた。
食いついた。
道哉はもったいぶった手つきで懐から、いわゆる猫的な「山吹色のお菓子」を取り出して見せる。
「とっておいたマタタビの実とかつお節だ。今は手にはいらんぞ」
ボス猫は落ちた。
強欲にも両方欲しがって、引き換えに屋台の情報を道哉に洗いざらい話してくれた。
「屋台が来るのは夜更け。客のほとんどは迷い込んだ酔っ払いだそうだ。黒猫の店主というのも間違いないらしいが、ボスはこのあたりの路地をなわばりにしている猫じゃないって言っている。いつも西から来て西へ帰っていくそうだよ」
「ここから西、というと、」
「ネコジマジンジャですね」
シオとタルトが顔を見合わせる。
そのとき、見張りに立っていた一之助と二右衛門が警告を発した。
「皆の衆、Qちゃんでござる!」
「逃げるでござる!」
慌てて踵を返そうとしたが、十字路なのがまずかった。
気づけばQちゃんは、東西南北、四方から飛んできている。
「うそっ、囲まれた!?」
まゆらがたたらを踏んだ刹那、Qちゃんがビームを放ってきた。
咄嗟に避けたがこのままじゃ逃げ場がない。
Qちゃんのボディの正面についた射出口が輝きだす。ビームを放つ前兆だ。
「! もうだめ……っ!」
まゆらが撃たれることを覚悟したそのとき、サンマさんパーカーを目深にかぶった青年が乱入してきた。
「まーってまてまて! 攻撃とか流石にまずいって」
彼がまゆらの肩を引き寄せて庇うと、間一髪、ビームが青年の耳の脇をすり抜けていく。
次の瞬間、ビームを放ったQちゃんのボディがバラっと分解して地面に落ちた。
二人目の乱入者だ。知的で品のよい雰囲気の青年で、片手を突き出している。
「大丈夫か、キングス」
「ブルーマロウか!」
キングスこと
桜井 ラッセル
と、ブルーマロウこと
八神 修
は知り合いのようだ。
Qちゃんがバラけたのは二人目、修の能力<分解>によるものだった。
「キングス、あと三体来るぞ」
修が鋭く告げる。
「あれは壊してもいいものか」
聞いて来たのは道哉だ。
「壊さないでくれ。一体は欲しい。Qちゃん止めてみるから……時間、稼いでもらえたらっ」
ラッセルは、手にした端末を目にもとまらぬ速さで操作する。その間に道哉は脆いところが光って見える自身の能力「ほころびの光」で、壊れない程度にQちゃんを強打し、一体を確保する。
「よしっ、これで……止まれ!」
キーを叩くと、残っていた二体のQちゃんたちが突如静止し、その後、まるで健忘症にでも掛かったみたいにふわふわと元の持ち場へ戻りはじめた。
「少年、撃たれてないか、平気か?」
「大丈夫だ。それより、そのQちゃんを貸してくれないか」
「いいとも。これの頭から情報をさかのぼって読み取れたりするんだろう? 私はできんから何とかしてくれ。あなろぐなことしか力になれなくてすまないね」
「アナログ歓迎、捕まえてくれて助かったよ。こっちはハッキングなら任せろなんだけど、じっさいのところ物理が必要なこともあるしなー」
道哉からQちゃんを受け取り、ラッセルはおもむろにパーカーのフードを外す。
「改めまして、俺はキングス。いわゆるホワイトハッカーだ。
ラーメン探してんだろ? 声をかけちまったのも縁だ。
お前ら悪い奴ってわけでもなさそうだし、前々から都市伝説に興味あったから協力するよ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年03月29日
参加申し込みの期限
2022年04月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年04月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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