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猫鳴館、自治会長選任戦1371~ボロボロボをぶっ壊せ!
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●プロローグ
ズシン、ズシン……。
臓腑に響く地響きで1年生の
月原 想花
は跳び起きた。
「な、何? 地震?」
地震ではなさそうだ。ズシン、の地響きはまるで足音のように一定のリズムで続いている。
想花が暮らす猫鳴館は、いつ壊れてもおかしくないようなオンボロ寮だ。
地響きに合わせて天井からばらばらと埃が落ちてきた。
「これはまずいんじゃないか」
想花は枕元に置いていた眼鏡をかけると、しわくちゃのTシャツを伸ばしつつ部屋の外に飛び出した。
時刻は早朝。
廊下は同じように寝ぼけまなこで部屋から顔を出した寮生たちでいっぱいだ。
館内には目覚まし時計より大音量で、自治会長の声が響いている。
「愛すべき猫鳴館の諸君、起きろ! 謎の巨大ロボが三体、こっちに向かってる!」
「巨大ロボ? んなバカな」
想花は欠伸をして寝に戻ろうとしたが、どうも先輩たちのテンションがおかしい。
「選任戦だー!」
「各自、戦闘準備! 候補者は三人! 総員、これぞと思う候補者の陣営につけ!」
「真っ先に巨大ロボを壊したやつが次期自治会長だ!」
あちこちで鬨の声のような雄叫びがあがる。
訳も分からず唖然としていると、近場にいた先輩が想花の腕を取り有無を言わさず引っ張った。
「行くぞ、1年!」
「へっ?」
よほど阿呆面に見えたのだろう、先輩が早口で猫鳴館自治会長の選任戦をあらましを話してくれたので一応は理解したが、解かるようで解らない。
「……なんでロボットと戦うの?」
「考えるな! 感じろ!」
これが猫鳴館か。
「うーん……感じる、はわからないけれど、このままロボットが襲撃してきたら猫鳴館が破壊されてしまい、住むところがなくなってしまうんだよね。それは勘弁」
よろしい、というように先輩は想花を力強く掴んで走り出した。
玄関先では、真っ先に飛び出した
大江戸 マンモス
が朝靄にけぶる森の方を見て立っていた。
「猫鳴館に引っ越してきたのですが早々に選任戦が始まってしまいました。私も立候補したかったのですがねー。『タイミング悪くて残念』……そんな風に思ってた時期が私にもありました」
森の中からギャアギャアとカラスの群れが朝焼けの空に飛び出してゆく。
木々より高く揺れている黒い塊が西、北、東と三方にひとつずつあり、いずれもこちらへ向かってゆっくり行進してきている。喚く先輩たちの言葉から察するに、かつての猫鳴館生が遺したという巨大ロボらしい。
出現から十分ほどの間で、それらのボロボロのロボは『ボロボロボ』と命名されたようだ。
「なんですかあれボロボロボって!? 常識的にありえねーですよ!」
マンモスは吼える。
玄関が開いて、ヘルメットやらツルハシやらざぶとんやらで武装した先輩たちがわらわらと出てきた。
そんなふうに平然な顔して戦おうとしている人達がいることがマンモスにとっては驚きであった。
しかも、驚いたり焦ったりというより、喜々としている。
流石は猫鳴館。予想を遥かに上回る混沌っぷりだ。
「私は科学の信奉者。オカルトは断固否定しますがこの状況ではもうぐぅの音もでねえ……」
生身でロボと戦うとか到底無理、と割り切ったマンモスは救護要員になることを決意し、館内に取って返す。
すべきことは、そう、着替えだ!
「形から入るのは大事です。セクシィダイナマイトなナース服はどこにありましたかね」
「頼んだぜ、みんな……!」
猫鳴館の前に陣取っているのは、現自治会長・
近石 簾
である。
現職として中立の立場を貫きつつ、万一思ったよりボロボロボがしぶとくても止められるようにだ。
「俺のろっこんも、レンチのコレクションもみんなガンガン使ってくれ! 申し出があれば誰でもいくつでも貸し出すぜ。大きさも希望通りにする。あ、ただ重いのは注意な」
屋根の上には天使な元自治会長・
橘 明里
と、猫鳴館の付喪神・猫館 鳴の姿がある。
「わくわくするなの!」
「そう……?」
「鳴ちゃんと一緒にわくわくを共有したいの」
「……」
鳴は明里のテンションについて行けずにいる。
ただ、この屋根の上が戦況を把握するのに絶好なポイントであることは間違いない。
それこそ、実況解説ごっこにはぴったりの。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年08月16日
参加申し込みの期限
2021年08月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年08月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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