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寝子島の風にのって、ふわふわわ~
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お花見をしましょう、お弁当を持って。ひらひら舞い降る桜の下で。
お花見をしましょう、みんなで楽しく。うららかな春をことほいで。
◆
柔らかな蒼の広がる空の下、淡いピンクが華やかに揺れる。ひらり、舞い落ちてくる花弁を手のひらで受け止めながら、
篠原 翠響
は「わぁ」と歓声を上げた。
「すっごく綺麗! 春だねー」
毎年同じように咲く桜の花は、けれど何故だかいつも初めてのように美しい。満開の花の下をそぞろ歩けば、何だかうきうきしてしまう。
ゆえに少し弾むような足取りで、翠響は桜の下をのんびり歩き。お花見のビニールシートへと戻ると、いそいそと自分の紙皿とお箸を手に取った。
「腹ごなし終了ー。さっ、次は何を食べようかな」
「お、じゃあ飲み物ここに置いとくな」
そうしてお重の中をじっと物色し始めた、翠響に
桜井 ラッセル
がそう声をかける。ここ、とお茶を入れた紙コップを倒し難い場所に置き、次いで向かうは
アシュリー・アンダーソン
のところ。
ビニールシートの片隅で、幹に背中を預けて座り桜を見上げていたアシュリーに、ほら、とラッセルは紙コップを手渡した。
「お茶。こぼすなよ」
「ありがとうございます」
その紙コップを受け取って、アシュリーは微笑み礼を言う。こく、と口をつけた紙コップを守るように両手で持ち、また見上げた視界一杯に広がるのは数えきれない無数の花の、白にも似た薄くれない。
イングランドにも桜やそれに類する花は在るけれど、日本のそれとは趣が違う。そのせいなのか、見飽きることなどないと言うように桜を見上げているアシュリーの傍らに、少し腰を下ろしてラッセルもまた、その儚くも力強く咲き誇る小さき花々に目を細め。
「ラッセルー! あたし達にもお茶ちょーだい!」
「喜んでー!」
ぶんぶん手を振って呼ぶ
初瀬川 理緒
に、苦笑いをしながら某居酒屋のような返事をして、ラッセルはお茶のペットボトルを持って行く。どうぞ、と手渡すと、受け取った理緒は「ありがと!」と自身と
佐和崎 紗月
の紙コップに注いだ。
そうして「はい」と渡されたお茶に、紗月がにっこり微笑む。
「ありがとう、理緒ちゃん」
「いえいえー。それにしても、今日晴れて良かったよね」
「ね。暖かいし、お花見日和で本当に良かったわ」
この季節、まだまだ冷え込む日もあれば、雨や風で桜が散ってしまう事もある。そうならず、こうして美しい満開の桜の下で楽しくお花見が出来て、良かったと微笑み合った。
ましてそれが大好きな相手と一緒なら、なおさら楽しく感じられるというもの。目に映る薄くれないの花だって、いつもより何倍も綺麗に、特別に見えるのが不思議。
そんな事を話しながら、お弁当を取り分け食べる。おにぎり、玉子焼き、ベーコン巻きにプチトマト。ミートボールに刺した可愛らしいピックが、特別感をますます高めている。
こんな時に話すのは、何も特別な話題じゃなくても良くて。学校の事やテレビの話、それから時には互いの思い出話なんかもしたりして。
「――あっ」
「お花。そのまま落ちて来たのね」
そんな中、目の前にちょうどポトリと落ちてきた、綺麗な桜の花に2人は頬をますます綻ばせた。理緒の摘まみ上げたそれを、紗月がドライフラワーにでもしようかと提案する。
そんな2人から少し離れた所では、
瀬川 天音
が同じく紙皿と割りばしを手に持って、美味しいお弁当に舌鼓を打っていた。
「んんー。とっても美味しいです。この玉子焼きの絶妙な味付けがまた……」
「本当に……こちらの唐揚げも、しっとりしてるのにサクサク感もあって……」
そんな天音のしみじみ嬉しそうな言葉に、
愛猫 萌々子
も大きく頷きながら唐揚げを噛み締める。なぜかグルメ番組のコメンテーターのような会話になっているが、本当に美味しいのだから仕方ない。
それは、普段とは違ってピクニックのように外で食べているからか。お弁当という形式が、味を何倍も美味しく感じさせるのか。美しい春の青空と桜の花の下だからか。みんなでこの特別な時間を過ごしているからか。
幾つも理由は考えられて、でもその理由を知ることに意味もない。大切なのは今この時、みんなでのお花見を楽しむという事。
そうだ、と萌々子が割りばしを置いて、代わりにスマホを取り出した。そのままカメラを起動して、セルフィモードにセットする。
きょと、と目を瞬かせてそれを見ていた天音に、そうして萌々子はにっこりした。
「写真、撮りませんか。今日の記念に」
「――良いですね」
そうして告げた萌々子に、告げられた天音はにっこり微笑み頷いた。まずはそのまま1枚撮って、次は他の皆にも声をかける。
「あのっ、皆さんも一緒に映りませんか?」
「え、なになに?」
「おー、面白そう!」
萌々子と天音が声をかければ、周りでそれぞれに楽しんでいた人々も、笑顔で近寄ってきた。そうしてセルフィ画面を覗いて「もっと近寄ってー」「前、しゃがんでしゃがんで!」と声を掛け合い、みんなで一緒に記念撮影。
そんな風に賑やかに、和やかにお花見のひと時は過ぎてゆくのだった。
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担当ゲームマスター
墨谷幽
KAN
阿瀬春
菊華 伴
笈地 行
蓮華・水無月
シナリオタイプ(らっポ)
グリーンシナリオ(0)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年12月10日
参加申し込みの期限
2021年12月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年12月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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