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●○おいでませ! 猫カフェBlack&White○●
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●
「あらあら、ここしばらく留守にしていた間にこんな立派な猫カフェが出来ていたなんて……ご近所としてご挨拶に行かねば」
小刀祢 雫
は、ふと目に留まったカフェの前で立ち止まる。
お洒落な街灯に照らされた扉は、艶やかな黒猫のよう。
猫カフェ『Black&White』は、まだ開店前のようだ。
店の前に飾られた黒板には、二日後にオープンの文字。
そして店の扉には、急ぎで作ったと思われる求人ポスター。
「……二日後が開店日ですのに、アルバイト急募……?」
雫は首を傾げる。
それはそうだろう。
開店日を後二日に控えてアルバイト急募とくれば、緊急事態に違いない。
雫は即座に行動に移した。
扉を優雅に開けて、店長と目が合うとにっこりと微笑む。
「初めまして。私、近所で『何でも屋』をやっておりますメイドの小刀祢雫と申します。以後、お見知りおきを」
メイド服のスカートを両手でつまんで一礼。
「何でも屋さん……?」
突然現れた雫に、店長の要院美華は思わず目をこする。
ポスターを貼ったのはたった今だ。
ネコッターで求人募集をかけた後、新規オープンの広告の予備に求人募集をマジックで書き込んで、入り口に貼り付けて。
まだ一時間と経っていない。
なのに礼儀正しいメイドが目の前に現れるなんて、夢のように思えたのだ。
「アルバイト急募を見ましたの。なにか、困った事態になっているのではありませんか?」
「え、えぇ、猫達が病気になってしまって……」
「あらあら、この愛らしい猫達が?」
「それに、注文していた品が届かなくて……」
「まぁ、大変!」
「そして従業員が、事故に遭ってしまったのっ」
思わず泣き崩れそうになる美華の肩を、雫はそっと支える。
雫は見た目こそ十代の少女だが、実年齢は恐らく美華よりも高いのだろう。
立ち居振る舞いから、大人の余裕が窺えた。
「…そのような窮地、例え『御主人様』でなくても見捨てるわけにはいきません。私をお雇いくださいませ。微力ながらお力になりましょう」
「でも、何でも屋さんを営んでいらっしゃるんでしょう? お忙しいのでは」
「いえ、これも『理想のご主人様』に出会う為の試練、それにご近所のよしみです」
にっこりと微笑む雫。
美華に抱きつかれんばかりに歓迎されたのは、言うまでもなかった。
八神 修
は、パチリと指を鳴らして運転手に合図する。
「どうかされましたか、お坊ちゃま」
「今通りかかったカフェに戻ってくれ。少し気になることがあるんだ」
「かしこまりました」
お抱え運転手は言われるがままに、旧市街の道を左折しながら高級車をすっと幅寄せし、店の前に止める。
すると、今まで大人しかった5匹の仔猫達が次々と鳴きだした。
まるで、一緒に連れて行ってとせがむように。
「そうか。お前達も気になるのか」
仔猫とはいえ、流石に5匹同時に抱かかえる事は出来ず、修は運転手に猫用キャリーバックをトランクから出させる。
白猫のミルク、黒猫のブラック、銀猫のミスト、ミケ猫のマーブル、ロシアンブルーのブルー。
それぞれの色合いを名前にした仔猫達は、お行儀よくキャリーバックに入り込む。
甘えん坊のミルクがみゃぁと鳴いて、キャリーバックを持つ修の手首に頬をすりよせた。
「お前は本当に甘えん坊だな」
ミルクの頭を、キャリーバックを持つ手とは逆で撫でて、修は猫カフェの扉を開いた。
そしてその20分後。
修と、そして5匹の仔猫達が猫カフェ店員となった。
「実家では猫を飼っているんですよ。今の寮では飼えないんですけど、寮の庭によく野良猫が遊びに来るんです」
綾辻 綾花
はそう言って、猫スペースに入る。
その瞬間、数匹のお猫様達が気づいて、即座に綾花にすり寄った。
「随分、猫が寄ってきているな」
ライレエ・アーレンス
は、そんな綾花の足元をまじまじと見つめる。
綾花が何もしていないのに、お猫様達は既にゴロゴロと喉を鳴らしていた。
リラックスしている証拠だ。
「昔から、なぜか側に猫がいるんですよね」
いつもの事とばかりに、綾花は屈んで猫の頭を撫でる。
その後ろでは、
結城 日和
が嬉しそうに猫カフェのエプロンをつけている。
「猫カフェの店員になれるなんて、嬉しいな」
日和は、くるっと回ってみせる。
ふわふわの、柔らかそうな髪に結んだアンティーク風リボンも、上品にゆれた。
「店長、ここの猫達にリボンを結んであげたいの。私も使ってるアンティーク風のリボンなんだけど……とっても似合うと思うの!」
ぐぐっと力説する日和の言葉に、美華はそうねぇと頷く。
「リボンがあると、きっとより一層可愛らしいわね。お願いできるかしら」
「はい!」
「手伝ってやるぜ。なんだかんだこいつら、ちょろちょろ動き回るし」
たたたーっと走り去ろうとしたお猫様を、ライレエがさくっと抱きかかえる。
じたじたと暴れていてもお構いなし。
「大胆なの」
「まぁ引っかいてきたりはしないだろ。激しく暴れてるけどな。さっさと結んじまえよ」
くくっと笑うライレエに促され、日和は大急ぎでリボンを結びだす。
「経験者ですか」
御剣 刀
の履歴書を見て、美華は尋ねる。
「現在もアルバイト中です。コーヒーや接客の知識なら自信があります」
「いまも、ということは、シフトを考慮する必要がありそうですね」
「難しいですか?」
「とんでもないですよ。大丈夫です。出来るだけ、ご希望の時間帯で勤務していただけるようにシフトを組ませて頂きます。経験者がいてくれるのは本当に心強いのですよ」
「つまり採用?」
「明日は大丈夫そうですか? 無理な時間帯や曜日は事前に教えてくださいね」
「明日……急募の件もそうですが、随分慌しいですね」
「えぇ。人手が足りなくて……」
そういう美華の後ろを刀がふと見ると、スタッフが何かを必死に、一心不乱に作っている。
よくよく目を凝らせば、にくきゅうだろうか?
猫のにくきゅうをモチーフにしたマシュマロを作っているようだ。
(そういえば表のメニューににくきゅうマシュマロ珈琲って書かれてたよな)
刀はぴんと来た。
「今日から手伝います」
「えっ?」
「にくきゅうマシュマロがなにかの手違いで駄目になった、そして急いで作らなければならない。そうですね?」
「えぇ、そうです。でも……」
「制服はまだないですよね。エプロン借ります。明日は早朝に店を開けて頂けますか。それに営業時間が終わったあとも。厨房を使いたい。あぁ、もちろん、残業代は頂きません」
「それは駄目ですっ」
「何故だ?」
思わず刀は敬語を忘れて素の言葉で聞き返す。
よもやまさか駄目だといわれるとは思ってもいなかった。
「働いていただくのですから、残業代はきちんとお支払いさせて頂きます。でも、深夜の残業は許可できないのです」
「労働基準法か?」
「そうです。深夜は、未成年の方には22時までしかお願いできないのです。ですから、朝だけ、残業をお願いできますか」
「なるほど、了解」
ふっと笑う刀は、15歳とは思えないほどに頼もしかった。
「あら? あなた、同じ学校よね?」
鴻上 優梨乃
は、
レティシア・ル・テリエ
をみて声をかけた。
学年こそ違うものの、優梨乃は校舎で何度かレティシアの姿を見かけていた。
けれどレティシアにとっては、優梨乃は初めましての相手だった。
戸惑っているのを感じた優梨乃はすぐに手を差し出す。
「ああ、ごめんごめん。私も寝子島校に通ってるの。
鴻上 優梨乃
、二年よ。よろしくね」
「レティシアと申します。どうぞよろしくお願いします」
「あなたもネコッター見たの?」
「そうなんです。猫カフェが大変だって聞いて……」
「やっぱりね。猫好きには見て見ぬ振りなんて出来ない事態よね」
「でも私、おうちの門限が早くって……20時には帰宅しないといけないのです。お手伝いできるのは18時ぐらいまででしょうか……」
「20時?! 厳しいね。でも確か募集に短時間もOKって書かれていた気がするわ」
そんな事を話していると、会話が聞こえていたのだろう、美華がひょこんと顔を出す。
「土日のみでも歓迎ですよ」
美華のその言葉に、レティシアはわぁっと顔を輝かす。
それはもう、採用といわれたようなものだ。
「店長、猫も足りないって聞いたわ。私の家の猫たちで良ければ、私のシフトの日は連れてこれるわ」
「まぁ、本当?」
「はい。3匹いるんだけど、でも一人で3匹いっぺんにつれてくるのは難しいわ。だから、レティシアさんさえ良かったら、同じ日にシフトをいれてもらって、出来れば一緒に猫を連れてくるのを手伝ってもらいたいんです」
「レティシアさん、どうかしら」
「わたしにお手伝いできる事なら喜んでお手伝いさせていただきます」
「決まりね!」
早速、猫達を連れてこよう。
優梨乃はレティシアを連れて、猫をお迎えに。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月06日
参加申し込みの期限
2013年10月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月13日 11時00分
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