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- 00月00日生 00歳
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【創立記念】マスカレード☆トリエンナーレ！
●栄誉に輝いたのは……
「続きまして、幻装賞の発表です」
この賞は、当初予定していた三つの部門に新たに追加されたものだ。
「修君、私達、賞もらえたよ！」
受賞に喜ぶあおいを見て、修はトリエンナーレ開催までの準備の苦労が吹っ飛んだような気がした。
照明や演出を手伝ってくれた生徒達には、改めてお礼をすることに。生徒達も功労者なのだから。
「天使と悪魔の恋愛話、素敵だったわー。衣装も素敵だったわよ」
恋バナに興味がある久保田先生は、修達にこの賞を！ と強く推した。
「ナレーションがあったとはいえ、終始無言の演技は大変だったでしょう？ 天使と悪魔の思いが伝わるような演技、お見事だったわ♪」
演劇担当の視点で、フジコ先生は高く評価した。幻装賞ができたのは、フジコ先生の猛烈アピールによる。
（あおいと一緒に受賞できて良かった）
満面の笑みで受賞を喜ぶあおいを見て、寝子高生最後のトリエンナーレに参加して良かったと思う修。
残るは最優秀ねここー賞。トリエンナーレで最も名誉ある賞ともいえる。
ある出場者は祈り、ある出場者は駄目かも……と諦めたりと、まだ名前を挙げられていない出場者は様々な状態で結果発表を待つ。
絢が左手を高く掲げるとドラムロールが鳴り、スポットライトが忙しなく動き出す。
ドラムロールが鳴り終わると、受賞者にスポットライトが当たる。
「わたし達がねここー賞なのですかぁ？ 夢じゃないですよね、瑠奈ちゃん」
信じられない、と驚きを隠せない愛唯。
「ねここー賞……すごく嬉しいなぁ。夢じゃないよ、愛唯さん。あたし達が受賞したんだよ」
トリエンナーレ出場で見せた笑顔を、瑠奈は発表後にも見せた。
「雪寄さん、夢宮さん、受賞おめでとうございます！ 皆さん、お二人に盛大な拍手を！」
絢の祝福の言葉の後、発表の場に拍手が響き渡る。
他の受賞者、惜しくも受賞を逃した出場者達も彼女たちに拍手する。
審査員で最初にコメントしたのは理事長。
「童話を思わせる衣装と演出、とても素敵だったよ。絢ちゃんのナレーション、いや、朗読というべきかな？ それに合った動きも良かったよ」
童心に帰った気分になったよ、とコメントを終えた理事長に続き、フジコ先生がコメントを。
「あたしも理事長の同意見よ。最後に終始笑わなかった雪寄ちゃんが最後に見せた笑顔。これ、すごく良い表現だったわ」
演劇担当ならではの視点で、フジコ先生は二人のアピールを見ていた。
「笑顔の魔法がどんなものか、すっごく気になるわ。笑わない魔女だけど、お菓子を出す魔法は使えるの？」
相原先生の質問に対しては、二人はご想像にお任せしますとしか言えなかった。
「最初はどうなるかとハラハラしたけど、最後はホッとしたような気分になったわ。踊り、可愛かったわー」
恋バナ要素がなかったのがちょっと残念だけど、と心の中で言うが、久保田先生も楽しめたと評価する。
先生方のコメントが終わったので、理事長の挨拶でトリエンナーレを締めくくる。
「受賞した皆、改めておめでとう。他の皆も良く頑張ったね。楽しい時間を提供してくれてありがとう」
夢のような時間だったよ、と理事長はすごく楽しめたことも伝えた。
「衣装や演出プラン、自己アピールを考えたりと大変だっただろう。生徒や観客に喜ばれたことで、苦労は報われたんじゃないかな？」
お疲れ様、と出場者全員を労う。
「マスカレード☆トリエンナーレで寝子高を大いに盛り上げてくれてありがとう！ 出場者全員に拍手～！」
理事長が拍手すると、発表の場にいる全員が拍手し始めた。
「ねここー賞受賞者に与えられる校長の金ぴかバタフライマスクなんだけど、一つしか用意していなかったよ」
ごめんね、と愛唯と瑠奈に謝る。
金ぴかバタフライマスクは、後日、改めて二人に贈呈されることとなった。
「理事長、ありがとうございました。金ぴかバタフライマスクに関しましては、先ほど理事長がご説明された通りです。お二人には、賞状とトロフィーが授与されます」
名前が書かれた賞状は相原先生と久保田先生が。トロフィーはフジコ先生が愛唯と瑠奈に手渡した。
「本日はマスカレード☆トリエンナーレにお集まりいただき、誠にありがとうございました。不思議で楽しい雰囲気、いかがでしたか？」
絢は耳に手を当て、観客の声を聞くジェスチャーを。
「お楽しみいただけたようですね。以上を持ちまして、マスカレード☆トリエンナーレを終了します。出場者に盛大な拍手を！」
会場に、何度目かの盛大な拍手が鳴り響いた。
「続きまして、幻装賞の発表です」
この賞は、当初予定していた三つの部門に新たに追加されたものだ。
「修君、私達、賞もらえたよ！」
受賞に喜ぶあおいを見て、修はトリエンナーレ開催までの準備の苦労が吹っ飛んだような気がした。
照明や演出を手伝ってくれた生徒達には、改めてお礼をすることに。生徒達も功労者なのだから。
「天使と悪魔の恋愛話、素敵だったわー。衣装も素敵だったわよ」
恋バナに興味がある久保田先生は、修達にこの賞を！ と強く推した。
「ナレーションがあったとはいえ、終始無言の演技は大変だったでしょう？ 天使と悪魔の思いが伝わるような演技、お見事だったわ♪」
演劇担当の視点で、フジコ先生は高く評価した。幻装賞ができたのは、フジコ先生の猛烈アピールによる。
（あおいと一緒に受賞できて良かった）
満面の笑みで受賞を喜ぶあおいを見て、寝子高生最後のトリエンナーレに参加して良かったと思う修。
残るは最優秀ねここー賞。トリエンナーレで最も名誉ある賞ともいえる。
ある出場者は祈り、ある出場者は駄目かも……と諦めたりと、まだ名前を挙げられていない出場者は様々な状態で結果発表を待つ。
絢が左手を高く掲げるとドラムロールが鳴り、スポットライトが忙しなく動き出す。
ドラムロールが鳴り終わると、受賞者にスポットライトが当たる。
「わたし達がねここー賞なのですかぁ？ 夢じゃないですよね、瑠奈ちゃん」
信じられない、と驚きを隠せない愛唯。
「ねここー賞……すごく嬉しいなぁ。夢じゃないよ、愛唯さん。あたし達が受賞したんだよ」
トリエンナーレ出場で見せた笑顔を、瑠奈は発表後にも見せた。
「雪寄さん、夢宮さん、受賞おめでとうございます！ 皆さん、お二人に盛大な拍手を！」
絢の祝福の言葉の後、発表の場に拍手が響き渡る。
他の受賞者、惜しくも受賞を逃した出場者達も彼女たちに拍手する。
審査員で最初にコメントしたのは理事長。
「童話を思わせる衣装と演出、とても素敵だったよ。絢ちゃんのナレーション、いや、朗読というべきかな？ それに合った動きも良かったよ」
童心に帰った気分になったよ、とコメントを終えた理事長に続き、フジコ先生がコメントを。
「あたしも理事長の同意見よ。最後に終始笑わなかった雪寄ちゃんが最後に見せた笑顔。これ、すごく良い表現だったわ」
演劇担当ならではの視点で、フジコ先生は二人のアピールを見ていた。
「笑顔の魔法がどんなものか、すっごく気になるわ。笑わない魔女だけど、お菓子を出す魔法は使えるの？」
相原先生の質問に対しては、二人はご想像にお任せしますとしか言えなかった。
「最初はどうなるかとハラハラしたけど、最後はホッとしたような気分になったわ。踊り、可愛かったわー」
恋バナ要素がなかったのがちょっと残念だけど、と心の中で言うが、久保田先生も楽しめたと評価する。
先生方のコメントが終わったので、理事長の挨拶でトリエンナーレを締めくくる。
「受賞した皆、改めておめでとう。他の皆も良く頑張ったね。楽しい時間を提供してくれてありがとう」
夢のような時間だったよ、と理事長はすごく楽しめたことも伝えた。
「衣装や演出プラン、自己アピールを考えたりと大変だっただろう。生徒や観客に喜ばれたことで、苦労は報われたんじゃないかな？」
お疲れ様、と出場者全員を労う。
「マスカレード☆トリエンナーレで寝子高を大いに盛り上げてくれてありがとう！ 出場者全員に拍手～！」
理事長が拍手すると、発表の場にいる全員が拍手し始めた。
「ねここー賞受賞者に与えられる校長の金ぴかバタフライマスクなんだけど、一つしか用意していなかったよ」
ごめんね、と愛唯と瑠奈に謝る。
金ぴかバタフライマスクは、後日、改めて二人に贈呈されることとなった。
「理事長、ありがとうございました。金ぴかバタフライマスクに関しましては、先ほど理事長がご説明された通りです。お二人には、賞状とトロフィーが授与されます」
名前が書かれた賞状は相原先生と久保田先生が。トロフィーはフジコ先生が愛唯と瑠奈に手渡した。
「本日はマスカレード☆トリエンナーレにお集まりいただき、誠にありがとうございました。不思議で楽しい雰囲気、いかがでしたか？」
絢は耳に手を当て、観客の声を聞くジェスチャーを。
「お楽しみいただけたようですね。以上を持ちまして、マスカレード☆トリエンナーレを終了します。出場者に盛大な拍手を！」
会場に、何度目かの盛大な拍手が鳴り響いた。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2021年09月29日
- 参加申し込みの期限
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- 2021年10月06日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2021年10月06日 11時00分
