this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
暗夜雨道 ~寝子島辻斬り物語~
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
9
つぎへ >>
【血戦】
・星ヶ丘マリーナにて
まっ先に星ヶ丘マリーナへと到達したのは、舞衣、若菜、舞華の三人であった。
普段は比較的この三人の中で体力がありそうな舞華も含めて、三人とも完全に息が上がっている。
スタミナの消耗が普段より激しいのだ。
雨に濡れながら、敵の襲撃に気を付けながら、そして、ある程度の明かりがあるとはいえ夜である。
「つ、つかないんじゃないかと思ったっス」
ぜぇぜぇと空気を吐き出しながら、舞衣は言う。
「あ、いたよ!」
そんな舞衣を気にしつつも、若菜が街頭にぼんやりと照らし出された赤森 平治を見つけ出した。
「……ただならぬ気配ね」
箒を地面に水平な状態にして刺突を繰り出し、影を倒しつつ舞華は呟く。
やがて、平治から抜け出すようにして現れた影は、ゆったりとすり足で、三人を見据えながら歩く。
「ムネヨシ……!」
平治がそうつぶやくのが海から吹く風にのって聞こえた。
どうやら、影の名前はムネヨシというらしい。
そのムネヨシは腰に鞘があるが、一向に抜く気配はない。
だらりと、両腕を下げ、悠々と進む。
「先制攻撃っスよ!」
それをスキと見た舞衣ががむしゃらにうちかかる。
ネギとごぼうの二刀流が相手に躍り掛るも、両腕がピタリと踏み込んできたムネヨシによって、受け止められていた。
「……やな予感っスね……ぎゃっ!?」
そのまま柔道のように地面に叩きつけられる。
畳ではなくコンクリートへの一撃なのでものすごく痛い。
「そこで、突きよ」
が、その間に背後から舞華が某幕末を舞台にしたアニメフィクションで有名な独特の突きを繰り出す。
シャキ!
金属が擦れる音がしたかと思うと、箒があっさりと空中にはじかれる。
ムネヨシはその踏み込みに合わせて飛び退きつつ、振り向きざまに剣を上へと抜き放ったのだ。
「チートっスね」
這いずって逃げながら、舞衣は愚痴をこぼした。
一方、若菜は平治へと近寄っていた。
「あ゛ぁ?」
濁った目で若菜を見る平治。ムッと強い酒の匂いがした。
意識はかろうじてあるようだが、ぶつぶつとムネヨシ……ムネヨシ……とつぶやいている。
「家族って本当に難しいよね……でもだからって、ここで飲んだくれても何も変わらないよ」
若菜が平治をゆするも、ただだらりと平治は呟く。
「教えて、おじさんは家族とどうしたいの、どういう関係になりたいの?」
「あ゛……あ、が……ムネヨシ……づよび、かっごいび、なりだい」
若菜はどうしようと舞衣と舞華の方を見るが、そこでは絶望的な戦いが繰り広げられている。
舞衣のごぼうはもはやズタズタに切り裂かれ、箒そのものを飛ばしで不意打ちを仕掛けたり、敵の攻撃を木刀で受け流してスキを作ろうとしても上手くいかない。
が、ここに来て説得をやめるわけにはいかない。
「おじさんにここでこのまま酒をただ飲んでいるだけで本当にいいの?! 痛っ!」
「だぼす……! なべる……! づよぐ!」
その瞬間であった、平治が若菜を掴んだのだ。
「いやっ!」
抵抗するも、ものすごい力でふりほどくことができない。
そのまま、舞華とムネヨシと舞衣のいる方へと若菜を引きずる平治。
「その手を放せッスよ!」
それに気づいた舞衣がねぎを平治に向けて放り投げる。
「ぶごっ」
「あっ!」
そのネギは、平治のだらりと空いた口にクリティカルヒットした。
どさっとその場に若菜は放り出される。
しかし、そこに不幸があった。
ちょうど、ムネヨシの真ん前に放り出されたのである。
「か、鏡」
咄嗟に、ろっこん発動のため鏡を出そうとしたが、ムネヨシの刀は無慈悲にも降りおろされた。
その刀が若菜の首にあたった瞬間、若菜は強制的に異世界から弾き飛ばされた。
「……どうやら、無事なようっスね」
もれいびであるが故か舞衣にも舞華にも何となく理解はできた。
「これ以上暴れさせるわけにはいかないわ……とっておきの、ダメ押しというヤツです」
ちょうど、ムネヨシに向けて、スカートに隠していた警棒を取り出して構える。
そのまま、踊るように二刀を振り回しつつ、ムネヨシに迫……ろうとした。
「……っ」
ちょうど、ムネヨシは右足を前にして、大きく足を開いた姿勢となり、背中を丸め両手をだらりと下げつつ、じりじりと舞華に迫る。
影のような存在とはいえ、目に見えぬ気迫が舞華をつつみ、攻撃をためらわせる。
その間に、舞衣は平治を叩いたりしてみるも、全く成果を得られない。
「従者の名家、檜扇ですよ? この程度の荒事出来ないでどうします?」
そう、言い聞かせるように、つぶやいてからムネヨシに向けて勢い良く踏み込む。
刹那、乱舞とも言える斬撃が舞華から繰り出される。
ひらり、とその斬撃はあっさりと回避されるも、舞華はさらにくるりと円を描くようになぎ払った。
しかし、後ろから踏み込んできたムネヨシに両腕を封じられる。
「くっ」
そのまま、間合いを取るように離れようとした舞華に稲妻のような一閃が迫り、なすすべもなく異世界から弾き飛ばされる。
舞華が着られる直前、咄嗟に舞衣に向かって箒を放り投げた。
「どうにでもなれっス!」
しかし、圧倒的な実力差の前に、舞衣も異世界から弾き飛ばされた。
「死ぬよりはマシだろう」
淡々としたテオの声を聞きながら。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
暗夜雨道 ~寝子島辻斬り物語~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
ホラー
冒険
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月18日
参加申し込みの期限
2013年10月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!