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暗夜雨道 ~寝子島辻斬り物語~
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・旧市街の討ち入り
柘榴は戸惑いを感じつつも、旧市街の渡瀬 一の家の中へ招かれていた。
「木刀! すごいね、すごいね!」
と純真そうな目で、にこにこと招かれては、どうにもやりにくい。
が、やることはやられないけない。
「おい、坊主。いい加減に猿芝居はやめとけ。どうせわかってるんだろ?」
「酷いなー、もう少し遊ばせてくれたっていいじゃん!」
一はあっさりと、自分の正体を露見する。
柘榴は部屋の中央に陣取りつつ、挑発するように言う。
「餓鬼、新選組の沖田総司が好きなのか? 俺はよォ……斉藤一が好きだぜ……奴は無敵の剣の使い手だからよ!」
「僕は斉藤一が嫌いだね。名前同じなのも、もっと嫌だね! 沖田総司? どうでもいいよ」
が、沖田総司が嫌いである事は予想外だったのであろう。
思わず、柘榴は聞き返した。
「てぇことは、てめえのは……なんだ!?」
「さぁ? でも戦ってみれば分かるんじゃ無いかなー?」
そう言って、八畳あるか無いかの部屋の中に影が現れる。
「やっちゃえ! トシゾウ!」
その瞬間、柘榴の目の前にタオルケットが広がった。
「洒落臭い!」
柘榴は半歩下がると、木刀を抜き放ち、タオルケットを吹き飛ばす。
その瞬間、部屋にあったであろうハードカヴァーの本が飛んできた。
「ちっ!」
それも木刀ではたき落とす。
ちらりと、見れば影が生まれている。
どうやらアレがトシゾウというらしい。
「影が物体を掴むだと?」
驚くまもなく、踏み込んできたトシゾウの攻撃に木刀を合わせる。
が、すぐに巻き返しをはかる。
柘榴はそのまま引っかけるようにくるりと刀身を翻し、敵の力をいなす。
「せあっ!」
そして、自分の木刀に勢いが載ったところで突きを放つ。
が、これはそのまま体の動きで避けられる。
そして、体勢を立て直したトシゾウは思わぬ行動に出る。
トシゾウは袈裟切りに来た柘榴の攻撃は弾くと、弾いたその勢いで下段に切り込む。
臑切りである。
「何っ!」
トシゾウの刀が通り抜けた部分に鈍い痛みが走る。
致命傷ではないようだが、足をやられたようだ。
そして、今更ながら室内だと自分が不利な事に気づく。
どうも、相手の方が手慣れている感じがするのだ。
が、少しの隙を見つけて、納刀の構えを取る事が出来た。
これで勝負はまだ分からなくなったのである。
「……」
相手のトシゾウは無言でその構えを圧してくる。
が、気組みでは柘榴も負けていない。
しばし、にらみ合いが続く。
次の瞬間、トシゾウの足がかすかに動いた。
と思ったら、目の前には文庫本が飛んでくる。
しかし、それはたいしたダメージでは無い、集中しているが故に、柘榴はそれを無視する。
そして、トシゾウはここで片手平突きで踏み込んできた。
カッ! と柘榴は目を見開くと、木刀で抜き打ちにしたが、それがガキィンと胴の部分で音がする。
脇差であろう部分を抜いて、防御していたのである。
「不覚っ!」
そのまま、斬撃に変わった刀身を見て、柘榴は異世界からはじき飛ばされた。
・メイド? のお仕事?
さて、その一の影がいるアパート付近では、メイドである雫が影を引きつけて退治して回っていた。
「下賤で下劣な畜生如きがメイドである私を殺すなんて七代生まれ変わってからやり直してきてくださいませ」
愛刀を振るいつつ、雫はどれくらい斬ったか分からない影の数を適当に数えてやめた。
旧市街の雨はますます強くなり、立っているだけで体力が削られていく。
まだぎりぎり視界は保てているものの、落神神社に向かう人らは、一体どうするのであろうかと思いつつ、目の前に現れた影をまた一体と切り伏せる。
払い斬り、そして得意の突きで確実に殺していくその姿は、十分仕事を果たしていると言えよう。
ふいに、ばしゃばしゃと足音が聞こえると、二人の人影が現れた。
影から見ると刀と千歳のようだが、雫にしてみればまだ正体が分からない。
が、どうやら味方らしいというところまでは判別できる。
「……どうやら、もう一働きする必要がありそうでございますね」
そう言いつつ、状況を確認する。
どうやら、ある程度の影は倒せたらしいが、次いつ出現するか分からない。
「もし、襲われて怪我した方であれば、私のろっこんで癒しましょう……まあ、私は殺す方が性に合ってますが、メイドは御主人様を癒し、守るものなのです」
そう言って援護に向かうのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
ホラー
冒険
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月18日
参加申し込みの期限
2013年10月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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