「で、どの部活が一番強いのかね?」
「たたかってみたら、わかるんじゃない?」
この春、寝子島高校の理事長となった
野々 ととお。
その有能な秘書・アドバイザーを自称する幽霊少女、
餅々 きなこ。
理事長室における二人の会話に、
神魂が応えた……のかもしれない。
「あの激戦が今再び!
寝子島高校に存在する無数の部活動の中で、最強は果たしてどの部なのか!?
部活王決定戦、その火ぶたがここに切って落とされます!!」
黒崎 俊介教頭のノリノリな実況とともに突如開幕となった、寝子島高校・部活王決定戦。つまるところ異種格闘技戦である。
以前に行われたクラブ対抗・部費争奪戦では、風船割り競争というある種牧歌的な戦いが繰り広げられたが、今回は真正面からぶつかりあうガチンコバトルなのだ。
しかしながら、最強の部活を決める……となれば当然
格闘技系部活に絞られるものと思いきや、参加者リストには
スポーツ系運動部、文化系部活に同好会、委員会活動までもが名を連ねているのはどういうことだろう。
そしてそんな状況を誰もが疑問に思わず、当然の流れとして受け入れているのが神魂のおそろしいところである。
「実況は私教頭の黒崎、解説は
白沢 絢子先生。ゲストに
野々 ととお理事長をお迎えしてお送りいたします。お二方、どうぞよろしくお願いいたします」
「はい、よろしくお願いします」
「イエーイ、ののこ見てるー!?」
「解説の白沢先生、ズバリ! 本大会の優勝候補は?」
「そうですね~。
本命はやっぱり、
空手部、
剣道部に
柔道部などかしら。
でも、俊敏なフットワークが持ち味の
サッカー部もあなどれないし、
風紀委員会は
ウォルター・ブラックウッド先生仕込みのチョーク術が脅威ね。
ダークホースは……
製菓部かしら?」
「うふふっ♪」
そんなわけで、グラウンドの特設格闘リングにて始まった部活王決定戦。
優勝した部活・委員会は、
来年度の活動費が大幅にアップするとのことである。
運動部・文化部の垣根も越えた、格闘の祭典。
我こそはと思うならば、ふるってご参加いただきたい。
挑戦者求む!!
ぱーすぺです。よろしくお願いします!
概要
各部活動、同好会、委員会活動が一堂に会して繰り広げられる、活動費争奪戦です。
前回はコメディエアーが吹いていましたが、今回はバトルエアーの影響を受けた異種格闘技戦。部活王決定戦です!
※前回シナリオと特につながりはありませんので、読まなくても問題なくご参加いただけます。
格闘技系のみならず、球技や陸上競技、文化系部活や委員会までもが参加可能です。
普通に考えれば格闘技経験者にバトルでかなうはずもありませんが、そこはバトルエアーのおかげで、
皆さんの身体能力は格闘技部・運動部並みに強化されています。
また、
部活動にまつわる全ての技術・技能、道具などが格闘技的に扱えるようになったり、
バトル向けの特殊能力や必殺技を発動したりすることができるようになっています。
例)
サッカー部なら…サッカーボールを相手の顔面にシュート!
料理部なら…包丁で攻撃! まな板でガード!
漫画研究部なら…描いたキャラクターが実体化して戦ってくれる!
などなど。
また、格闘系部活も技がパワーアップしたり、より俊敏に、パワフルに立ち回れるようになっています。
つまりあらゆる部活動・委員会が対等な条件のもと、格闘対決を繰り広げることになります。
なお今回は、外部から助っ人を呼ぶことも許されています。
お友だちや恋人、家族、先生などに応援を求めるのも良いでしょう。
寝子高生はもちろん、小中学生に大学生、社会人、ほしびと、最近話題のあやかしさんも、
ふるってご参加ください!
アクション
必ず、【所属する部活名】(または同好会名、委員会名)をお書きください。
助っ人として参加する場合は、【応援する部活名】をお書きください。
※今回は、ろっこんの使用は不可となります。
<対戦形式について>
全チームのバトルロイヤルになります。
対戦人数は3人対3人のチーム戦です。チーム同士の共闘や裏切りも可能です。
また希望する場合、1人ずつのタイマン勝負やタッグマッチ、トリプルマッチを挑むこともできます。
なお主要な対戦者(PCさん)以外の選手のバトル模様は、適当に端折られます。あしからず。
<試合場について>
寝子高校内が舞台になります。
学校の敷地内ならどこでもバトルが可能。また、亜空間的なものを招来しても構いません。
なお、校庭の真ん中にはリングが設営されています。
リング内には強烈なバトルエアーが吹き荒れており、
・攻撃力、防御力の飛躍的な上昇。
・必殺技の性能アップ。
などが見込まれます。
対戦チーム同士が希望すれば、このリングを使用してバトルすることもできます。
リングの広さは10メートル四方程度(ボクシングよりちょっと広いくらい)
場外は即失格ではなく、10カウント以内に戻ればOK。
<ルールについて>
「まいった」と言うか、意識を失って10カウントで敗北となります。
なおバトルエアーの影響で、皆さんの身体は非常にタフで頑丈になっています。
思いっきり戦っても相手が大ケガをするようなことはありませんので、ご安心を。
万一ケガをしたとしても、一日寝ればすっかり元どおりになります。
<助っ人について>
各部活で1~3人程度、外部から助っ人を連れてくることができます。
部員以外の学生や、寝子高教師陣も頼まれれば力を貸してくれることでしょう。
ただし助っ人は、助力する部活動の流儀に則って戦う必要があります。
(野球部ならユニフォームを着てバットやボールで戦ったり。華道部なら花を咲かせて幻惑したり)
NPCについて
登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
なお部活の顧問の先生は、助っ人枠での出場になります。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、口調などのキャラクター設定をアクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いてもらえれば大丈夫です。
以上です。
どなたでもお気軽にご参加ください!