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【プール開き】六月快晴初およぎ日和
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●ここはどこ、あやかしプール!?(6)
眩しい日差しを手庇で遮り、
篠原 翠響
は白い歯を見せて笑む。
「寝子高はかなり自由な学校とは聞いてたけど、
プール開きの日に限ってとはいえ、まさか私物の水着オッケーとか思わなかったな」
ポップな柄のトップスに、シンプルな紺のスカートタイプのボトムス。ビタミンカラーのリボンも相俟って、翠響の爽やかさや元気さが伝わってくるコーデだ。
1年生の翠響は、中学生だった去年の今ごろは市内の木天蓼女学院高校(通称マタ女)へスポーツ推薦での入学するつもりで、所属している寝子島スポーツセンター内の体操クラブで新体操に励んでいた。流れが変わったのは、去年の
全国大会で優勝
したあとから。強い選手が欲しいのは、どの学校も同じ。翠響の元には各校からうちに来ませんかという誘いが殺到し、その争奪戦の勝者となったのが寝子高だったのである。
今年から新設された新体操部
の主力メンバーとして、翠響は1年生ながら、8月のインターハイへ向けての県予選に向けての練習やら、
部費争奪戦
やらに明け暮れていた。
「ここのところ多忙だったからなー。プール開きは気分転換に持ってこいだよね」
わいわいコースでのんびり水遊びに興じていた翠響であったが、途中から雲行きが怪しくなってきた。
◇
「ひゃんっ」
可憐、かつ、あられもない悲鳴がプールの中からあがる。
顔を赤らめているのは
白 真白
だ。
身長119センチという真白は半透明でカラフルな水玉柄の浮き輪の穴から上半身だけを出すかたちで、友人たちとわいわいプールで遊んでいた。
待ちに待ったプール開き、ここのところ暑かったから冷たい水を心地良く感じていたものだ。
身長より水深が深いのでつま先は浮いたままだったが、みんなに押してもらったりして海にいるみたいな感覚になれるのはお得に思えた。
ところがいきなり誰かに、水中に浮いたままの背中をツツッとなぞられたのである。
「え、なになに? 今誰か背中触った?」
友人たちは不思議そうに首を横に振った。
「どうしたの真白ちゃん」
「誰も触ってないよ」
たしかにそう言われてみればそうだった。
真白が大きな浮き輪にすっぽり嵌っているせいで、友人たちはすこし遠巻きに集まっている。
手が届く範囲にはいなかったのだ。
気のせいだったかな、と思ったそのとき、また背中をなぞられた。
「ひゃうっ、ま、また!?」
真白の悲鳴に、友人たちは眦をきりりと上げて警戒モードになった。
「真白ちゃんが可愛いから誰か狙ってるのかしら」
たしかに真白は可愛かった。
明るくて前向きで、ロリっ娘体型でありながら、みんなが憧れるむっちむちの爆乳だ。
灰色の瞳の片方が明るいのも魅力だった。色違いなのは昔あった事故の後遺症で義眼だからだ。当時は辛かったけれど、今は割り切って、お洒落として様々な色の瞳を使い分けている。透き通るような柔肌は水色のマイクロビキニで包み込んでいる。ふわふわしたシースルーのパレオはケーキの上の生クリームとアザランを思わせるようなデザインで、今日の真白は一言でいって『おいしそう』だった。
友人たちは彼女を守ろうと、かごめかごめをするときみたいに手を繋いで真白の周りを取り囲んだ。
真白自身も目を凝らして水中を覗き込む。
真白の目には、不自然に屈折した水の揺らぎが見えた。
「水の中に透明な何かが……」
もっとしっかり水中をみようと浮き輪の片側に寄り掛かる。浮き輪が傾いて、背中側が無防備になったその瞬間、うなじの側で結ばれたリボンが引っ張られた。
「あ、だめ、そこはだめ!?」
真白は体勢を立て直そうとするが、逆にバランスを崩してしまい、浮き輪に掴まっているのが精いっぱいだ。
「だめ、だめ! それ引っ張られたら水着がほどけちゃう!」
拒絶虚しく、リボンが解ける。
胸を包んでいたレースつきの水着ははらりと落ち、ありえないスピードで流されていく。
真白の、吸い付いたくなるような胸が、ポロリと露わになった。
「だめーーー!」
浮き輪で胸元を隠そうとするが、浮き輪が半透明なので、却って押し付けられた胸が露わになってエロい。
さらに、騎士よろしく真白を取り囲んでいた友人たちも次々に水着が脱げている。
「きゃーーー!」
「見ちゃだめーーー!」
◇
翠響はあがる次々にあがる悲鳴を聞きつけ、訝しげに振り返った。
「ちょ……何でエロいことばっかり起こってるわけ? ていうかあやかし? 霊界? また神魂案件?」
見えない者に水着がはぎ取られた被害者は次々に増えていった。
気分転換に母校のプール開きで泳ごうと遊びに来ていた
落合 まゆら
もその一人となった。
「ちょ、ちょっと待って、なんでエロあやかしが跳梁跋扈してるわけ?」
寝子島アニメーション学院声優科2年生の彼女は、声優の卵だ。校内選抜で今年の春アニメ『春の音を奏でるのは君』への出演が決まったため、授業に通いながらスタジオにも通って収録に参加したりと忙しい日々を送っていた。といっても卵の自分が割り当てられるのは、ガヤと言って街の人や学校のクラスメイトなどがガヤガヤ話しているような声のことだ。台本にはただ(ガヤ)と書かれているだけで台詞はなく、状況に合わせて適当にアドリブで喋ってね、ということがほとんどだ。そのほかたまに「カーナビの音声」「猫の鳴き声」といったことはやらせてもらったが、毎回スタジオにはいても、エンディングロールに名前など出ない。
もちろん夢はちゃんと名前のあるキャラクターの声をあてる事、さらにいえば主役だ。
先日の最終回の収録でも自分に割り当てられたのはやはりガヤだったが、自分がどう評価されてるかと思うと気がかりではある。はじめはガヤでも、いい芝居をしていたり頑張りが見えれば、監督やスタッフさんの目にとまり、べつの機会に見出してもらえる可能性もある。
1クール、夢中で収録に参加しているうちに季節が進み、いつのまにか夏になっていた。
「そういえば暑くなってきたよね。もう6月も終わりなんだ」
そんなことを思って、久々の開放感を味わいにやってきたまゆらであったが……
「こらっ! 人の水着を剥ぎ取ろうとするなー! あっち行ってよっ!」
ボイストレーニングで鍛えた声で、見えないあやかしを怒鳴りつける。
そのとき、ビーチボールが飛んできて、まゆらの傍で何かにぶつかり跳ね返った。
水しぶきが上がり、ボールをぶつけられた水の中の何者かが逃げて行った気配がした。
「あっ、ヒットした!」
ボールを投げたのは翠響だった。
新体操で鍛えたコントロールで、水中のあやかしを追い払ったのだ。
「お姉さん、大丈夫ですか?」
「ええ、ありがとう。やっつけたかしら?」
「どうでしょう……ビーチボール程度じゃ、やっつけるまでは至らないかも」
水中のあやかし――色情霊はその場を去っただけで、未だ獲物を狙っているはずだ。
そんな最中ではあったが、まゆらが
相原 まゆ
先生の指名を受けた。
「えっ、こんな状況でタイムアタックとかないでしょ?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
31人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年11月06日
参加申し込みの期限
2021年11月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年11月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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